– 札幌のまちなみを見渡せる、自然豊かな公園 –

旭山記念公園野鳥情報2025年5月25日(日曜日)

 

旭山記念公園野鳥情報、2025(令和7)年5月25日日曜日。

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。

 

●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。

 

●野鳥の巣を探さないでください!
野鳥は、春の繁殖シーズンには非常にデリケートになります。
巣を作っているようすを見られたり、巣をのぞかれたりすると、巣を放棄したり、巣を他の鳥などに壊されて、繁殖しなくなってしまう可能性が高くなります。
人間も自分の家をのぞかれると嫌ですよね・・・
野鳥のために、次のことをお願いします!
①巣を探さない
②巣に気づいたら目をそらしてすぐに、しかし動きはゆっくりとその場を離れる
③巣を見ない/巣がある場所が分かったら近づかない
④巣の場所を人に話したり、ネットに情報を上げたりしない

 

●6月の野鳥観察会は、以下の日程で行う予定です。
参加申し込みは、5月31日(土曜日)午前10時より、電話もしくは窓口直接にて受付いたします。

・6月14日(土曜日)
・6月29日(日曜日)
※いずれも8時開始、10時頃まで

初心者の方もお気軽にご参加ください。
ご参加お待ちしております。

 

 

◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソ、カワラヒワについては別亜種が出現した際には本文中に明記します。

 

 

夏鳥新着情報
今週は新たに渡来した夏鳥は確認できませんでした。
夏鳥渡来、残すはオオムシクイのみとなりましたが、今週中には確認できるものと思われます。

 

夏鳥到着済みリスト(カッコ内は昨年比)
01 ヤマシギ 2025年3月23日(7日早)
02 ホオジロ 2025年3月24日(7日早)
03 キジバト 2025年4月1日(1日遅)
04 ベニマシコ 2025年4月7日(4日早)
05 キセキレイ 2025年4月9日(4日早)
06 クロツグミ 2025年4月11日(同じ)
07 アカハラ 2025年4月11日(昨年は記録なし)
08 モズ 2025年4月11日(11日遅)
09 ノビタキ 2025年4月17日(同じ)
10 ウグイス 2025年4月19日(12日遅)
11 ヤブサメ 2025年4月19日(4日遅)
12 メジロ 2025年4月23日(10日遅)
13 センダイムシクイ 2025年4月24日(2日早)
14 ビンズイ 2025年4月25日(14日遅)
15 コマドリ 2025年4月25日(6日早)
16 アオジ 2025年4月26日(16日遅)
17 ルリビタキ 2025年4月26日(16日遅)
18 オオルリ 2025年4月28日(2日遅)
19 キビタキ 2025年4月30日(3日遅)
20 エゾムシクイ 2025年5月2日(同じ)
21 ツツドリ 2025年5月2日(2日早)
22 ニュウナイスズメ 2025年5月2日(参考記録)
23 コサメビタキ 2025年5月10日(1日遅)
24 コルリ 2025年5月11日(9日遅)
25 チゴハヤブサ 2025年5月14日(昨年は5月の記録なし)
26 アオバト 2025年5月17日(1日遅)

 

 

今週のトピックス
ツツドリ
「ボボッ ボボッ」という声は園内や旭山都市環境林の近くで聞かれることもあり、今週は姿を近くで見たとの情報がありました。
今週は赤色型の情報はありませんでした。

ツツドリ2025年5月25日

 

 

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週も散発的に見られてはいますが、見られる頻度は低いです。
育雛中の可能性があるため、シマエナガを執拗に追いかけるのはお控えくださるようお願いします。

 

 

夏鳥情報
イカル
この1週間はそれまでとは違ってほとんど見られず、鳴き声は囀りも地鳴きもほとんど聞かれなくなりましたが、例年通りの動きではあります。
近くで見られたという情報はなかったです。

 

クロツグミ
本日の野鳥観察会の際に旭山都市環境林の方から囀りが聞こえ、昨日5月24日には「巨木の谷」のやや近い場所から囀りが聞こえてきました。
また5月23日には「ポートランドの森」で雌の姿が見られました(写真がそれです)。
ただ、一日確認できない日もあり、見られたり見られなかったりです。

