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旭山記念公園野鳥情報2026年8月2日(日曜日)

 

旭山記念公園野鳥情報、2026(令和8)年8月2日日曜日。

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。

また、後半では、野鳥以外の自然の情報も上げています。

 

●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。

 

 

●8月の野鳥観察会・自然観察会は、参加お申込み受付中です。

A.定例 野鳥観察会
①8月8日土曜日
②8月23日日曜日

各回8時から10時頃まで

参加費:各200円
集合:旭山記念公園森の家
定員:各回15名程度 先着順

定員になり次第受付を終了いたします。
定員になりましたらホームページでお知らせいたします。

B.自然観察会
①8月16日日曜日

9時から11時頃まで

参加費:200円
集合:旭山記念公園森の家
定員:15名程度 先着順

よろしくお願いします。

 

 

◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、基亜種とは別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソとカワラヒワについては、別亜種が出現した際には本文中に明記します。

 

 

今週のトピックス
ヤマゲラ
7月27日月曜日と7月28日火曜日、園内で久しぶりに観察情報がありました。
27日は「吊り橋」付近で見られ、撮影可能な比較的近い距離に来た瞬間もあったとの情報です。
28日は「ミュンヘンの森」に雌1羽が合現れ、近くで見られました。
しかし7月29日水曜日以降は確かな観察情報はなかったです。
なお、27日の個体は性齢不詳ですが(確認情報なし)、28日の個体は雌成鳥でした。
昨年も8月に突然園内に現れ、ひと月弱の間ほぼ毎日見られていましたが、今年もそうなるのか、いずれにせよヤマゲラは夏に何か動きがある野鳥のようで、ようすをみてゆきます。

ヤマゲラ雌2026年8月2日

 

 

 

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週は確かな観察情報はありませんでした。
7、8月にシマエナガが見られるか見られないか(2か月間見られなかった年もある)、見られる場合はどれくらいの頻度かはその年によりますが、シマエナガの動きには注目しています。

 

 

 

夏鳥情報
オオルリ
7月31日金曜日、「栗の木坂」でオオルリの不完全な囀り=ぐぜりが聞かれましたが、その時、近くにいたヒヨドリがオオルリのぐぜりに呼応して、オオルリが鳴き終わった後に同じタイミングで鳴き返していました。
「栗の木坂」から「巨木の谷」にかけての辺りでは、7月27日月曜日と8月2日にも囀りもしくはぐぜりが聞かれており、目視による観察情報もありました。
幼鳥は7月27日に「巨木の谷」で観察され、その他観察情報もありました。

 

キビタキ
「吊り橋」周辺などでの幼鳥および成鳥の観察情報があり、他の場所でも観察情報がありました。
囀りは聞かれなくなり、「ヒッ ヒッ ヒッ キュピキュピ」という地鳴きも聞かれる機会がやや少なくなってきました。

 

コサメビタキ
園内でコサメビタキ幼鳥が成鳥ともども観察されています。
見られる場所は「巨木の谷」、「吊り橋斜面」および「吊り橋」周辺、「記念樹の森」、森の家の周りなど散り散りで、カラ類混群と一緒あるいは近くにいることもあるし、コサメビタキだけで見られることもあります。
出会えない日もあります、というくらいですが、木の上の方で短い距離を軽く飛びながら移動するのが特徴で、ときどきホバリングも交えたり、そのような動きを気に留めてみていると撮影可能な場所に出てきて見られることもあります。

コサメビタキ幼鳥2026年8月2日

 

コルリ
今週も園内での確かな観察情報はなく、この先も見られる可能性はきわめて低そうですが、一応まだ取り上げつつ様子をみてゆきます。

 

クロツグミ
「吊り橋」周辺などで「キュロキュロ」と地鳴きが聞こることがありますが、姿を見られる機会はごく少ないです。
囀りも聞かれなくなりました。
幼鳥の確かな観察情報は今のところないですが、この先見られる可能性はあります。

 

アカハラ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

トラツグミ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

ウグイス
囀りは7月29日に聞かれた以外はほとんど聞かれなくなっており、姿もほとんど見らなくなりました。
札幌近郊の3か所で8月1日に囀りと「ヂッ ヂッ」という地鳴きが聞かれており、旭山でもまだ囀りが聞かれる可能性はありますが、どうでしょうか。

 

