旭山記念公園野鳥情報、2026(令和8)年2月23日月曜日、天皇誕生日。
ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。
この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。
●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。
園内は、雪のため、散策路の踏み固められた部分が狭くなっており、すれ違いができない状況になっています。
人が近づいて来た際には、広い場所で待つなど、譲り合いを心がけるようお願いします。
■3月の野鳥観察会は、以下の通り行います。
3月7日(土曜日)
3月14日(土曜日)
3月29日(日曜日)
募集受付開始は、2月28日(土曜日)10時より、お電話もしくは窓口直接にて受付となります。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、基亜種とは別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソ、カワラヒワについては別亜種が出現した際には本文中に明記します。
今週のトピックス
ヤマゲラ
「藻岩山登山口」方面からほぼ毎朝8時半頃までの間に「ピョッピョッピョッピョッピョッ」という鳴き声が聞こえてきており、2月22日7時30分頃は2羽の声が少し離れた場所から交互に聞こえたということもありましたが、園内で近くで見られたとの観察情報はなかったです。
ヤマゲラは例年3月に入ると近くで見られる機会が増える傾向にあるので、この先要注目です。
今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週もほぼ毎日見られていました。
気温がプラスの日が続き、イタヤカエデの樹液も出てきていて、シマエナガをはじめカラ類など野鳥が園内のイタヤカエデの樹液を飲みに寄って来ています。
2月22日日曜日の野鳥観察会の際には、「学びの森」周辺から現れ、「寺田京子句碑」から「作業員詰所」の間辺りで数分間見られ、エゾヤマザクラの木に1分以上とまっている様子も観察できました。
さらに2月22日には、11時30分頃「巨木の谷」に現れ、「栗の木デッキ」を通って「ミュンヘンの森」に抜ける数羽の群れが見られました。
また2月21日土曜日10時過ぎ、「遊具広場の森」で比較的近くで見られましたが、その辺りにとどまっていたようで、近くにいない時でも鳴き声が時折聞こえていました。
シマエナガの今後の動きにさらに注目しています。
秋から春に見られる野鳥
シメ
今週もほぼ毎日観察情報はありますが、5羽で見られた日もあり、遠くても木の高い所にとまってじっとしていて観察しやすい時もあります。
2月22日の野鳥観察会の際には、「遊具広場」でクズの豆を食べる2羽を、遠目ではあるものの10分以上じっくりと観察できました。
クズの豆の食痕(さや)が落ちているのもよく見かけます。
マヒワ
今週も確かな観察情報はなかったですが、引き続き要注目です。
ベニヒワ
今週も引き続きほぼ毎日見られていますが、ここ数日は見られる機会がじゃっかん減ってきたように感じており、今日も遠目に3回見たもしくは鳴き声が聞こえただけでした。
ベニヒワがシラカンバの種子を食べた食痕ですが、ここ数日気温が上がって雪が解け、その間に雪がほとんど降っておらず、以前からあった食痕が見えるようになっていて、以前からあったものか新しいものかの判断がつきにくくなっています。
ベニヒワは通常3月中旬から下旬に北に渡って見られなくなりますが、今年はこの先継続的に見られるのか要注目です。
ウソ
今週は、鳴き声は日に何度か聞かれるものの、近くで見られたとの観察情報はなかったです。
キクイタダキ
2月21日土曜日、「風の丘U字坂」の「キクイタダキの松」に2、3羽来ていて、15分かそれ以上そこにいましたが、針葉樹の葉の陰から出たり入ったりで、低い位置にもあまり来ず、いることが分かる程度でした。
キクイタダキは見られる日もあり、松林で「ツーツツー」という小さな鳴き声が聞こえたら探してみると見られる可能性があります。
キバシリ
観察情報がじゃっかん少なくなりましたが、一時的なものか、たまたまか、そういう傾向にあるのかこの先要注目です。
「ミソサザイ」に似た囀りはまだ聞かれていないですが、そろそろ聞かれるようになるものと思われます。
ミソサザイ
2月21日11時前、「吊り橋左岸下流」で鳴き声が聞こえましたが、観察情報は少ないです。
ツグミ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、まだ様子をみてゆきます。
