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旭山記念公園野鳥情報2026年4月12日(日曜日)

 

旭山記念公園野鳥情報、2026(令和8)年4月12日日曜日。

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。

 

●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。

 

 

●野鳥の巣を探さないでください!
野鳥は、春の繁殖シーズンには非常にデリケートになります。
巣を作っているようすを見られたり、巣をのぞかれたりすると、巣を放棄したり、巣を他の鳥などに壊されて、繁殖しなくなってしまう可能性が高くなります。
人間も自分の家をのぞかれると嫌ですよね・・・
野鳥のために、次のことをお願いします!
①巣を探さない
②巣に気づいたら目をそらしてすぐに、しかし動きはゆっくりとその場を離れる
③巣を見ない/巣がある場所が分かったら近づかない
④巣の場所を人に話したり、ネットに情報を上げたりしない

 

●4月から5月上旬の野鳥観察会は、以下の日程で行います。

野鳥観察会【定例】
②4月26日(日曜日) ※締切間近
③4月29日(水曜祝日)
④5月2日(土曜日)
いずれも8時から10時頃まで

5月4日(月曜祝日)の早朝野鳥観察会は募集定員に達したため受付終了となりました。

【定例】の野鳥観察会は、おひとり様が参加できるのは3回のうち「1回のみ」とさせていただきます。

参加費:200円
集合:旭山記念公園森の家
定員:15名程度 先着順
受付:現在受付中(電話および窓口直接)

定員になり次第受付終了となります。
定員になりましたらホームページでお知らせします。

 

 

◎亜種表記について

当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、基亜種とは別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソ、カワラヒワについては別亜種が出現した際には本文中に明記します。

 

 

夏鳥渡来情報
08 アオジ
2026年4月8日、アオジ今年初認です。
2025年は4月26日初認、今年は昨年より18日早い初認となりました。
ただし、2024年は4月10日初認のため、それから見ると2日早いだけで、昨年が遅かったというべきかもしれません。
「森の家階段」の辺りで「チッ」と鳴き声が聞こえ、すぐに低く飛ぶ姿が見られました。
アオジはかつて、春には囀りがよく聞かれ、秋までよく見られる夏鳥でしたが、3年前から観察機会が減り、囀りも渡来直後に少し聞かれるだけで、夏まではほとんど姿が見られず、晩夏に幼鳥も含め少し見られる程度になっています。
何が起こっているのか分かりませんが、かつて多く見られた野鳥が少なくなっているのは気がかりです。
ただこれは旭山記念公園に限ったことかもしれないですが、今年はどうなるか、注意深く追ってゆきます。

 

09 モズ
2026年4月11日、モズ今年初認です。
2025年は4月11日初認、今年は昨年と同じ日でした。
ただしモズは3月31日に市内で観察されたとの確かな情報があり、旭山記念公園でも2024年は3月31日に見られていましたが、モズは旭山記念公園では個体数が少なく、いる場所も「ちびっこ広場」周辺にほぼ限られるため、参考程度の記録としてお考えください。
4月11日土曜日の野鳥観察会の際に、「ピクニックテラス」付近の木と「遊具広場と噴水広場の間の道」で2回姿が見られましたが、「キチキチッ」という鳴き声は聞かれませんでした。

 

夏鳥到着済みリスト(カッコ内は昨年比)
01 ホオジロ 2026年3月28日(5日遅)
02 キジバト 2026年3月28日(2日早)
03 ルリビタキ 2026年3月29日(29日早)
04 ヤマシギ 2026年4月3日(11日遅)
05 ベニマシコ 2026年4月3日(4日早)
06 キセキレイ 2026年4月4日(5日早)
07 ウグイス 2026年4月5日(14日早)
08 アオジ 2026年4月8日(18日早)
09 モズ 2026年4月11日(同じ)

この先1週間は、クロツグミ、トラツグミ、ノビタキ(通過)、早ければメジロが初認となる可能性があります。

 

