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旭山記念公園野鳥情報2026年2月3日(火曜日)

 

旭山記念公園野鳥情報、2026(令和8)年2月3日火曜日、節分。

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。

 

●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。

また、園内は先日の大雪により、散策路は踏み固められた部分が狭くなっており、すれ違いができない状況になっています。
人が近づいて来た際には、広い場所で待つなど、譲り合いを心がけるようお願いします。

 

 

■2月開催の野鳥観察会は、2月14(土曜日)は、募集定員に達したため、受付終了とさせていただきました。
あしからずご了承ください。

2月22日(日曜日)はまだ受付しておりますが、締切間近です。

※なお、3月は定例の3月14日(土曜日)と3月29日(日曜日)のほかに、3月7日(土曜日)にも開催を予定しておりますが、3月分の参加申込は2月28日(土曜日)開始となります。

 

 

◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、基亜種とは別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソ、カワラヒワについては別亜種が出現した際には本文中に明記します。

 

 

今週のトピックス
アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
アカゲラの観察機会は今冬も少なくないですが、今冬は近くで見られる機会が多いように感じられます。
特に「森の家坂」から「記念樹の森」付近では、ほぼ毎日午前中のどこかの時間で見られています。
ただ、近くに人がいる時にはあまり「キョッ」と鳴かない傾向があり、木をつついたり樹皮をはがしたりといった音は聞こえても、それらの音は小さくて、自分が歩く足音で聞こえないこともあります。
写真は上が雌、下が雄です。

アカゲラ雌2026年2月3日

アカゲラ雄2026年2月3日

 

ベニヒワ
今週も毎日見られており、専らシラカンバの実(種子)を食べています。
2月1日日曜日は8時頃に「記念樹の森」で30羽前後の群れが見られ、お昼頃にも同じ辺りで同じくらいの数が見られたとの情報がありました。
さらに2月2日月曜日も8時頃に「記念樹の森」で見られましたが、この時は30羽まで数えてまだいる感じだったので、40羽前後はいたものと思われます。
この時は10m以下の低い枝にもとまっていましたが、次の写真の上がその時に撮ったものです。
ただし、まとまった数が見られるのは朝のうちだけの傾向が強く、日中は数羽の群れで見られることがほとんどです。
園内に散在するシラカンバで見られ、時間も朝から15時過ぎまでまちまちですが、2月3日にも観察されており、まだこの先見られるか要注目です。

ベニヒワ雄2026年2月3日

ベニヒワ群れ2026年2月3日

 

ベニマシコ
2月2日、ベニマシコ雌1羽が園内で観察されました。
ベニマシコは夏鳥ですが、冬の間も道内で残っていて見られることはしばしばあります。
しかし旭山で12月から3月上旬の間に確認されたのは、確かな情報としては今回が初めてです。
この時は「ピッ ポッ」と鳴いていたので気づきました。
写真がそれで、不鮮明で露出アンダーですがトリミングしたものです。

ベニマシコ雌2026年2月3日

 

 

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
この1週間は、1月27日火曜日の午後に見られた後、1月28日水曜日から2月2日までは確かな観察情報がなく、2月3日に観察情報があっただけで、観察頻度はさらに低くなっています。
例年であればそろそろ大きな群れで見られなくなる頃で、そうなると観察頻度は低くなるのですが、今年はその前から観察頻度が低い状況が続いていたことになります。
2月後半になるとイタヤカエデの樹液に集まるようになりますが、今年もその光景が見られるのか、昨年はあまり見られなかったので今年もそうなるのか。
シマエナガの今後の動きにさらに注目しています。

 

 

秋から春に見られる野鳥
シメ
今週もほぼ毎日観察情報はあり、数は1羽か2羽で少ないですが、2月3日13時頃に森の家周辺で飛んでいる2羽と同時に1羽の声を聞き計3羽が確認されました。
「シーッ」という鳴き声は日に何度か園内で聞かれていますが、警戒心が強く、近くで見られる機会はあまり多くはありません。

 

マヒワ
今週は確かな観察情報はなかったですが、引き続き要注目です。

 

ベニヒワ
(前述)

 

ウソ
園内で「フィ」という声が日に何度か聞かれていますが、近くで見られたという情報は今週もなかったです。

 

キクイタダキ
今週も園内の針葉樹で散発的な観察情報があり、タイミングが良ければ見られる可能性がありますが、観察情報は先週よりは少なかったです。

 

キバシリ
2月1日森の家周辺、2月2日「栗の木坂」、2月3日「吊り橋」周辺での観察情報があり、必ず見られるというほどではないですが、観察情報は少なくはないです。
囀りはまだ聞かれていないですが、そろそろ聞かれるようになるものと思われます。

 

ミソサザイ
今週は確かな観察情報はなかったですが、先週もそれまで観察情報がなかった時に出ており、今後もそのような動きになることも予想されます。

 

ツグミ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、市内ではまだ観察情報があり、旭山でも見られることはあるかもしれません。

 

カケス(亜種ミヤマカケス)
園内でほぼ毎日見られていますが、日によってよく見られる日とあまり見られない日があるように感じられます。

カケス2026年2月3日亜種ミヤマカケス

 

ヒレンジャク
今週も園内での確かな観察情報はなかったです。

 

キレンジャク
今週も園内での確かな観察情報はなかったです。

 

コガラ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

オジロワシ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

 

 

