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旭山記念公園野鳥情報2026年2月10日(火曜日)

 

旭山記念公園野鳥情報、2026(令和8)年2月10日火曜日。

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。

 

●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。

園内は、雪のため、散策路の踏み固められた部分が狭くなっており、すれ違いができない状況になっています。
人が近づいて来た際には、広い場所で待つなど、譲り合いを心がけるようお願いします。

 

 

■2月開催の野鳥観察会は、募集定員に達したため、受付終了とさせていただきました。
あしからずご了承ください。

※なお、3月は定例の3月14日(土曜日)と3月29日(日曜日)のほかに、3月7日(土曜日)にも開催を予定しておりますが、3月分の参加申込は2月28日(土曜日)開始となります。

 

 

◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、基亜種とは別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソ、カワラヒワについては別亜種が出現した際には本文中に明記します。

 

 

今週のトピックス
クマゲラ
今週は園内で近くで見られた日がありました。
2月7日土曜日8時45分頃森の家付近に飛んで来て、少しずつ木を移りながら採餌する雄1羽10分ほど近くでじっくりと観察することができました(写真)。
2月8日日曜日10時過ぎに「吊り橋」左岸下流で雄1羽が見られ、散策路から少し離れていましたが10分ほど観察できました。
その際に近くにオオアカゲラ雄とアカゲラ雄もいて、キツツキ3種類を同時に観察できました。
2月10日火曜日10時30分頃「森の家坂」の大きな栗の木に雄1羽が声を出さずに飛んで来たのが見えましたが、すぐに東側に、やはり鳴かずに飛んで見えなくなりました。
これらはいずれも雄でしたが、今週は雌の確かな観察情報はなかったです。
鳴き声はほぼ毎日藻岩山や旭山都市環境林から鳴き声が聞こえてきています。
今週はたまたま近くで見られる機会が何度かありましたが、クマゲラが近くで見られるかどうかはあくまでも運、その時次第です。

クマゲラ雄2026年2月10日

 

シジュウカラ
2026年2月8日、シジュウカラの初鳴き、今冬初めての囀りが聞かれました。

2025年の初鳴きは今年と同じ2月8日でしたが、2024年は3月22日、2023年は3月3日で、昨年はやや早く、一昨年はやや遅かったという感じです。
ただしその初鳴き時以降には囀りを聞いておらず、本格化はまだ先になりそうです。

シジュウカラ雄2026年2月10日

 

 

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
2月7日から2月10日まで毎日見られており、観察頻度が一転して高くなってきました。
2月10日は8時30分頃森の家の周り、11時50分頃再び森の家の周りに出ており、後者ではほぼ同時刻に「遊具広場五差路」でも出ていたとの確かな観察情報がありました。
2月9日は11時30分頃「吊り橋」周辺左岸側、2月8日は10時15分頃「遊具広場」、2月7日は10時30分から「カラマツ林」から「ポートランドの森」そして「ミュンヘンの森」と移動する10羽前後の群れが30分に渡ってじっくりと近くで見られました。
2月6日までの観察情報はなかったです。
季節が進んで、イタヤカエデの樹液のようすを見に来るようになり、「カラマツ林」付近のイタヤカエデが多い場所から森の家の周りに来る可能性がいくらか高くなってきています。
シマエナガの今後の動きにさらに注目しています。

 

 

秋から春に見られる野鳥
シメ
今週もほぼ毎日観察情報はあり、2月6日金曜日には15羽前後の群れが見られましたが、数が多かったのはその時だけで、通常は1羽か2羽で見られいます。
クズの豆を食べるようすもしばしば見られます。
「シーッ」という鳴き声は日に何度か園内で聞かれていますが、警戒心が強く、近くで見られる機会はあまり多くはありません。

シメ2026年2月10日

 

マヒワ
今週は確かな観察情報はなかったですが、引き続き要注目です。

 

ベニヒワ
今週も毎日見られており、2時間園内を歩くとどこかで見られる、という感じになっています。
一度に見られる数は数羽で、スズメのような鳴き声がときどき聞こえるくらい、あまり鳴かないで食べているので、シラカンバの木を見上げるといることもあります。
低い木に来ることもたまにあり、写真は森の家の前の10m前後の木に来た時のもので、低い位置で見られました。
写真は上が雌、下が雄です。
中島公園でもベニヒワは見られているとの情報がありました。

