旭山記念公園では今クサギの花が咲いています。
旭山記念公園の門の近く、バス転回所(バス停)の向かい、「札幌焼窯跡」から10mほど下がったこの場所で数本の木が花をたくさんつけています。
クサギは毎年この場所で花が見られますが、今年は昨年より花がたくさんついています。
もう少し近寄ってみました。
この写真は8月5日夕方に撮影したものですが、8日今朝の段階ではまだほぼ同じ状態でした。
クサギは赤いがくにのった青い実もきれいで、花が終わってもまたしばらくしてから楽しませてくれます。
花のアップ。
クサギがある場所は道路に近いため、車の往来にはお気をつけください(歩道から見てください)。
また、花は法面の上にありますが、近寄って見る際、法面は滑りやすいのでくれぐれもお気をつけください。
続いて昨日今日の動植物の話題を少し。
キツリフネが一部で開花を始めました。
これは都市環境林で撮影した写真ですが、他にちらほらと花があるだけで、公園内での開花もまだのようです。
ヤマニガナも咲いています。
キク科は種類が多く、背は高いけれど小さいこの花は見落としがちです。
コウゾリナは花も終わりかけ、綿毛の方が目立ってきました。
「ワイルドベリー」、ナワシロイチゴの実が赤くなってきました。
ついひと月前に花が咲いていたと思ったのですが、早いですね。
続いて動物。
今の時期オニヤンマが見られます。
写真は撮れなかったですが、昨日、都市環境林でルリボシヤンマを今年初めて確認しました。
「森の家」の前を飛んでいるヒョウモンチョウはウラギンスジヒョウモンでした。
(この写真では分かりにくいですが同一個体の他の写真で種を確認しました)。
ただ、今年はヒョウモンチョウが少ないですね、あまり見ない、というくらいに。
ハネナガキリギリスが「森の家」近くのクサヨシに潜んでいました。
「ハネナガ」といいつつはねはまだ短いのは、出てきてまだ日が浅いからでしょうか。
ちなみに今年は7月31日に初めて確認しました。
アオダイショウがいました。
しばらく動きを止めていて撮影できたのですが、ここから近寄るとすぐに逃げました。
昨日8月7日は二十四節気のひとつ「立秋」、もう昨日から暦の上では秋。
しかし昨日今日と気温は30度に達し、この先も残暑が続くようです。
公園散策の際には暑さ対策をしっかりとした上でお越しください。
なお、今年から新しく「山の日」となった8月11日は、木曜日ですが祝日のため「森の家」開館します。
虫捕りや花の観察など動植物の情報をおたずねの際にはぜひお立ち寄りください。