クロツグミ雌2025年5月25日

 

アカハラ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

トラツグミ
今週は確かな観察情報はなかったですが、夜に「ヒー ヒョー」という囀りが聞こえてくる可能性はあります。

 

ルリビタキ
今週は確かな観察情報はなく、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また秋に)。

 

コルリ
今週も確かな観察情報はなかったですが、3年前まではこの時期もっと頻繁に囀りが聞こえてきていたので、注意深く様子をみてゆきます。

 

オオルリ
囀りを聞く機会はめっきり少なくなり、探しているとたまたま見られることがあるくらいになってきました。
やはり今年も南から渡って来た後10日から2週間を過ぎるとあまり見られなくなりました。

 

キビタキ
キビタキの囀りは今週も園内数か所でよく聞かれています。
ただし、木の葉がますます生い茂り、姿を見つけるのは大変になってきました。
近くで囀りが聞こえたら、その音が聞こえる方向をとにかく探してみて、動くものがあればそれを追って探すと見られることがあります。
囀りには「嬉しいよ」と聞こえたり「ちょっと来い」と聞こえたりする音が混じることもあります。
また、「ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ キュピキュピ」という地鳴きもよく聞かれていますが、その声の場合でも探すのは難しいです。
雌の観察情報もありますが少ないです。

キビタキ2025年5月25日

 

コサメビタキ
散発的な観察情報はある程度で、観察情報は少ないです。
今後は幼鳥が巣立つ7月中旬までは観察機会はごく少ないものと思われます。

 

ウグイス
森の家裏、「巨木の谷」と「遊具広場五差路」付近で今週も囀りがよく聞かれており、粘っていると姿を見られる機会もあります。

ウグイス2025年5月25日

 

ヤブサメ
園内の笹やぶ数か所で「シリシリシリ」と囀りはよく聞かれていますが、姿を見る機会はますます少なくなってきました。
それでも、鳴き声が近くで聞こえた場合、その辺りの笹の下を見ていると姿が見られることはあります。

ヤブサメ2025年5月25日

 

センダイムシクイ
今週も「西側エリア」ではどこに行ってもいるという感じで鳴いていますが、姿を目視したという情報は少ないです。
ときどき「ビー」が入らず大きな声で「チチヨチチヨ」などと鳴いていることもあるので要注意です。

 

ホオジロ
5月24日には久しぶりに「展望台の松」で囀りしていましたが、見られない日はまったく見られないというくらいの出方になっています。

 

アオジ
5月23日に「ポートランドの森」で「チッ」という地鳴きとともに1羽が見られましたが、観察情報は少なく、囀りを聞いたという情報もなかったです。
アオジは農耕地周辺や草原などには普通にいるほか、山地でも囀りを聞かれる場所があるので、旭山ではどうなっているのか注目してゆきたいと思います。

 

メジロ
今週も園内一円で「チュリチュリチュピ」という囀りや「キュイー」という地鳴きがよく聞かれています。

 

キセキレイ
「第2駐車場」から「藻岩山登山口」にかけての辺りでしばしば観察されており、その辺りから「遊具広場」にかけての辺り園内で散発的に見られるほか、旭山近隣の住宅街でも観察情報があります。

 

ビンズイ
今週は確かな観察情報はなく、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また秋に)。

 

モズ
今週も園内での確かな観察情報はなかったですが、この先も見られないのか要注目です。

 

ヤマシギ
今週も園内での確かな観察情報はなかったですが、夜の「ディスプレイフライト」は見られていると思われます。

 

ツツドリ
(前述)

 

キジバト
ときどき「デデーポーポー」という声が聞こえ、飛ぶ姿も見られていますが、道路沿いで見られる機会が多いです。
本日の野鳥観察会の際には「遊具広場」で1羽見られましたがすぐに飛んで行きました。

 

