旭山記念公園野鳥情報、2025(令和7)年11月30日日曜日。
ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。
この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。
●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。
■12月の野鳥観察会は、12月13日(土曜日)、12月28日(日曜日)ともに募集定員に達したため、受付終了とさせていただきました。
あしからずご了承ください。
◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、基亜種とは別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソ、カワラヒワについては別亜種が出現した際には本文中に明記します。
今週のトピックス
ウソ
今週も園内で時々見られており、11月29日土曜日は「吊り橋」から雄2羽雌1羽が間近で見られたとの情報があり、本日11月30日日曜日は「巨木の谷」の「柳のテント」近くの沢の木に雄1羽雌1羽が飛んで来ました。
ただし、先週お伝えした「新桜並木」のカツラの木での観察情報は今週はなく、種子はまだついていますが、今後については来るかどうか分かりません。
ウソは「フィッ」という鳴き声は日に何度か聞かれており、今後しばらくは見られる可能性が高そうで、近くで見られる機会もあると思われます。
今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週もほぼ毎日観察情報がありました。
本日11月30日、9時5分頃「遊具広場」に現れ、「遊具広場の森」を経由して西に飛んで行く数羽の群れが見られました(写真はその時のものです)。
また、13時50分頃「森の家」裏のカラマツに数羽が現れ、少しして14時20分頃に「ポートランドの森」での観察情報もありました。
11月29日は8時5分頃「森の家」裏から「カラマツ林」方向に飛んで行く数羽の群れ、9時15分頃「吊り橋」周辺から南に飛んで行く数羽の群れ、10時45分頃森の家「西の沢」に数羽が15分ほど留まり間近で見られたとの情報もありました。
11月28日金曜日は8時5分に森の家周辺、10時30分頃「記念樹の森」から「第1駐車場」を抜けて「遊具広場の森」へ移動、14時30分頃に「遊具広場の森」で10分ほど見られました。
出る場所はまちまちですが、時間も7時半から昼頃まではよく出ており、午後にも出ていて、今後もこのような感じで見られるのではないかと思われます。
夏鳥情報
イカル
この1週間は確かな観察情報はなく、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また来年)。
ルリビタキ
この1週間は確かな観察情報はなく、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また来年)。
モズ
今週も確かな観察情報はなかったですが、1月まで見られた年もあったので、こちらはもう少し様子をみます。
旅鳥情報
マミチャジナイ
今週は確かな観察情報はなかったですが、もう少し様子をみます。
シロハラ
今週は確かな観察情報はなかったですが、もう少し様子をみます。
なお、旭山記念公園では、ミヤマホオジロの観察情報はこの秋はまだ入っていません。
秋から春に見られる野鳥
シメ
今週も園内でほぼ毎日見られていますが、ほとんどが「噴水広場」から「ピクニックテラス」周辺に出ており、10羽いたとの観察情報もありました。
写真は「展望台北西木立」でクズの豆を食べている様子ですが、クズの豆はシメ以外はハシブトガラが食べるのを見たことがある程度で、野鳥にはあまり利用されていないようです。
マヒワ
飛ぶ姿がたまに見られる程度で、近くで見られたという情報はまだないです。
ベニヒワ
ほぼ毎日朝に上空を飛ぶ姿が見られていますが、たいてい1、2羽多くて4、5羽程度と少なく、園内の木や地上にとまっているとの観察情報もほとんどありません。
今年は石狩湾沿いで数十羽が出ているとの情報がありますが、旭山は開けて草本の種子がたくさんある場所はなく、カンバ類の種子も不作なので、旭山で近くで見られるのは期待薄です。
ウソ
(前述)
キクイタダキ
毎日ではないですが観察情報があり、タイミングが合えば近くで見られる機会もあります。
キバシリ
「西側エリア」で観察情報が増えており、森の家の周りでも見られることがあり、ほぼ毎日「シリリー」という鳴き声が聞かれています。
写真は「巨木の谷」で撮影したもので、この時はカラ類混群の中に入っていました。
ミソサザイ