留鳥情報
クマゲラ
今週も園内で近くで見られたとの観察情報はありましたが、藻岩山方面や旭山都市環境林から遠めに鳴き声が聞こえるだけの日もありました。
先週お伝えしたクマゲラ、食痕の穴がたくさん開けられた木の写真を今回は上げます。
「吊り橋左岸下流」、散策路から15mほど北西側に離れたいちにあるカラマツの木で(先週ハルニレとお伝えしましたが誤認でした、お詫びの上訂正させていただきます)、写真のように散策路からも見えますが、小さな穴を8つと大きな穴を1つ、見事なまでにあけています。
クマゲラがこの木に再び来る可能性はあまり高くないですが、この木だけでも見ていると楽しいです。
クマゲラが見られるかどうかはほんとうにその日しだいです。

クマゲラ食痕2026年2月3日

 

オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
今週も園内で毎日のように見られています。
写真は雄、「ポートランドの森」で撮影されたものです。

オオアカゲラ雄2026年2月3日

 

アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
雄同士のけんかは今週もまだ見られていません。

 

コゲラ(亜種エゾコゲラ)
声を聞く機会も多く、近くで見られることもありますが、たいてい2、3羽が近くにいます。

コゲラ2026年2月3日

 

ヤマゲラ
今週も「藻岩山登山口」方面から「ピョッピョッピョッピョッ」という鳴き声が聞こえてきた日があった程度でしたが、2月3日、「旭山川」沿いの森の右岸側=道路側に来ていて、近くではないものの目視での観察情報は久しぶりでした。
今後は近くで見られる機会もあるのではないかと思われます。

 

オオタカ
今週は園内での観察情報はありませんでした。

 

ハイタカ
1月31日土曜日の野鳥観察会の際に、「遊具広場と噴水広場の間の道」でシラカンバにとまったベニヒワを観察していたところ、ベニヒワがそれまでとは違う高い鳴き声を出し、ほどなく近くに飛んで来たハイタカ雌が観察されました。
その時は狩りには失敗し、木にとまることなくすぐに飛び去りましたが、いつもいうように、ハイタカは観察機会(情報)があるかないかだけで、ほぼ毎日1度は園内に来ているものと思われます。

 

ノスリ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

トビ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

フクロウ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

カワラヒワ
2月1日に上空から「コロコロコロ」と鳴き声が聞こえてきましたが、あまり低く飛んではいなかったようで、姿は確認できませんでした。
カワラヒワは今冬円山公園や中島公園では観察されており、旭山にもたまに来ているのかもしれません。

 

ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内一円でよく見られており、「テュッテュッテュッ」という地鳴きもよく聞かれており、「フィーフィー」あるいは「フィッフィッフィッ」という囀りも聞かれる機会が少しずつ増えてきました。
ゴジュウカラの「フィーフィー」という囀りは、遠めに聞くとウソの鳴き声と似ています。

ゴジュウカラ2026年2月3日亜種シロハラゴジュウカラ

 

シジュウカラ
園内一円でよく見られ、「ジュクジュクジュク」という独特の鳴き声も聞かれる機会は多いですが、囀りはまだです。

 

ハシブトガラ
園内一円でよく見られており、「ピィピィピィ」という囀りが聞かれる機会が増え、2月3日には近くで2羽が競うように囀りしていました。
今週もヒガラと一緒にシラカンバの種子を食べるようすが時々見られていました。

ハシブトガラ2026年2月3日

 

ヤマガラ
園内一円でよく見られています。
「チーリーツー」という3拍子の囀りを聞く機会が増えてきました。

ヤマガラ2026年2月3日

 

ヒガラ
シラカンバの種子を食べる姿が今週もよく見られています。
針葉樹でも見る機会は少なくなく、写真はカラマツの「松ぼっくり」で何かをついばんでいる様子です。

ヒガラ2026年2月3日

 

ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

スズメ
道路沿いで見る機会があります。

 

ヒヨドリ
園内一円で見られていますが、1月中旬以降、数が少なく、いても3羽で、見る機会も少なくなっています。

 

ハシボソガラス
園内にいると時々周辺から「ガァー」という鳴き声が聞こえてきますが、近くで見られる機会はあまりないです。

 

ハシブトガラス
園内で多く見られています。

 

 

 

旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。

旭山記念公園各所名称マップ

 

 

アカゲラ通信2026年1-2月号
「アカゲラ通信」2026年1-2月号が出来ました。
編集の都合で1月中には間に合わず、2月号との合併号というかたちで出すことになりました。
特集は、そのようなわけで今更感はありますが、「2026年元旦遅れてきた初日の出」と題し、2026年元旦の模様を9枚の写真とともにまとめました。
「野鳥ノート」はシジュウカラ、巻末特集は「身近な生き物関連の書籍を3冊紹介」です。
森の家にて無料配布しております、ぜひお手に取ってお読みください。

アカゲラ通信2026年1-2月号表

アカゲラ通信2026年1-2月号裏

 

 

環天頂アーク
2月3日10時頃、旭山記念公園上空に虹のようなものが見えました。
写真がそれで、調べてみると「環天頂アーク」と呼ばれる現象で、太陽から向かって上の方の離れた空に虹のような光の帯が現れる現象、とのことです。
撮影時に確認したところ、太陽はこの写真の松林の向こうにあり、薄い雲に覆われていました。
また、通常の虹とは違って、地面から近い側が円弧状に見えるため「逆さ虹」とも呼ばれているようです。
ほんのひとときの天体ショーでした。

環天頂アーク2026年2月3日逆さ虹とも呼ばれる

 

 

次回は、2026年2月3日火曜日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。