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旭山記念公園野鳥情報2026年2月17日(火曜日)

 

旭山記念公園野鳥情報、2026(令和8)年2月17日火曜日。

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。

 

●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。

園内は、雪のため、散策路の踏み固められた部分が狭くなっており、すれ違いができない状況になっています。
人が近づいて来た際には、広い場所で待つなど、譲り合いを心がけるようお願いします。

 

 

■2月22日(日曜日)の野鳥観察会は、募集定員に達したため、受付終了とさせていただきました。
あしからずご了承ください。

※なお、3月は定例の3月14日(土曜日)と3月29日(日曜日)のほかに、3月7日(土曜日)にも開催を予定しておりますが、3月分の参加申込は2月28日(土曜日)開始となります。

 

 

◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、基亜種とは別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソ、カワラヒワについては別亜種が出現した際には本文中に明記します。

 

 

今週のトピックス
オオアカゲラ
今週も園内でほぼ毎日見られています。
雄を見る機会が多いですが、雌も見られており、2月17日火曜日に「遊具広場」で雄と雌が同じミズナラの木の少し離れた場所にいるのが観察されました。
オオアカゲラは一度採餌のために木をつつき始めると10分以上つつき続けることが多く、見つけることができれば長い時間観察・撮影できる機会が多いです。
またオオアカゲラはシラカンバかウダイカンバにいることが多いですが、他の広葉樹にも来ます。
「キョッ」という鳴き声だけではアカゲラとの識別はほぼ不可能ですが、鳴き声や木をつつく音が聞こえた場合、探せば見つかることが多いので、探してみてください。
外見でのアカゲラとの主な違いは、オオアカゲラは胸から腹にかけて黒い縦筋模様が入っていること、雄は頭頂部から前頭部まで赤いこと(アカゲラは後頭部のみ赤い)、アカゲラは翼を背中側から見ると逆「ハ」の字型の白い斑紋があるがオオアカゲラにはないこと、オオアカゲラの方が一回り大きい、などですが、大きさは単独で見た場合には判断しにくいです。
旭山記念公園ではかつては冬の間は比較的よく見られ、5月に山に移動して見られなくなり、8月からぱらぱらと見られて冬になるという動きでしたが、6、7年ほど前から夏の間も見られるようになり、幼鳥も見られるようになりました。

オオアカゲラ雄2026年2月17日

 

ウソ
2月14日土曜日11時過ぎ、ウソ8羽が「新桜並木」で見られました。

最初は電源盤近くのカツラの種子を食べていましたが、少し移動してそれほど高くないエゾヤマザクラの木の冬芽を食べ始め、10分ほど順光の状態でじっくりと観察できました。
群れは雄3羽雌5羽で、雄はすべて灰色の亜種ウソでした。
他にも観察情報があり、ときどき近くで見られる機会があります。

 

 

 

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週もほぼ毎日見られていました。
気温がプラスの日が続き、イタヤカエデの樹液も出てきていて、シマエナガをはじめカラ類など野鳥が園内のイタヤカエデの樹液を飲みに寄って来ています。
また、2月17日には「遊具広場」で、カラ類混群に2羽だけ入っているシマエナガも観察されましたが、基本的にはまだ数羽の群れで行動しています。
シマエナガの今後の動きにさらに注目しています。

 

 

秋から春に見られる野鳥
シメ
今週もほぼ毎日観察情報はありますが、今週は1羽から3羽くらいで見られることがほとんどで、先週のように15羽前後の群れということはなかったです。

 

マヒワ
今週は確かな観察情報はなかったですが、引き続き要注目です。

 

ベニヒワ
今週も引き続き毎日見られており、2時間園内を歩くとどこかで見られる状況は同じです。
シラカンバの高い位置にいることがほとんどですが、5mかそれ以下の木に来ることもあります。
ベニヒワは通常3月中旬から下旬に北に渡って見られなくなりますが、今年はこの先継続的に見られるのか要注目です。

ベニヒワ雄2026年2月26日

 

ウソ
(前述)

 

キクイタダキ
2月13日金曜日に「ミュンヘンの森」、2月14日に「展望台松林」で観察され、「作業員詰所」付近のトドマツ林での観察情報もあり、先週よりは観察情報は多かったです。