 

今週のトピックス
マヒワ
4月11日土曜日の野鳥観察会の際に、マヒワ30羽ほどの群れが「第1駐車場」上空を飛んでいるのが見えましたが、その日の観察情報はそれだけでした。
翌4月12日日曜日9時頃、「山紅葉坂」のシラカンバに30羽前後の群れが現れて採餌を始め、すぐに「森の家南斜面」のハルニレの木に移ってハルニレの花を食べ始めました。
15分ほどで飛び去りましたが、10時30分頃「ちびっこ広場北の森」のハルニレに30羽ほどの群れが飛んで来てまた花を採餌していました。
マヒワ、旭山記念公園では、2025-26年の冬は11月まで数羽が見られていた後、ほぼまったく観察情報がなかったですが、ここに来て見られるようになりました。
2024-25年の冬は冬鳥全体が多くマヒワも多く見られていましたが、2023-24年は3月まではごく少数がいて、4月から30羽前後が来てひと月ほど滞在していたこともありました。
今日のところはシラカンバとハルニレの花だけを食べており、次の写真は2枚ともハルニレを食べている様子です。
マヒワは5月23日まで見られた年も過去にあったのですが、この先注視してゆきます。

マヒワ2026年4月12日1ハルニレの花を食べる

マヒワ2026年4月12日2ハルニレの花を食べる

 

アトリ
4月11日、アトリの園内での観察情報がありました。
アトリは旭山記念公園では数羽が冬から春先に時々見られることがあります。

 

オシドリ
4月7日火曜日、旭山都市環境林でオシドリ雄1羽が観察されました。
オシドリはほぼ毎年春先に時々旭山都市環境林にやって来ているのが観察されており、この日は飛び上がってそのまま飛び去る姿が見られました(撮影できず)。

 

マガモ
同じく4月7日、旭山都市環境林でマガモ3羽か4羽が観察されました。
最初雄1羽が「ふしぎ池」から飛び去るのが見え、少しして雄1羽雌2羽が戻って来ましたが、雄が同一個体かどうか判断できないため、3羽か4羽としています。
マガモは翌4月8日水曜日にも旭山記念公園上空を1羽で飛ぶ姿が見られており、以前から春先に時々見られています。
写真はその時の雄です。

マガモ雄2026年4月12日

 

 

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週もほぼ毎日観察情報があり、「遊具広場の森」と「学びの森」、「巨木の谷」および森の家周辺など見られています。
午後でも見られることがあります。
巣材集めをする様子も見られていますが、その観察頻度は落ちています。

シマエナガ2026年4月12日

 

 

夏鳥
ホオジロ
展望台周辺で観察機会が多く、4月11日の野鳥観察会の際には展望台周辺で雄2羽が同時に見られました。
囀りは午前中によく聞かれており、地面に降りて採餌する姿も時々見られています。
ただし4月12日は寒かったせいか、囀りは聞かれませんでした。

 

アオジ
(前述)

 

ベニマシコ
4月7日までは「中央トイレ」付近で毎日見られていましたが、それ以降観察情報がほとんどなく、この先注視してゆきます。

 

ルリビタキ
4月7日に森の家裏で「ヒッ ヒッ」という鳴き声が10分以上聞かれ、4月11日にも園内での観察情報がありましたが、情報は少ないです。

 

ウグイス
初認から6日目の4月11日にようやくきれいな「ホーホケキョ」と囀りが聞かれましたが、それまでは「ホケキョ」と一声だけ鳴いていました。
4月11日の野鳥観察会の際には「森の家西の沢」「第2駐車場」と「巨木の谷」で囀りが聞かれ、この先しばらく園内で囀りを聞く機会が多いものと思われます。
なお、ウグイスは7、8年前から数年間は囀りを聞く機会が減り数が減りましたが、3年前から囀りを聞く機会がまた増えてきたように感じられます。

 

キセキレイ
森の家から「第2駐車場」周辺で時々見られていますが、近くで見られる機会は少ないです。

 

