旭山記念公園野鳥情報、2026(令和8)年1月20日火曜日。
ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。
この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。
●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。
■1月開催の野鳥観察会、1月31日(土曜日)は参加申込受付中です。
1月10日(土曜日)、1月25日(日曜日)につきましては、募集定員に達したため受付終了とさせていただきました。
あしからずご了承ください。
◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、基亜種とは別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソ、カワラヒワについては別亜種が出現した際には本文中に明記します。
今週のトピックス
キバシリ
園内でキバシリの観察機会が増えてきました。
森の家周辺、「カラマツ林」「ミュンヘンの森」「ポートランドの森」などで1日1度は見られているほか、先日は「遊具広場の森」、本日は「新桜並木」のアカエゾマツでも観察されており、「西側エリア」以外でもときどき見られるようになってきました。
針葉樹で見られる機会が比較的多いですが、広葉樹にも来ます。
「チュリチュリチリー」とミソサザイの声を柔らかくしたような囀りもそろそろ聞かれるようになると思われます。
写真は1月14日水曜日に「ミュンヘンの森」で撮影したものです。
キクイタダキ
園内での観察情報が増えてきました。
1月14日は9時頃に「ミュンヘンの森」、1月18日日曜日は13時過ぎに「作業員詰所」のトドマツ林、1月19日月曜日は9時過ぎに「風の丘U字坂」の松で見られました。
低い位置にも来ることがありますが、針葉樹の中では光の状態があまりよくないことが多く、写真的には良いチャンスにはなかなか巡り会えません。
それでも観察頻度が高くなってきており、今後は撮影にもいい条件になることがあるものと思われます。
「作業員詰所」近くの低いトドマツに来るようになると撮影条件も良くなるでしょう。
写真は1月14日に「ミュンヘンの森」で撮影したものですが、この時はそこにキクイタダキとキバシリの両方がいました。
今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
この1週間も日によって見られたり見られなかったりです。
1月16日金曜日13時30分過ぎ「四季の散歩道」周辺で10羽前後の群れを確認、そのまま「遊具広場と噴水広場の間の道」沿いに北西に進み、「噴水広場」の辺りで3mの至近距離で見られた瞬間もありました。
1月17日に「第2駐車場」付近、1月18日午前にも出ていて近かったとの観察情報もありました。
一方で観察情報がなかった日もありましたが、この動きが続くのかどうか、今後の動きに注目しています。
旅鳥情報
マミチャジナイ
今週は確かな観察情報はなくかったですが、もう少し様子をみます。
シロハラ
今週は確かな観察情報はなかったですが、もう少し様子をみます。
なお、旭山記念公園では、ミヤマホオジロの観察情報はこの秋から冬には入っていませんが、先週市内での確かな観察情報があり、まだ来る可能性はあるかもしれません。
秋から春に見られる野鳥
シメ
今週もほぼ毎日観察情報はありましたが、見られても1羽か2羽で少ないです。
1月17日には「噴水広場下斜面」の高いシラカンバに1羽がとまり、シメにしては近い距離で、といって25m以上離れていましたが、数分間とまっていてじっくりと観察できました。
マヒワ
1月16日午後「学びの森」で数羽が観察され、以降も観察情報があり、今後はしばしば見られるようになる可能性があり要注目です。
ベニヒワ
園内でほぼ毎日見られるようになってきました。
1月17日午後「記念樹の森」付近のシラカンバで群れが種子を食べていましたが、数えてみるとちょうど20羽いて、数が増えていました。
ただし、1月18日、19日月曜日に見た群れは7-8羽に戻っていて、その日だけ他の群れが加わったのかもしれません。
1月20日に「風の丘」近くに来た時は12、3羽の群れでした。
ベニヒワは今園内では専らシラカンバの種子だけを食べており、毎朝新しい食痕が園内で散見されますが、食べている間はあまり鳴かないので、シラカンバの木の横を通りかかった時に探してみたらいた、ということもあります。
鳴き声はスズメに似た感じで「チュンチュン」ですが、高い位置で鳴いていることが多く、スズメではないと分かります。
今後いつまで見られるのか要注目です。

ウソ
園内で「フィ」という声が日に何度か聞かれていますが、近くで見られたという情報はなかったです。
中島公園では近くで見られる機会もあります。
キクイタダキ
(前述)
キバシリ
(前述)
ミソサザイ
1月19日8時前、「栗の木デッキ」付近でほぼ同時に少し離れた3か所から鳴き声が聞こえてきました。
