旭山記念公園野鳥情報、2023(令和5)年3月17日金曜日。
ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。
この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。
3月26日日曜日開催の野鳥観察会は、募集定員に達しましたため受付終了とさせていただきました。
ご了承ください。
今週のトピックス
ハチジョウツグミ
3月15日、園内でハチジョウツグミが観察されたとの情報がありました。
先週までは今冬はまだ観察情報はありませんと書き、そのまま本格的な春を迎えるかもしれないと思っていましたが、ついに出ました。
今後いつまでいるかは分からないですが、この先も見られるかもしれません。
カワラヒワ
学びの森周辺で「ギュイーンチイチイチイ」「コロコロコロ」と賑やかで朗らかな声を聞くことが多く、森の家の周りでも時々声を聞くことがあります。
後述するヒガラの次に今声をよく聞く野鳥かもしれません。
今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週もペアと思われる2羽での行動が多く見られ、時々3羽から8羽くらいで集まっているが一時的なものであるのも同じです。
イタヤカエデの樹液は出ていますが、相変わらずシマエナガが頻繁に来ているということもなく、今冬はその様子があまり見られずに本格的な春を迎えるかもしれません。
まだペアで巣を造る場所を探している段階で、巣材集めはまだ本格的に始めてはいないようです。
3月13日月曜日、午前中風が強く昼から雨が降っていましたが、その日は朝10時頃ミュンヘンの森に7,8羽が飛んで来たほか、午後に遊具広場や学びの森などで3回確認できました。
シマエナガは天気があまりよくない日、荒れた日に出ることがよくあります。
3月15日水曜日と16日木曜日にも撮影できる近さで見られ、今回の3枚の写真はいずれもその両日に撮影したものです。
今日は10時頃と12時頃に森の家南側に2羽が来た他、遊具広場方面や風の丘周辺での観察情報もあり、後者は低い位置に来ていたとの情報です。
ただ、やはり人がいると速く飛び抜けることが多く、撮影が難しい状況は続いていて、いつもいいますが運しだいです。
季節の野鳥情報(夏鳥、冬鳥、旅鳥など)
マミチャジナイ
今週も園内での確かな観察情報はありませんでした。
シロハラ
今週も園内での観察情報がありましたが、もう越冬したといっていいのではないかと思われます。
イカル
今週も確かな観察情報はありませんでしたが、夏鳥としてそろそろ渡って来る頃になってきました。
カケス(亜種ミヤマカケス)
今週は風の丘から巨木の谷周辺及び森の家南側で見られることが多く、2羽が少し離れて鳴き合っている姿も時々見られています。
イスカ
今週は確かな観察情報はありませんでした。
マヒワ
今週は観察頻度が落ち、いても1羽か2羽でまた少なくなりました。
ベニヒワ
今週も園内での確かな観察情報はありませんでした。
例年であればそろそろ北に向かう途中に立ち寄る頃ですが、今年は冬鳥の動きがいつもと違うので、どうなるか分かりません。
シメ
今週も学びの森周辺から遊具広場にかけての辺りと森の家の周りでの観察情報があり、よく見られるというほどではないですが時々見られています。
アトリ
今週は確かな観察情報はありませんでした。
ウソ
今週は確かな観察情報がありませんでした。
7羽見られたのは一時的だったのか、まだいるのか、来るのか、期待はしたいと思います。
キクイタダキ
今週は作業員詰所周辺トドマツ林から学びの森にかけての辺りでの観察情報がいくつかあり、風の丘やミュンヘンの森、つり橋付近、そして展望台の松などで散発的に見られています。
しかし、じっと待っていれば来るということもなく、場所もまちまちで、こちらも運しだいといったところです。
キクイタダキは例年3月下旬から4月の方が今頃より見られる頻度が高くなるので、この先期待です。
キバシリ
今週は観察情報が少なかったです。
キバシリは春にいなくなるのが意外と早くて4月中旬までには見られなくなりますが、今年はどうか、早まる可能性もあるかもしれません。