ヤブサメ
「シリシリシリ」という囀りは、聞かれることもある、くらいにほとんど聞かれなくなりました。
「チュッ」という地鳴きはときどき聞かれ、そこで探すと姿が見られることがあります。

 

センダイムシクイ
「チヨチヨビー」という囀りはときどき聞かれており、「ピュッ」という短くて甲高い地鳴きもしており、姿もときどき見られています。
「栗の木デッキ」付近および「巨木の谷」から「吊り橋」付近での観察情報が比較的多く、7月上旬よりは観察機会が増えています。
センダイムシクイは例年8月下旬に南に渡っていなくなりますが、8月に入ると囀りが聞かれる機会が増えます。

センダイムシクイ2026年8月2日

 

ホオジロ
今週は確かな観察情報はなかったですが、札幌近郊で周りを森に囲まれた開けた場所ではまだ囀りや「ツリツリッ」という地鳴きがよく聞かれており、旭山記念公園でもまだ見られる可能性は低くないです。
旭山記念公園では今年まだ、幼鳥の確かな観察情報はありません。

 

アオジ
7月31日に「遊具広場の森」で久しぶりに地鳴きが聞かれましたが、観察情報はほとんどなかったです。
夏には主に幼鳥が見られる可能性もあるので、ようすをみてゆきます。

 

イカル
今週も園内での確かな観察情報はなかったですが、毎年7、8月はたまに観察されるくらいになります。

 

キセキレイ
7月31日に「吊り橋」周辺で観察されましたが、幼鳥が巣立つとそれまではあまり見られない「西側エリア」で見られ、森の家の周りにも来ることがあります。
界川周辺での観察情報もありました。

 

メジロ
囀りはあまり聞かれておらず、今の時期はコエゾゼミやエゾゼミそしてアブラゼミの鳴き声が賑やかで、「チュピー」という地鳴きも聞こえにくくなっています。
「中央トイレ」裏のミズキの木に実がたくさんなっており、今日もそこに何度か来てミズキの実を採餌していましたが、1回の滞在時間は短い傾向があり、待っていて来たら撮るのがいいかと思います。
写真は「中央トイレ」裏のミズキの実ですが、この写真にはメジロは写っていません、念のため。
実はもう少しで黒く熟しますが、まだ赤い未熟のものがほとんどです。

ミズキ2026年8月2日果実

 

モズ
今週も園内での確かな観察情報はなかったですが、まだようすをみてゆきます。

 

チゴハヤブサ
今週も園内での確かな観察情報はなかったですが、まだようすをみてゆきます。

 

ハリオアマツバメ
今週は確かな観察情報はなかったですが、上空から「チュリリリー」と鳴き声が聞こえ、見上げると飛んでいるのが見えることもあります。
西岡公園の「水飲み」はまだ見られているようですが、天気が良い日ではないとあまり(ほとんど)来ないようです。

 

ツツドリ
今週は鳴き声も聞かれておらず、園内での確かな観察情報はなかったです。
ツツドリは例年8月下旬になると主に幼鳥が見られる機会が増えますが、今年はどうなるでしょうか。

 

キジバト
今週はほぼ毎日園内「西側エリア」のどこかで朝に鳴いており、「第1駐車場」西側斜面に来ていたこともありました。
近くで見られる機会もあるかもしれません。

 

アオバト
「オー アーオー」という鳴き声は7月31日には聞かれましたが、聞かれない日もあり、観察頻度は低くなっています。

 

ヤマシギ
今週は確かな観察情報はなかったですが、ヤマシギは10月上旬まで滞在しているようで、今後も稀に見られることもあるかもしれません。

 

※旭山以外の参考情報
コムクドリ
8月1日土曜日、「旧永山邸」の周りでコムクドリ3羽+が見られました。
繁殖が終わり家族で行動していたものと思われますが、比較的近くで観察できました。

 

 

 

留鳥情報
クマゲラ
7月30日木曜日「双子沢川の沢」で土が露出した斜面に来て採餌する姿が見られました。
写真がそれですが、今週は見られない日もあった一方、見られた日は森の家の周りなどすぐ近くに来たこともありました。
クマゲラが見られるかどうかはその日しだいです。

クマゲラ2026年8月2日

 

オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
ときどき見られており、雄と雌どちらも観察情報がありました。
アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
幼鳥、成鳥ともほぼ毎日どこかで観察されています。
幼鳥はまだ頭頂部が赤く、雌雄どちらかは分かりません。

オオアカゲラ雌2026年8月2日

 