カケス(亜種ミヤマカケス)
園内でほぼ毎日見られています。
何の鳥の真似か分からない「ピヨーッ」という鳴き方をする個体もまだいます。
ヒレンジャク
今週も園内での確かな観察情報はなかったです。
キレンジャク
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、引き続き要注目です。
コガラ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
オジロワシ
2月22日の野鳥観察会の際に、公園の北西側を帆翔する成鳥1羽が見られました。
4、5分程見られ、北側に流れ、小さくなって空に紛れて見えなくなりました。
留鳥情報
クマゲラ
今週も園内で近くで見られた日もありましたが、藻岩山方面や旭山都市環境林あるいは円山から声が聞こえるだけの日もありました。
2月21日には「風の丘U字坂」辺りで近くに来ていましたが、クマゲラが近くで見られるかどうかはその日しだいです。
オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
今週もほぼ毎日見られており、今週は雄を見る機会の方が多かったです。
アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
今週もほぼ毎日見られていますが、やはり「キョッ」という鳴き声はあまり聞かれず、木をつついたり樹皮がはがれたりする音で気づいて探すといることがよくあります。
雄同士のけんかは今週もまだ見られていません。
コゲラ(亜種エゾコゲラ)
声を聞く機会も多く、近くで見られることもあり、たいてい2、3羽が近くにいます。
「遊具広場の森」で見られる機会が引き続き多いです。
ヤマゲラ
(前述)
オオタカ
今週は園内での観察情報はありませんでした。
ハイタカ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、園内に来ている可能性は高いと思われます。
ノスリ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。
トビ
2月22日11時過ぎ、「巨木の谷」上空で1羽が飛んでいるのが観察されました。
園内で確認されたのは久しぶりのことですが、今後もしばしば現れるものと思われます。
ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。
フクロウ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。
カワラヒワ
今週も確かな観察情報はなかったですが、引き続き注目しています。
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内一円でよく見られており、「テュッテュッテュッ」という地鳴きもよく聞かれており、「フィーフィー」あるいは「フィッフィッフィッ」という囀りも聞かれています。
シジュウカラ
園内一円でよく見られ、「ツーピーツーピー」という囀りが聞かれる機会も増えてきました。
ハシブトガラ
園内一円でよく見られており、「ピィピィピィ」という囀りもよく聞かれています。
ヤマガラ
園内一円でよく見られています。
「チーリーツー」という3拍子の囀りや「ツツピー」という囀りも聞かれています。
ヒガラ
園内の主に針葉樹で見られ、シラカンバの種子を食べる姿もまだ見られています。
囀りも聞く機会が増えてきました。
ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
スズメ
道路沿いで見る機会があります。
ヒヨドリ
園内一円で見られています。
ハシボソガラス
首を上下に振りながら「ガァー」と鳴く姿が見られており、観察機会も増え、普通に見られるくらいになってきています。
ハシブトガラス
園内で多く見られています。
春先になると、営巣場所を探しはじめますが、森の中や散策路などで、その候補地の近くで1羽か2羽が木にとまってこちらのようすをうかがっていることがあります。
この段階で襲われることはほぼないですが、ハシブトガラスの行動には注意したいです。
エゾリス
「遊具広場の森」にいたエゾリスを観察していると、枯れ木にあるアカゲラの古巣と思われる穴の中に入り、中で反転して顔だけ出して動かなくなりました。
写真がそれですが、ねぐらに使っている可能性があります。
エゾリスがアカゲラの巣穴をねぐらに使うのは初めて見ました。
次回は、2026年3月2日火曜日に上げる予定です。
旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。