旭山記念公園野鳥情報、2026(令和8)年1月6日火曜日。
ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。
この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。
●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。
■1月開催の野鳥観察会、1月10日(土曜日)、31日(土曜日)は参加申込受付中です。
1月25日(日曜日)につきましては、募集定員に達したため受付終了とさせていただきました。
あしからずご了承ください。
■また、「スノーシュー自然観察会」、1月24日(土曜日)、2月1日(日曜日)開催予定のものについては、同じく参加申込受付中です。
よろしくお願いします。
◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、基亜種とは別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソ、カワラヒワについては別亜種が出現した際には本文中に明記します。
今週のトピックス
ツグミ
本日1月6日火曜日そして昨日1月5日月曜日、ツグミが園内のヌルデの実を食べに来ていました。
数は3羽と少ないですが、まだ残っているものがいることが分かりました。
「キキーッ」という鳴き声も日に何度か聞かれており、今後の動向に注目しています。
なお、目視観察できたものはすべてツグミで、ハチジョウツグミではありませんでしたが、ハチジョウツグミの観察情報は今冬は今のところまだありません。
今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
この1週間は確かな観察情報がなかった日がほとんどでした。
1月4日日曜日は1日に3回見られ、1回目は8時45分頃「森の家南斜面」に10羽前後で現れ、20分ほど観察でき、10m以内の近くに来た瞬間もありました。
2回目は9時20分頃「記念樹の森」に東側から数羽が飛んで来て、そこで5分ほど近くで見られ、「巨木の谷」方面に抜けて行きました。
3回目は10時30分頃「ちびっこ広場北の森」方面から「ジュルッ」「ヒャホホホホー」と鳴き声が聞こえてきましたが遠くて姿は見られず、その前から観察していた方の情報によれば、その群れはその直前に「展望台」周辺から飛んで行ったものではないかとのことでした。
しかし、1月6日、1月5日とここ2日続けて確かな観察情報はなく、それ以外の日も観察情報はありませんでした。
今冬は12月3日以降は見られない日の方が多いですが、この動きが続くのかそうか、今後の動きに注目しています。
夏鳥情報
モズ
今週も確かな観察情報はなかったですが、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また春に)。
旅鳥情報
マミチャジナイ
今週は確かな観察情報はなかったですが、もう少し様子をみます。
シロハラ
今週は確かな観察情報はなかったですが、もう少し様子をみます。
なお、旭山記念公園では、ミヤマホオジロの観察情報はこの秋から冬には入っていません。
秋から春に見られる野鳥
シメ
「シーッ」「チェチェッ」という鳴き声は日に何度か聞かれ、時々姿が見られ、クズの豆を食べた食痕も落ちていますが、近くで見られる機会は少ないです。
マヒワ
今週も園内での確かな観察情報はなかったですが、市内では観察されている場所があるとの情報がありました。
ベニヒワ
12月30日水曜日から1月3日を除いて今日までの毎日、日に一度は上空を飛ぶ姿や「キュキュッ」という鳴き声は確認されていますが、木にとまったり低い位置に来たりといった観察情報はありませんでした。
今後いつまで確認できるか、低い位置に来るのかどうか、要注目です。
ウソ
園内で「フィ」という声が日に何度か聞かれ、近くで見られることもときどきあります。
「吊り橋」から「学びの森」にかけての辺りで鳴き声を聞くことがよくありますが、1月5日には「ミュンヘンの森」付近でも声が聞かれました。
キクイタダキ
1月6日「友愛の小径」付近のヨーロッパトウヒで観察されましたが観察情報は少ないです。
キバシリ
園内で「シリリー」という声は毎日のように聞かれ、時々姿も見られています。
ミソサザイ
1月6日10時過ぎ「オオムラサキの谷」で2羽の声が同時に聞こえてきましたが姿は見られず。
1月3日には「山紅葉坂」で確認されており、ほか「遊具広場の森」でも観察情報があり、時々出ていますが、近くで見られたとの情報はなかったです。
ツグミ
(前述)
カケス(亜種ミヤマカケス)
園内でほぼ毎日見られています。
1月4日15時過ぎ、「寺田京子句碑」の付近に2羽がいて、ミヤマカケスは通常は人が見るとすぐ逃げるのですが、この時は20mくらいの距離で10分以上逃げず比較的近くでじっくりと観察できました。
ミヤマカケスは「学びの森」から「作業員詰所」周辺で見られる機会が比較的多いです。
ヒレンジャク
今週も園内での確かな観察情報はなかったです。
キレンジャク
今週も園内での確かな観察情報はなかったですが、市内で見られている場所があるとの情報があり、旭山記念公園にも現れる可能性があります。
コガラ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