アオバト
「オーアーオー」という鳴き声はまだときどき遠くから聞かれるくらいで、近くで見たとの観察情報はなかったです。

 

チゴハヤブサ
今週は確かな観察情報はなかったです。

 

 

 

冬の鳥情報
シメ
今週は確かな観察情報はなく、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また秋に)。

 

マヒワ
今週は確かな観察情報はなく、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また秋に)。

 

 

 

留鳥情報
クマゲラ
今週も雄、雌ともに園内で見られたとの情報がありました。

 

オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
今週も園内でちょくちょく見られています。

 

アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
観察機会は少なくなっており、1日見られないこともあります。

 

コゲラ(亜種エゾコゲラ)
園内一円で「ギーッ」という鳴き声を聞く機会はまだ多いです。

コゲラ2025年5月25日

 

ヤマゲラ
今週も確かな観察情報はなかったですが、この先秋まではときどき見られる程度になります。

 

オオタカ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

ハイタカ
本日の野鳥観察会の際に、雌と思われる1羽が展望台上空を北から南に飛んで行くのが見えました。
その個体は足に獲物と思われる何かを掴んでいましたが、それが何かまでは遠くて撮影もできなかったので確認できませんでした。

 

ノスリ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

トビ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

カワラヒワ
「キリコロキリー」という鳴き声がときどき聞かれるくらいになっており、観察機会は少なくなってきました。

 

ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
「テュッテュッ」という地鳴きや「フィー」「フィッフィッフィッ」という囀りを聞く機会や近くで見られる機会も少なくなりました。

ゴジュウカラ2025年5月25日

 

シジュウカラ
園内一円でよく見られており、「ツーピーツーピー」という囀りもまだ聞かれています。

シジュウカラ2025年5月25日

 

ハシブトガラ
園内一円で見られていますが、「ピィピィピィ」という囀りはほとんど聞かれなくなりました。

 

ヤマガラ
園内一円でよく見られていますが、囀りはほぼ聞かれなくなってきました。

 

ヒガラ
「ツピツーツピツー」という囀りはまだ聞かれていますが、聞く機会はますます少なくなってきています。

 

ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

スズメ
道路沿いで見る機会があります。

 

ヒヨドリ
今週もほぼいつでもどこかから複数の鳴き声が聞こえてくるような感じです。

ヒヨドリ2025年5月25日

 

ハシボソガラス
「展望台芝生斜面」や「テラス状階段」そして第1駐車場で園内で時々見られています。

ハシボソガラス2025年5月25日

 

ハシブトガラス
園内でよく見られています。

 

 

 

旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。

旭山記念公園各所名称マップ

 

 

ギンランとクゲヌマラン
ラン科の白い花、ギンランとクゲヌマランが咲いています。
次の写真の上がギンラン、下がクゲヌマランですが、ギンランは花の後ろの部分に突起がありますが、クゲヌマランにはそれがないのが見分けるポイントです。
どちらも笹がなくやや暗い林縁に出ています。

ギンラン2025年5月25日

クゲヌマラン2025年5月25日

 

クルマバソウ
園内数か所に小群落があり、今が見頃です。

クルマバソウ2025年5月25日

 

ミヤマナルコユリ
「風の丘U字坂」に1輪だけ咲いていました。
ミヤマナルコユリ自体は珍しい植物ではないですが、今まで見落としていたのか、新たに出てきたのか、植物は植物で動きがあるのが面白いです。

ミヤマナルコユリ2025年5月25日

 

ズミ
バラ科の樹木ズミの花が「アーチ橋」下で花を咲かせています。
木が低く、クズのつるが巻き付いていますが、花はきれいに見えます。

ズミ2025年5月25日

 

斑入りシロツメクサ四つ葉のクローバー
珍しいものを見つけました。
「噴水広場」の芝生に斑入りのシロツメクサがあり、その小群落の中に、葉は小さいですが四つ葉のクローバーがありました。
今回写真はないですが、シロツメクサも白い花が咲き始めました。

斑入りシロツメクサ四つ葉のクローバー2025年5月25日

 

次回は、2025年6月1日日曜日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。