– 札幌のまちなみを見渡せる、自然豊かな公園 –

旭山記念公園野鳥情報2024年9月1日(日曜日)

 

旭山記念公園野鳥情報、2024(令和6)年9月1日日曜日、防災の日。

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

 

●9月の観察会のお知らせ
9月の観察会のうち、以下の2回はまだ参加お申込み受付中です。
それ以外のものについては募集定員に達したため、受付終了とさせていただきました。
あしからずご了承ください。

「定例野鳥観察会」 9月14日(土曜日)
「自然観察会」 9月15日(日曜日)

なお、旭山野鳥観察会では、野鳥の他に植物も見てゆきますので、野鳥に少しでもご興味がある方は、野鳥が主目的ではなくても、これから野鳥も見たいという方でも、お気軽にご参加ください。

 

 

 

今週のトピックス
クマタカ
8月29日朝、森の家上空にクマタカが現れました。
ゆっくり旋回上昇しながら西側に流れて見えなくなりました。
クマタカは南区の山々で数つがいが繁殖しているとみられ、成鳥幼鳥問わずそれらがたまに旭山上空まで飛んで来ることがあり、四季を通して散発的な観察情報があります。
今回の個体は成鳥と思われます。

クマタカ2024年9月1日

 

ハチクマ
8月29日朝、前述クマタカとまったく同じとき、ハチクマも森の家から目視できる範囲内に現れました。
クマタカよりも遠くて高いところを飛んでいて、やはり西に流れて見えなくなりました。
ハチクマも南区の山々で数つがいが繁殖していると見られていますが、ハチクマは現在までのところ旭山では9月に入ってからの春と秋の渡りの時期にしか観察記録がありません。
今回は渡りとすれば微妙に早いですが、今年は早くに渡りが始まっているのかもしれません。
一方で、渡りの時期ではなくても飛んで来る可能性もありそうで、この先少しの間ハチクマの動きに要注目です。
下の2枚目の写真は鮮明ですが、画像ソフトで明るく調整したものです

ハチクマ2024年9月1日1

ハチクマ2024年9月1日2

 

モズ
8月30日金曜日、「記念樹の森」からモズの「キチキチッ」という声が聞こえてきました。
モズ、旭山では例年夏の間は見られず、秋になると戻って来ますが、そろそろ戻って来たのかもしれません。

 

 

 

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
この1週間はその前の1週間よりも観察頻度が落ちており、1日観察情報がなかった日もありました。
昨日8月31日は11時頃に「学びの森」での観察情報もありました。
8月29日は17時半頃「遊具広場の森」方面から声が聞こえてきました。
今週もちらほらと観察情報がありましたが、この先の流れに要注目です。

 

 

 

夏鳥情報
オオルリ
今週は学びの森付近で幼鳥が観察されました。
オオルリは早ければ9月前半に南に渡っていなくなります。

オオルリ2024年9月1日

 

キビタキ
今週もまだ見られる機会は比較的多く、雄、雌、幼鳥いずれの観察情報も複数ありました。
「学びの森」「吊り橋」周辺、「友愛の小径」辺りでの情報が多いです。
キビタキは例年通りであれば今月いっぱい見られるものと思われます。

キビタキ雄2024年9月1日

 

コサメビタキ
まだときどき見られており、「遊具広場と噴水広場の間の道」「学びの森」、森の家前などでの観察情報があります。
コサメビタキも寧年通りであれば9月いっぱい見られるものと思われます。

 

クロツグミ
今週は確かな観察情報はなかったですが、10月までは見られる可能性があります。

 

アカハラ
今週も園内での確かな観察情報はありませんでしたが、秋になると見られる機会が増えます。

 

トラツグミ
今週も確かな観察情報はありませんでしたが、10月頃まで見られることがあります。

 

ホオジロ
今週は確かな観察情報はなかったですが、例年10月中旬頃まで旭山で見られ、今後も見る機会はまだあると思われます。

 

アオジ
このところ「レストハウス坂」辺りで「チッ チッ」という地鳴きを聞くことがあり、今週は3日そこで声を聞きました。
「ポートランドの森」でも1日だけ声が聞かれた日もありましたが、なかなか姿が見える場所には出て来ず、出て来てもすぐに逃げてしまい、思うように観察ができないことばかりです。
アオジは例年であれば10月末まで旭山で見られます。

 

ウグイス
囀りはまったく聞かれなくなりましたが、「ヂッ ヂッ」という地鳴きを聞く機会が多くなってきました。

 

ヤブサメ
笹薮でときどき地鳴きが聞かれますが、その頻度は落ちてきており、あまり出会えなくなっています。

 

