2016年8月14日、本日はシジュウカラとヤマガラの幼鳥を近くで観察できました。
上がシジュウカラ幼鳥。
顔覆おう黒い帯が頬の下でまだつながっていないこと、ネクタイがまだ短く腹部まで達していないこと、全体的に黄色っぽいことが特徴です。
下がヤマガラ幼鳥
成鳥で橙色の部分がまだ色が薄くようやく色がつき始めたといったところです。
今の時期、幼鳥を連れたカラ類が一緒に集まる「混群」が見られます。
先日はシジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、エナガ、メジロ、センダイムシクイが「混群」をなして餌を探していました。
幼鳥連れの「混群」はまだもう少しの期間見られます。
なお、今日はセンダイムシクイまだいました。
続いて昆虫。
ウラギンスジヒョウモン
「森の家」の前の法面によく来ます。
でもこの雄の個体はもう翅がぼろぼろですね。
コキマダラセセリ
こちらも「森の家」前の花によく来ます。
ウスキツバメエダシャク
蛾の仲間のうち幼虫が「シャクトリムシ」の形状をしたもの。
白くてきれいな蛾で、昨年は大発生しましたが今年はどうでしょうか。
ノシメトンボ
強い日差しの基では複眼が赤く見えるんだ。
アキアカネ
ここ数日ノシメトンボより多くなってきた印象があります。
キツリフネの花に来たエゾトラマルハナバチ。
昆虫の話題では、今日ツクツクボウシが鳴いていました。
ツクツクボウシは数年前から南区北部で発生しだんだんと定着してきたセミですが、旭山でも一昨年初めて鳴き声を聞き、昨年、今年と3年連続で確認しています。
ここではまだ増えている様子はないのですが、今後要注目です。
花も少しだけ。
ゲンノショウコまだ咲いています。
ハンゴンソウだいぶ開いてきました。
ヒヨドリバナには蝶がよく集まりますが、今年は「森の家」前の法面のヒヨドリバナが少ないのが残念。
エゾノコンギク、「森の家」からもっとも近い場所の花。
ススキのこれが花。
まだ赤い穂がこの後おなじみのふわふわになります。
ホオノキの葉。
今日も札幌は夏日になりました。
散策の際には熱中症対策を施した上でお越しください。