ベニヒワ雌2026年2月10日

ベニヒワ雄2026年2月10日

 

ウソ
園内で「フィ」という声が日に何度か聞かれており、今週は近くで見られたとの情報はありましたが少ないです。
ウソも中島公園で見られており、見られる確率は旭山記念公園より高いと思われます。

 

キクイタダキ
今週も園内の針葉樹で散発的な観察情報がありましたが少ないです。

 

キバシリ
ほぼ毎日観察されていますが、2月8日には「遊具広場の森」での観察情報もありました。
囀りはまだ聞かれていないです。

 

ミソサザイ
今週は確かな観察情報はなかったですが、またいつ出るかまるで分からない状況です。

 

ツグミ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、市内では今週も観察情報があり、旭山でも見られることはあるかもしれません。

 

カケス(亜種ミヤマカケス)
園内でほぼ毎日見られています。

カケス2026年2月10日亜種ミヤマカケス

 

ヒレンジャク
今週も園内での確かな観察情報はなかったです。

 

キレンジャク
今週も園内での確かな観察情報はなかったですが、道内での確かな観察情報があり、旭山記念公園でも見られることはあるかもしれません。

 

コガラ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

オジロワシ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

 

 

留鳥情報
クマゲラ
(前述)

 

オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
今週も園内でほぼ毎日見られており、雄、雌ともに観察情報がありました。

 

アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
今週もほぼ毎日見られていますが、「キョッ」という鳴き声はあまり出さず、木をつついたり樹皮がはがれたりする音で気づいて探すといることがよくあります。
雄同士のけんかは今週もまだ見られていませんが、「カンカンカン」というきれいな音のドラミングは時々聞こえてくるようになりました。
写真はヌルデの果実を食べに来た雌ですが、ヌルデの果実は園内でももうほとんど残っていません。

アカゲラ雌2026年2月10日ヌルデの果実を食べる

 

コゲラ(亜種エゾコゲラ)
声を聞く機会も多く、近くで見られることもあり、たいてい2、3羽が近くにいます。

コゲラ2026年2月10日

ヤマゲラ
2月10日も「藻岩山登山口」方面から「ピョッピョッピョッピョッ」という鳴き声が聞こえ、2月4日水曜日と2月6日にもほぼ同じ辺りから鳴き声が聞こえてきましたが、今週は近くで見られたとの観察情報はなかったです。
今後は近くで見られる機会もあるのではないかと思われます。

 

オオタカ
今週は園内での観察情報はありませんでした。

 

ハイタカ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、園内に来ている可能性は高いと思われます。

 

ノスリ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

トビ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

フクロウ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

カワラヒワ
2月6日に上空から「コロコロコロ」と鳴き声が聞こえてきましたが、姿は確認できず、他の日にも確かな観察情報はなかったです。
カワラヒワは今冬円山公園や中島公園では観察されており、旭山にもたまに来る可能性があります。

 

ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内一円でよく見られており、「テュッテュッテュッ」という地鳴きもよく聞かれており、「フィーフィー」あるいは「フィッフィッフィッ」という囀りも聞かれています。

 

シジュウカラ
園内一円でよく見られ、「ジュクジュクジュク」という独特の鳴き声も聞かれる機会は多いです。

 

ハシブトガラ
園内一円でよく見られており、「ピィピィピィ」という囀りもよく聞かれています。

 

ヤマガラ
園内一円でよく見られています。
「チーリーツー」という3拍子の囀りを聞く機会がさらに増えてきました。

 

ヒガラ
園内の主に針葉樹で見られる機会は少なくなく、写真のようにシラカンバの種子を食べる姿もまだ見られています。
囀りも少しずつ聞かれるようになってきました。

ヒガラ2026年2月10日

 

ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

スズメ
道路沿いで見る機会があります。

 

ヒヨドリ
園内一円で見られていますが、数が少なく、いても3羽で、見る機会も少なくなっています。

 

ハシボソガラス
首を上下に振りながら「ガァー」と鳴く姿を見る機会が増えており、「遊具広場」と「第1駐車場」周辺で姿を見る機会も1月よりは増えてきました。

ハシボソガラス2026年2月10日

 

ハシブトガラス
園内で多く見られています。

 

 

 

旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。

旭山記念公園各所名称マップ

 

 

 

 

次回は、2026年2月17日火曜日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。