ツグミ
先週は目にする機会も若干減ってきたように感じられますと書きましたが、今週は少ない数をよく見る、そんな感じで、だいたい単独か多くて4羽くらいで見られています。
ハチジョウツグミ
(上述)
ヒレンジャク
今週は園内での確かな観察情報はありませんでしたが、中央図書館近くの公園で見たとの観察情報がありました。
ヒレンジャクは例年2月になると見られなくなり、4月下旬から5月上旬にまた短期間見られるのですが、昨年は5月上旬に数日間見られました。
キレンジャク
その中央図書館近くで見られた中にキレンジャクも混じっていたとのことです。
こちらもこの先まだ見られる可能性があります。
ミソサザイ
園内の沢や斜面で見られることがありますが、観察頻度はかなり落ちてきており、今日久しぶりにつり橋周辺で確認しました。
コガラ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでしたがいつ出てもおかしくないです。
オジロワシ
今週は確かな観察情報はありませんでしたが、例年通りであればそろそろ旭山では見られなくなる時期です。
留鳥情報
クマゲラ
今週は一転して園内での観察情報は少なかったです。
藻岩山や旭山都市環境林からは毎日のように声が聞こえてきてはいます。
オオアカゲラ
園内でよく見られています。
アカゲラ
園内でよく見られており、今週も「キャッキャッキャッ」と激しく鳴く声やドラミングの音を聞く機会も少なくなかったです。
コゲラ
今週もよく見られています。
ヤマゲラ
「ピョッピョッピョッ」という大きな声が日に何度か聞かれていますが、今週も近くで見られたという情報はなかったです。
フクロウ
今週は園内での観察情報はありませんでした。
オオタカ、ハイタカ
今週は園内での観察情報はありませんでした。
クマタカ
今週は園内での観察情報はありませんでした。
ノスリ
今週は園内での観察情報はありませんでした。
トビ
今週は園内で観察され、「ピーヒョロロロー」という声も聞こえてきました。
ハヤブサ
今週は園内での観察情報はありませんでした。
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
観察機会は多く、囀りを聞く機会も少しずつ増えてきました。
シジュウカラ
観察機会は多く、囀りを聞くことも多くなってきました。
ハシブトガラ
観察機会は多く、森の家の周りで囀りを聞く機会も多いです。
ヤマガラ
観察機会は多く、囀りを聞くこともあります。
ヒガラ
観察機会は多く、やはり今週もいちばん囀りを聞く機会が多い鳥でした。
カワラヒワ
(上述)
ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。
スズメ
遊具広場やちびっこ広場など道路沿いで見られています。
ヒヨドリ
今週もよく見られています。
ハシボソガラス
第1駐車場から展望台、噴水広場にかけての辺りで見られています。
翼を少し広げつつ下ろし頭を上下させながら鳴く姿も時々見られています。
ハシブトガラス
園内でよく見られています。
木の周りに穴が開く、「根開き」「根明け」「根開き」などと称され、春の季語にもなっている春を感じる現象。
今くらいの頃がいちばんきれいに丸く穴があき見頃です。
今年最初のふきのとうを森の家の裏で見つけました!
園内では土が出ている場所が増えてきていますが、3月に入ってから雪が解けるペースが早いですね。
今の時期、土が出ている場所に鳥が寄って来て餌を探しており、野鳥観察にもいいです。
また今日は朝8時から9時半の間にエゾリスを4回別の場所で見て、おそらくすべて別個体と思われ、うち1頭は巣材をくわえて走っていました。
春先の「エゾリスミーティング」もそろそろ見られるかと思います。
早ければ来週までにキジバト、モズなど夏鳥がやって来るかもしれません。
ホオジロとヤマシギは例年通りであればもう1週後になりそうですが、今年の冬鳥を取り巻く環境は通常ではないので、どうなることやら。
次回は2023年3月24日金曜日に上げる予定です。
旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。