– 札幌のまちなみを見渡せる、自然豊かな公園 –

旭山の花2016年6月10日

20160610Benibanaichiyakusou1

2016年6月10日、本日の旭山の花。

春の花が一段落し、夏の花の前で見られる種類は少なめですが、紹介します。

 

20160610Odorikosou

オドリコソウは旭山都市環境林で1カ所だけ見られます。

 

20160610Okukurumamugura

オククルマムグラがクルマバソウに代わって咲き始めましたが、今年は数が少ない印象です。

クルマバソウもまだ場所によりわずかに花がついています。

 

20160610Oohanaudo

オオハナウドは日当たりのよい場所に出ますが、もうそろそろ終わりを迎えます。

 

20160610Himehebiichigo

ヒメヘビイチゴは登山道に向かう道沿いに1カ所だけありますが、こちらも花が終わりかけ。

イチゴと名がつきますが赤い実はなりません。

 

20160610Ezonohebiichigo

白い花のイチゴが園内でちらほらと見られますが、これは外来種エゾノヘビイチゴ。

こちらは赤い実がなります。

 

20160610Saihairan

サイハイランが咲いていました。

高さ40cmくらいある立派な株ですが、道から離れた場所にあり、望遠レンズで撮影しました。

 

20160610Kokeiran1

5月下旬に咲き始めたコケイラン、まだ花をつけていました。

 

20160610Kokeiran2

コケイランの花はペンギンに似ていませんか・・・!?・・・

今年は楽しませてくれました。

 

20160610Benibanaichiyakusou2

ベニバナイチヤクソウは花が少ない今の時期、圧倒的な存在感を放っています。

色も、すっと立って咲く姿も。

 

20160610Benibanaichiyakusou3

下向きに咲く花を、カメラを地面につけて撮影。

散策路沿いや旭山都市環境林で所々に見られますが、見るととりわけ嬉しくなる花です。

 

20160610Yamagara

鳥も1枚だけ、ヤマガラ。

キビタキの声は囀り、地鳴きともよく聞かれますが、割と道の近くにいて立ち止まって探すと姿が見られることも珍しくありません。

キビタキぜひ探してみてください(今日は写真はないですが)。

 

今日の午前中1時間半ほどで確認できた鳥・・・25種

ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメ、カワラヒワ、アオジ、

ホオジロ、メジロ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、

ヒガラ、キビタキ、オオルリ、センダイムシクイ、オオムシクイ、

ウグイス、ヤブサメ、ヒヨドリ、キセキレイ、クマゲラ、

アカゲラ、コゲラ、ツツドリ、キジバト、アオバト

アオバトよく「あ~お~」という鳴き声が聞かれ、数羽で飛ぶ姿も見られます。

そろそろ桜の実が熟してきて桜に集まり始めていますが、桜はカラスも大好物でよく来ています。

 

オオムシクイまだいて「ジジロジジロ」という声が聞こえてきますが、もう来週にはいなくなると思われます。

 

明日明後日の土日は天気もそれほど悪くなく20℃くらいまで気温が上がる予報です。

気温が上がるとエゾハルゼミの声が大きくなりますが(小雨の今日昼前は鳴いていなかった)、植物、そして野鳥探索にぜひ旭山記念公園にお越しください。