「遊具広場の森」や「学びの森」での観察情報がありますが、いつも見られるというほどではないようです。
ツグミ
本日、実に久しぶりに「キキーッ」という鳴き声が聞かれましたが、まだ北から渡って来る可能性もあり、もう少し注意深く見てゆきます。
カケス(亜種ミヤマカケス)
園内でほぼ毎日見られており、12月29日には「ピューイ」というノスリの鳴き真似のような声を出していました。
ヒレンジャク
朝10時くらい以降にはあまり見られないのは今週も同じで、高い木の方から「ヒーヒヒー」という声が聞こえてきて気づくことがあります。
園内のアカミヤドリギの実りは少ないですが、それでもアカミヤドリギに来ることはあります。
キレンジャク
今週は確かな観察情報はなかったですが、まだ見られる可能性はあります。
オジロワシ
今週は確かな観察情報はなかったです。
留鳥情報
クマゲラ
今週も時々園内で近くで見られており、11月28日14時半過ぎ、「寺田京子句碑」近くにいたところ、「プルプルプル」と飛ぶ時の鳴き声が聞こえ、その丘にあるニセアカシアに雄1羽がとまって羽繕いをする様子が見られました(クマゲラはその木によくとまります)。
クマゲラが近くで見られるかどうかはほんとうにその日しだい、運しだいですが、観察機会は少なくはないです。
オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
今週も園内や旭山都市環境林で見られていますが、雌の個体も見られるようになってきていて、雄と雌2羽が近くにいたという観察情報もありました。
写真は「巨木の谷」で撮影した雄です。
アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
園内で観察機会は少なくないですが、「キョッ」という鳴き声を出さずにいることがあり、その場合は木をつつく音やつついてはがした樹皮が笹の上に落ちる音などで気づくことがあります。
コゲラ(亜種エゾコゲラ)
観察機会は多く、「巨木の谷」で撮った次の写真のように間近で見られる機会に恵まれることもあります。
ヤマゲラ
今週は近くで見たという確かな観察情報はなく、「ピョッピョッピョッピョッピョッ」という鳴き声もほとんど聞かれていませんが、近くで見られる機会はしばしばあるものと思われます。
オオタカ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。
ハイタカ
今週も観察情報はありましたが、出現頻度が若干減ったように感じられます。
ノスリ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
トビ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
フクロウ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
オオセグロカモメ
今週は園内および近隣上空での確かな観察情報はなかったです。
なお、オオセグロカモメは旭山記念公園では通常見られない鳥であるため、今後は観察情報があった場合のみここで取り上げます。
カワラヒワ
今週は確かな観察情報はなく、移動したか何かでいなくなったのか、様子をみてゆきます。
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内一円でよく見られており、「テュッテュッテュッ」という地鳴きもよく聞かれています。
シジュウカラ
園内一円でよく見られています。
ハシブトガラ
園内一円でよく見られていします。
なお、コガラはこの冬はまだ確かな観察情報は入っていません。
ヤマガラ
園内一円でよく見られています。
ヒガラ
「作業員詰所」横や「ミュンヘンの森」などの針葉樹で見られる機会は少なくないです。
ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
スズメ
道路沿いで見る機会があります。
ヒヨドリ
園内一円でよく見られています。
ハシボソガラス
「噴水広場」ではまだオニグルミの実を落として割る行動が見られています。
ハシブトガラス
園内で多く見られています。
旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。
「栗の木デッキ」補修工事完了
昨年度より立入禁止となっていた「栗の木デッキ」、先々週から補修工事が入り、先週工事が完了して入れるようになりました。
野鳥観察の際にもご活用ください。
エゾリス
巣材に使うのでしょうか、アズキナシの樹皮をはいで丸めてくわえる様子を連続写真風に。
次回は、2025年12月7日日曜日に上げる予定です。
旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。