オジロワシ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
留鳥情報
クマゲラ
1月6日9時前、公園の北の方から「プルプルプル」と飛翔時の鳴き声が聞こえ、すぐに「キョーン」とどこかにとまった時の声が「吊り橋」付近から聞こえ、少し間を置いて「カラマツ林」そして「旭山都市環境林の道」沿いで雄の個体が見られました。
1月4日には「風の丘U字坂」のニセアカシアの木に飛んで来た雌の個体が観察されました。
クマゲラが見られるかどうかはほんとうにその日しだい、運しだいですが、この1週間は他にも園内での観察情報がありました。
オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
今週も園内で見られており、観察情報がある日の方が多いです。
写真は1月6日に撮影されたものです。
アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
園内で観察機会は多く、雌雄ともによく見られています。
アカゲラのものと思われる軽い音色のドラミングも時々聞こえてきます。
コゲラ(亜種エゾコゲラ)
観察機会は多く、近くで見られることもあります。
コゲラはたいてい2羽か3羽が近くにいて、「ギー」という鳴き声を頼りに探せば複数見つかります。
ヤマゲラ
ここ3日続けて朝8時前後に「藻岩山登山口」方面からあの「ピョッピョッピョッピョッ」という鳴き声が聞こえてきていますが、近くで見られたとの観察情報はなかったです。
ヤマゲラはいつ見られるか分からないけど不意に現れるといった感じで、今後も近くで見られることはありそうです。
オオタカ
今週は園内での観察情報はありませんでした。
ハイタカ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、ハイタカは例年秋から12月中旬頃までは観察情報が多く、その後少なくなります。
ノスリ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
トビ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
フクロウ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
カワラヒワ
12月30日日の出直後に上空から「キリコロキリー」という鳴き声が聞こえてきましたが、園内で近くで見たとの観察情報はなかったです。
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内一円でよく見られており、「テュッテュッテュッ」という地鳴きもよく聞かれ、囀りもよく聞かれるようになるものと思われます。
1月6日8時30分頃、森の家の周りで最低4羽の声が聞こえ(1分以内に明らかに離れた4か所から鳴き声が聞こえた)、囀りする個体もいましたが、まだ囀りに慣れていないのか、「歌い出し」で「クイー、、、フイー フィーフィー」といった感じにうまく声が出ていない様子も聞き取ることができました。
シジュウカラ
園内一円でよく見られています。
ヒガラ
今週はシラカンバの種子を食べるようすはあまり見られなくなりましたが、園内主に針葉樹での観察機会は多いです。
ヒガラもそろそろ初鳴きの頃ですが、今冬はまだで、例年より遅いです。
ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
スズメ
道路沿いで見る機会があり、1月5日は日の出直後に旭山公園入口バス停辺りから数羽の鳴き声が聞こえてきました。
ヒヨドリ
園内一円よく見られています。
ハシボソガラス
積雪後は園内で見る機会は減り、道路側の「遊具広場」辺りでちらほらと見られるくらいになりました。
ハシブトガラス
園内で多く見られています。
旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。
エゾシカ
写真は撮影できなかったですが、1月6日10時過ぎ「オオムラサキの谷」に雌と子ども合わせて4頭がいて、うち1頭が何かの木の皮をはぎ取って食べている様子が観察されました。
旭山記念公園では6年前からエゾシカが夏の間は普通に見られるようになりましたが、これまでは冬になると雌と子どもはどこかに移動して見ることはなく、冬に見られるのは雄だけになっていました。
しかし今冬は同じ4頭と思われる観察情報が12月以降もしばしばあり、家族である可能性が高いこの4頭は移動せずに残っているのかもしれません。
雄の観察情報は2週間前にあり、今後も時々見られる可能背がありますが、雌と子どもの動きについては要注目です。
●2026(令和8)年元旦初日の出
今年は日の出時刻7時6分の前後は空が雲に覆われ、初日の出は見られず。
と思ったのですが、7時30分頃から、藻岩山平和の塔の辺りの雲が薄くなり、その向こうにはっきりと太陽を見ることができました。
写真は2026年1月1日7時36分に「テラス状階段」付近から撮影した「初日の出」です。
少し遅くなり、地平線から昇るのは見られなかったですが、2026年はこれをもって初日の出を拝むことができた、ということにします。
本年もよろしくお願いします。
次回は年明け、2026年1月13日火曜日に上げる予定ですが、前後する可能性もありますので予めご了承ください。
旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。