1月16日13時45分頃「遊具広場の森」で2羽同時に観察され(1羽を目視している時に別の方向からもう1羽の鳴き声が聞こえた)、ときどき観察されていますが、観察情報がない日もあります。
間近で見られたとの情報はなかったです。
ツグミ
1月17日に上空から「キキーッ」と鳴き声が聞こえてきましたが、それ以降は観察情報がなかったです。
例年この状態で春を迎えますが、今冬は春まで見られるのかいなくなるのか、注視してゆきます。
カケス(亜種ミヤマカケス)
園内でほぼ毎日見られており、「作業員詰所」付近と森の家から「ミュンヘンの森」にかけての辺りで見られる機会が比較的多いです。
「ヒュィーッ」という何の鳥か分からない鳴き真似や、「ピョッピョッ」というタカの鳴き真似をすることもあり、前者はすぐにカケスと分かりますが、後者は時々だまされることがあります。

ヒレンジャク
今週も園内での確かな観察情報はなかったです。
キレンジャク
今週も園内での確かな観察情報はなかったです。
コガラ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
オジロワシ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
留鳥情報
クマゲラ
今週も園内で「キョーン」と鳴き声が聞こえた日もあり、写真は1月16日に「風の丘U字坂」のニセアカシアにとまって羽繕いしていた雌です。
一方で藻岩山や旭山都市環境林から鳴き声が聞こえて来るけれど園内には来ないという日もありました。
クマゲラが見られるかどうかはほんとうにその日しだいです。
オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
今週も園内で見られており、今週は雌雄どちらも観察情報がありました(写真は雄)。
アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
園内で観察機会は多く、雌雄ともによく見られています。
アカゲラのものと思われる軽い音色のドラミングも時々聞こえてきますが、まだ雄同士のけんかは始まっていないもようです。
写真は上が雌、下が雄です。
ヤマゲラ
今週も「藻岩山登山口」方面から「ピョッピョッピョッピョッ」という鳴き声が聞こえてきた日もありましたが、近くで見られたとの観察情報はなかったです。
オオタカ
今週は園内での観察情報はありませんでした。
ハイタカ
1月18日、「ミュンヘンの森」にいたコゲラなどがいつもと違う甲高い声で鳴いたので見ると、森の上にハイタカが飛んで来て、「記念樹の森」のシラカンバにとまったのが見えました。
写真がその時のもので、前向きの写真は撮れなかったですが、雄の個体でした。
ハイタカはしばしば見られています。
ノスリ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。
トビ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。
ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。
フクロウ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。
カワラヒワ
園内での観察情報はなかったですが、近隣で観察情報があり、近くにはいるようです。
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内一円でよく見られており、「テュッテュッテュッ」という地鳴きもよく聞かれていますが、囀りはまだ聞かれる機会は少ないです。
シジュウカラ
園内一円でよく見られています。
なお、シジュウカラは他のカラ類より遅く、例年3月になってから囀り始めます。
ヒガラ
シラカンバの種子を食べる姿が今週もよく見られてるようになりました。
ヒガラの初鳴きは今週もまだ確認されておらず、もうかれこれ例年よりひと月遅れになっており、いつ聞かれるのか、気がかりです。
ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
スズメ
道路沿いで見る機会があります。
ヒヨドリ
園内一円よく見られています。
ハシボソガラス
積雪後は園内で見る機会は少ないですが、今週は「第1駐車場」擁壁で採餌する姿が見られました。
ハシブトガラス
園内で多く見られています。
旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。
エゾリス
エゾリスは厳冬期は朝だけ活動し、10時から11時の間に寝るため、午後は見られません。
ここ10日ほどは、朝はさらに早く、9時を過ぎるとあまり見られなくなっており、見られる機会が少なくなっています。
エゾリスを見るなら早いうちに。
この写真は8時12分に撮影したものです。
次回は、2026年1月27日火曜日に上げる予定です。
旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。