モズ
(前述)

 

キジバト
「ちびっこ広場」「遊具広場」など道路沿いでの姿は声の観察情報は少なくないですが、「西側エリア」ではほとんど見られていません。
旭山記念公園は毎年このような感じではあります。

 

ヤマシギ
今週は確かな観察情報はなかったですが、今年は雪解けの進みが速く、笹がだいぶ立ってきたため、散策路沿いにいることが少ない可能性があります。

 

 

 

秋から春に見られる野鳥
シメ
今週も観察情報はほとんどなかったですが、通常の年と比べるとこの時期の観察情報が少ないです。
シメは通常5月中旬まで旭山記念公園で見られ、それから8月下旬までは見られなくなります。

 

ベニヒワ
今週は観察情報がなく、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また秋に)。

 

マヒワ
(前述)

 

ウソ
今週も園内での観察情報は少なかったです。
ウソは5月上旬まで見られることがあり、まだ様子をみてゆきます。

 

キクイタダキ
今週も園内で時々見られています。
4月12日「風の丘U字坂」の「キクイタダキの松」で20分以上近くで見られたとの観察情報がありました。
4月9日木曜日は「吊り橋」左岸側のヨーロッパトウヒで(写真はその時のもの)、4月6日月曜日は「吊り橋」右岸側のトドマツでそれぞれ近くで見られました。
囀りはまだ聞かれておらず、雄が頭の羽を広げてオレンジ色に見えるような行動もまだ見られていません。
なお、今の時期はヤナギ類の花を食べに来ることもあります。

キクイタダキ2026年4月12日

 

キバシリ
今週も園内での観察情報が少なくなり、4月6日15時過ぎに「中央トイレ」付近のエゾヤマザクラに1羽が来ていました(写真)。
しかし、その翌日4月7日以降の確かな観察情報がなく、山に移動した可能性がありますが、もう少し様子をみます。

キバシリ2026年4月12日

 

ミソサザイ
4月6日「学びの森」、4月9日「吊り橋」周辺、4月11日野鳥観察会では「木の橋」付近そして4月12日「ポートランドの森」と散発的に観察情報がありますが、近くでじっくり見られたという情報はなかったです。

 

ツグミ
今週は確かな観察情報はなかったです。

 

カケス(亜種ミヤマカケス)
今週は4月8までは毎日観察情報がありましたが、4月9日以降観察情報がなく、山に移動した可能性があります。
カケスは通常4月中旬に旭山記念公園では見られなくなりますが、もう少し様子をみます。

 

ヒレンジャク
今週も園内での確かな観察情報はなかったです。

 

キレンジャク
今週も園内での確かな観察情報はなかったです。

 

コガラ
今週も園内での確かな観察情報はなかったです。

 

オジロワシ
今週も園内での確かな観察情報はなかったですが、もう少し様子をみます。

 

 

 

留鳥情報
クマゲラ
今週も園内で近くで見られた日もあり、4月11日の野鳥観察会ではペアと思われる雄雌2羽が観察できました。
藻岩山や旭山都市環境林方面からは日に1度は鳴き声が聞こえてきています。
クマゲラが近くで見られるかどうかはその日しだいです。

 

オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
ほぼ毎日といえるくらいの頻度で見られています。

 

アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
今週もほぼ毎日見られています。
写真のように地面に降りて採餌する姿を今週は3回見ました。

アカゲラ雄2026年4月12日

 

コゲラ(亜種エゾコゲラ)
「ギーキーキッキー」という鳴き声を聞く機会も多く、近くで見られることもあり、1羽に気づくとたいてい周りにもう1、2羽います。
写真はバッコヤナギの花を食べに来ているところです。
雄の頭部の赤い羽はやはりなかなか撮れません。

コゲラ2026年4月12日バッコヤナギの花を食べる

 

