– 札幌のまちなみを見渡せる、自然豊かな公園 –

シマヘビがいた

昨日のことですが、シマヘビがいました。

20160820Shimahebi1

「森の家」の外側に積んである薪の上でとぐろを巻いて一休み。

近寄っても逃げずにじっとしていましたが、日光浴でもしたかったのでしょうか。

昨日は夜までずっと曇りでした。

 

20160820Shimahebi2

1時間後に見に行くとまだいましたが、それから15分後にはもういなくなっていました。

また来るかもしれません。

 

20160820Sendaimushikui

センダイムシクイの情報です。

この写真は8月18日(木)に「栗の木デッキ」付近で撮影したもの。

8月19日(金)はまだ鳴き声が聞かれ姿も見られましたが、本日8月20日(土)はいまのところ確認できていません。

1日だけでもう南に渡って行ったとは断定できないですが、引き続き注意してみたいと思います。

 

その他、昨日今日の花も3枚ほど。

20160820Akaso

アカソ (イラクサ科)

花は地味ですが、カニの腹甲のような形の葉が面白い草本。

 

20160820Kitsunenobotan

キツネノボタン (キンポウゲ科)

都市環境林の通称「広場」でまだ花を見ることができます。

 

20160820Hangonsou

ハンゴンソウ (キク科)

花が盛りとなりました。

 

そして昆虫、まずは蝶と蛾から。

20160820Hyoumonchou

写真向かって左はウラギンスジヒョウモン、右はミドリヒョウモン (いずれもタテハチョウ科)

この写真では違いを判断しにくいのですが、撮影時の観察で種を同定しました。

ウラギンスジヒョウモンは一昨年から旭山で最もよく見るヒョウモンチョウですが、それまではミドリヒョウモンが多かった印象があります。

この動きも一時的短期的なものかもしれないですが。

 

20160820Ctateha

シータテハ (タテハチョウ科)

夏型雄の個体ですが、シータテハはこの夏初めて確認しました。

 

20160820Ezosujiguroshirochou

エゾスジグロシロチョウ (シロチョウ科)

オオアワダチソウやヒヨドリバナなどキク科の花によく来ています。

 

20160820Usukitsubameedashaku

ウスキツバメエダシャク (シャクガ科)

前回も取り上げた白い蛾の仲間、今年も多く見られます。

 

続いて他の昆虫。

20160820Nokogirikamikiri

ノコギリカミキリ (カミキリムシ科)

地面を歩いて移動していました、逃げていたというか。

毎年8月に一度は見ますが、ここで見られるミヤマクワガタの次に大きい甲虫です。

 

20160820Ruriboshiyanma

ルリボシヤンマ (ヤンマ科)

都市環境林「広場」でホバリングしていました。

しかし今朝はこれを撮った後雨が降り出し、すぐにルリボシヤンマの姿が見られなくなりました。

 

20160820A

週末はあいにくの雨模様。

予報では明日も雨のようですね。

旭山記念公園内では大雨により一部水が散策路に流れ出ており、特に藻岩山登山道入口下が水が多くなっています。

せっかくの週末ですが、危険を避ける意味でも森の中はあまりお歩きにならない方がいいかもしれません。

雨が上がった日にはぜひ旭山へ自然散策にお越しください。

 

20160820Ezomaimai

また、雨の日や雨上がりにはかたつむりを踏まないようお願いします。

(写真はエゾマイマイ)。