コゲラ(亜種エゾコゲラ)
園内各所で鳴き声が聞かれ、近くで鳴いている場合は姿も見ることができます。

コゲラ2026年8月2日

 

ヤマゲラ
(前述)

 

オオタカ
8月2日9時前、「四季の散歩道」付近から飛び上がって「噴水広場」上を北西に抜け「友愛の小径」付近で林に入って見えなくなった雄と思われる個体が観察されましたが、オオタカの観察情報は久しぶりでした。

 

ハイタカ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

ノスリ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

トビ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

オジロワシ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

フクロウ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

カワラヒワ
囀りは聞かれておらず、観察頻度は低いですが、8月1日「旧永山邸」周辺に数羽がいました。

 

ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
森の家の周りなどでときどき近くで見られることもあります。

 

シジュウカラ
成鳥、幼鳥とも観察機会は多いです。
2回目の幼鳥と思われる、白い部分の黄色みが強い個体も観察されました。

シジュウカラ幼鳥2026年8月2日

 

ハシブトガラ
園内で観察機会は多いです。

ハシブトガラ2026年8月2日

 

ヤマガラ
幼鳥も成鳥も観察機会は多いですが、囀りはほとんど聞かれなくなりました。
ヤマガラは、夏になると、地面に降りて採餌する姿が見られる機会が増える傾向にあります。

 

ヒガラ
ヒガラはまだ甲高い囀りが高い木の上の方から聞こえてくることがありますが、近くで姿が見られる機会は少ないです。

 

ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

スズメ
道路沿いで見る機会があります。

 

ヒヨドリ
園内一円でよく見られており、幼鳥も見られています。

 

ハシボソガラス
主に「第1駐車場」周辺、「噴水広場」周辺から道路沿いそして森の家周辺でよく見られています。

 

ハシブトガラス
園内で多く見られています。
レストハウスから展望台の辺りに、手に持っている食べ物を狙うハシブトガラスがいるので、お気を付けください。
森の家の周りにも食べ物をチェックしに来る個体がいるので、ご注意ください。

 

 

 

旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。

旭山記念公園各所名称マップ

 

 

 

ヌスビトハギ(マメ科)
今園内できわめてよく目にする花、ヌスビトハギ。
長い穂の先に小さな花がいくつかつくもので、咲き方がハエドウソウと少し似ていますが、ヌスビトハギは3枚セットの葉が茎にまばらについているのが特徴です。
花が終わるとサングラスのような形の種子ができますが、それは「ひっつき」となって人の衣服や犬の毛について運ばれ、落ちた先でうまくすると芽が出て育ってゆきます。

ヌスビトハギ2026年8月2日

 

ゴボウ(キク科)
アザミのような花ですが、これはゴボウです。
元々自然にはなく、かつて畑で栽培されていたものが野外でも育つようになった「野外逸出種ですが」、旭山ではやや日当たりのいい散策路脇にちらほらと見られます。

ゴボウ2026年8月2日

 

タラノキ(ウコギ科)
「タラの芽」でおなじみタラノキの花が咲き始めました。
「第1駐車場」の歩道デッキ部分から仕切りのすぐ外に咲いているもので、すぐ近くで見ることができます。
タラノキは「タラの芽」が摘まれなければ、この木のように7m前後まで高くなるものもあります。

タラノキ2026年8月2日

 

ハマナス(バラ科)の実
「展望台ユニバーサル園路」沿いのハマナスが赤い実をつけています。
ハマナスは本来海岸とその近くに生え、山では見られませんが、旭山記念公園のものは植栽木です。
今年は多くの実がなっています。

ハマナス2026年8月2日果実

 

クサギ(シソ科)の花の終わり
先週、クサギの花の写真を上げましたが、この1週間で花びらはだいぶ散ってきました。
花びらが散ると萼片が残りますが、それがピンク色できれいに見えます。

クサギ2026年8月2日ピンク色の萼片

 

ウシタキソウ小群落
先週お伝えした話題ですが、もう一度取り上げます。
旭山記念公園では1か所でしか見られないウシタキソウ小群落の場所に、「ウシタキソウを踏まないで見守ってください」という看板を設置し、笹(クマイザサ)で作った簡易的な囲い柵を設けました。
ウシタキソウの花もそろそろ終わりますが、来年以降もここで見られるように願っております。

ウシタキソウ小群落看板2026年7月26日

 

 

 

次回は、2026年8月10日月曜日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。