ヤマゲラ
今週も園内での観察情報は少なくはなく、4月12日には「遊具広場」で近くで見られたとの情報もありました。
4月11日の野鳥観察会では、「記念樹の森」から「ポートランドの森」周辺で「ピョッピョッピョッピョッピョッ」という大きな声が聞こえました。

ヤマゲラ2026年4月12日

 

オオタカ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

ハイタカ
今週は園内での確かな観察情報がありました。

 

ノスリ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。
周辺に越冬個体がいなかった場合(今年がそうだと考えられます)、4月中旬から見られるようになり、5月上旬までは観察機会が増える傾向にあります。

 

トビ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

フクロウ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

カワラヒワ
園内の「学びの森」「ちびっこ広場」や「遊具広場」周辺で囀りを聞くことが多く、「キリコロキリー」と飛びながら鳴く声はよく聞かれています。

 

ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内一円でよく見られており、「テュッテュッテュッ」という地鳴きもよく聞かれており、「フィーフィー」あるいは「フィッフィッフィッ」という囀りも聞かれています。

ゴジュウカラ2026年4月12日亜種シロハラゴジュウカラ

 

シジュウカラ
園内一円でよく見られ、「ツーピーツーピー」という囀りもよく聞かれています。

シジュウカラ雌2026年4月12日

 

ハシブトガラ
園内一円でよく見られており、「ピィピィピィ」という囀りもよく聞かれています。

ハシブトガラ2026年4月12日

 

ヤマガラ
園内一円でよく見られており、「チーリーツー」という3拍子の囀りや「ツツピー」という囀りも聞かれています。
写真はバッコヤナギの雄花を食べに来ているところですが、ヤマガラに限らずカラ類はやコゲラは、今の時期オノエヤナギやバッコヤナギの花を食べに来ています。

ヤマガラ2026年4月12日バッコヤナギの花を食べる

 

ヒガラ
園内の主に針葉樹で見られ、囀りも聞かれています。
ヒガラもヤナギ類の花を食べに来るほか、この時期は広葉樹に来ている姿を見る機会も少なくないです。

ヒガラ2026年4月12日

 

ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

スズメ
道路沿いで見る機会があります。

 

ヒヨドリ
園内一円で見られています。
この写真のヒヨドリもオノエヤナギの花を食べています。

ヒヨドリ2026年4月12日

 

ハシボソガラス
主に「第1駐車場」周辺、「噴水広場」周辺から道路沿いで普通に見られています。

ハシボソガラス2026年4月12日

 

ハシブトガラス
園内で多く見られています。
巣材を集める様子も観察されていますが、どこに巣を作るか注視してゆきます。

ハシブトガラス2026年4月12日

 

 

 

旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。

旭山記念公園各所名称マップ

 

今週のエゾリス
埋めてあったものか、落ちていたものか、オニグルミの実をかじって割って食べていました。

エゾリス2026年4月12日

 

エゾマイマイ
春になり、エゾマイマイも見られるようになってきました。

エゾマイマイ2026年4月12日

 

サッポロマイマイ
こちらも春になって出てきました。
少なくはないですが、エゾマイマイの方が見る機会は多いです。

サッポロマイマイ2026年4月12日

 

ハルニレ(ニレ科)の花
野鳥はこの花が好きなようで、マヒワやカラ類などが食べに来ています。
春早くに花が咲き、5月にはもう種子ができています。

ハルニレの花2026年4月12日

 

エゾニワトコ(ガマズミ科)
林縁や農耕地などでよく見かける低木のエゾニワトコ、春になり芽吹いてきました。
5月から6月に白い房状の花が咲き、夏に赤い実がなりますが、旭山記念公園では少ないです。

エゾニワトコ2026年4月12日

 

キタコブシ(モクレン科)の花芽
「森の家南斜面」にあるキタコブシの花芽、だいぶ膨らんで先が開きかけてきました。

キタコブシ2026年4月12日花芽

 

 

次回は、2026年4月18日土曜日か20日月曜日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。