 

キバシリ
ほぼ毎日観察されており、「遊具広場の森」での観察情報が増えてきました。
「ミソサザイ」に似た囀りはまだ聞かれていないですが、そろそろ聞かれるようになるものと思われます。

キバシリ2026年2月17日

 

ミソサザイ
今週は確かな観察情報はなかったですが、またいつ出るかまるで分からない状況です。

 

ツグミ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、見られることもあるかもしれません。

 

カケス(亜種ミヤマカケス)
園内でほぼ毎日見られています。

 

ヒレンジャク
今週も園内での確かな観察情報はなかったです。

 

キレンジャク
2月14日に1羽だけ園内から藻岩山方面に飛ぶ姿が見られ、2月17日にも園内で確認されましたが、キレンジャクはかつて1羽だけ冬に見られたこともあるので、今後の動きに要注目です。

 

コガラ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

オジロワシ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

 

 

留鳥情報
クマゲラ
2月17日に園内での観察情報があった他、2月11日には「森の家階段」脇のエゾヤマザクラの木に雄が飛んで来て間近で見られました。
藻岩山や旭山都市環境林そして円山から鳴き声が聞こえてきた日もありましたが、クマゲラが見られるかどうかはその日しだいです。

 

オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
(前述)

 

アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
今週もほぼ毎日見られていますが、やはり「キョッ」という鳴き声はあまり聞かれず、木をつついたり樹皮がはがれたりする音で気づいて探すといることがよくあります。
雄同士のけんかは今週もまだ見られていません。
アカゲラは探せばいつでも見られるくらいの感じではあります。

アカゲラ雄2026年2月17日

 

コゲラ(亜種エゾコゲラ)
声を聞く機会も多く、近くで見られることもあり、たいてい2、3羽が近くにいます。
「遊具広場の森」で見られる機会が多いです。

コゲラ2026年2月17日

ヤマゲラ
2月13日金曜日に「舗装道路」から「展望台北西木立」の辺りで見られたほか、「ピョッピョッピョッピョッ」という鳴き声は毎日のように主に「藻岩山登山口」方面から聞こえてきており、この先近くで見られることもあるものと思われます。

 

オオタカ
今週は園内での観察情報はありませんでした。

 

ハイタカ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、園内に来ている可能性は高いと思われます。

 

ノスリ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

トビ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

フクロウ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

カワラヒワ
今週は確かな観察情報はなかったですが、引き続き注目しています。

 

ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内一円でよく見られており、「テュッテュッテュッ」という地鳴きもよく聞かれており、「フィーフィー」あるいは「フィッフィッフィッ」という囀りも聞かれています。

ゴジュウカラ2026年2月17日

 

シジュウカラ
園内一円でよく見られ、「ジュクジュクジュク」という独特の鳴き声も聞かれる機会は多いです。
囀りはまだ毎日聞かれるというほどにはなっていません。

 

ハシブトガラ
園内一円でよく見られており、「ピィピィピィ」という囀りもよく聞かれています。

ハシブトガラ2026年2月17日

 

ヤマガラ
園内一円でよく見られています。
「チーリーツー」という3拍子の囀りや「ツツピー」という囀りも聞かれています。
「遊具広場の森」にはいつもいる感じで、他も園内で出会う機会は多いです。

ヤマガラ2026年2月17日

 

ヒガラ
園内の主に針葉樹で見られ、シラカンバの種子を食べる姿もまだ見られています。
囀りも聞く機会が増えてきました。

ヒガラ2026年2月17日

 

ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

スズメ
道路沿いで見る機会があります。

 

ヒヨドリ
園内一円で見られていますが、見られる機会が少ない状態は続いています。

ヒヨドリ2026年2月17日

 

ハシボソガラス
首を上下に振りながら「ガァー」と鳴く姿を見る機会が増えており、「遊具広場」と「第1駐車場」周辺で姿を見る機会がさらに増えてきました。

 

ハシブトガラス
園内で多く見られています。

 

 

 

旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。

旭山記念公園各所名称マップ

 

 

 

 

次回は、2026年2月23日月曜日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。