センダイムシクイ
今週は確かな観察情報はなかったのですが、それらしいが断定まではできない観察情報はあったので、もう少し様子をみます。

 

メジロ
園内広く出会うことが多く、囀りはあまり聞かれないか鳴いても短いですが、「キュキュキュロ」という地鳴きはよく聞かれています。
今の時期、旭山でいちばん出会う確率が高い野鳥ではないかと思われます。

メジロ2024年9月1日

 

イカル
今週は確かな観察情報はなかったですが、この先11月まで時々来るのではないかと思われます。

 

キセキレイ
園内でときどき見られており、森の家の周りにも時々飛んで来ます。
近隣住宅街を流れる界川でもまだ見られているとの情報がありました。

 

モズ
(前述)

 

ハリオアマツバメ
今週は確かな観察情報はなかったですが、そろそろ見られなくなる頃です。

 

ヤマシギ
今週も確かな観察情報はありませんでしたが、道内では10月まで残っていることが分かっているため、もしかすると見られることがあるかもしれません。

 

ツツドリ
「四季の散歩道」の辺りで幼鳥が見られました。
写真がそれですが、2週前のものとは別個体と思われます。
ツツドリはそろそろ南に渡っていなくなりますが、その前にこうして見られることもあります。

ツツドリ幼鳥2024年9月1日

 

キジバト
先週程ではないですが今週も朝早い時間と夕方に鳴き声がよく聞かれ、姿もしばしば見られました。

 

アオバト
週に何度か鳴き声が聞こえてきますが、姿が見られることはあまりないです。
アオバトは旭山では9月下旬には見られなくなりますが、円山でかつて11月上旬に見たことがあります。

 

チゴハヤブサ
毎日ではないですがときどき園内でも声が聞かれ、姿が見られることもあります。

 

オシドリ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

 

 

冬の鳥情報
シメ
8月30日にまた園内で観察されましたが、まだいつも来ているわけではないようです。

 

 

留鳥情報
クマゲラ
昨日8月31日午後に藻岩山方面から「プルプルプル」という鳴き声が聞こえ、少しして「登山口下周回路」付近から「キョーン」と鳴き声が聞こえてきました。
この1週課では他に「遊具広場」周辺での観察情報もありましたが、いつも言うようにクマゲラは来たり来なかったりです。

 

オオアカゲラ
園内でときどき見られています。

 

アカゲラ
園内で見られていますが、相変わらず鳴き声を発することが少なく、いても気づかないこともままあるかと思われます。

アカゲラ2024年9月1日

 

コゲラ
観察機会は多く、「ギー」という声を聞く機会も少なくないです。

 

ヤマゲラ
今週も確かな観察情報はなかったですが、今年は今のところ出会う機会が少ないです。

 

フクロウ
今週も鳴き声が聞こえてくることはなく、観察情報もありませんでした。

 

オオタカ
今週も確かな観察情報はありませんでした。

 

ハイタカ
8月30日朝8時頃森の家真上の目視できる位置に現れ、少しずつ旋回上昇して北に流れて見えなくなりました。
秋はオオタカやハイタカを見る機会が多くなる頃ですたが、今年はどうでしょうか。

 

ノスリ
今週も確かな観察情報はありませんでした。

 

トビ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

ハヤブサ
今週も園内での観察情報はありませんでした。

 

オオセグロカモメ
今週も園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

カケス(亜種ミヤマカケス)
今週は園内や旭山都市環境林での観察情報はありませんでした。

 

カワラヒワ
先週までよりは観察情報が少なくなっており、1羽だけで見られることもよくあります。

 

ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内一円でよく見られています。

 

シジュウカラ
園内一円でよく見られています。

シジュウカラ幼鳥2024年9月1日

 

ハシブトガラ
園内一円でよく見られています。

 

ヤマガラ
園内一円でよく見られています。

 

ヒガラ
午前中に囀りがよく聞かれ、姿もしばしば見られています。

 

ハクセキレイ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

スズメ
道路沿いで見る機会があります。

 

ヒヨドリ
今週も園内各所で見られていますが、幼鳥が出てきたようです。

 

ハシボソガラス
「噴水広場」から「テラス状階段」の辺りと第1駐車場だいたいいつも見られ、全部で数羽から10羽くらいいます。

 

ハシブトガラス
園内でよく見られています。

 

 

 

 

旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。

旭山記念公園各所名称マップ

 

 

 

旭山その他の自然情報
エゾリス
このところオニグルミの実を冬のために土に埋める行動がよく見られています。
まだ外側の緑色の部分が取れていないものをくわえて走ることもあります。

エゾリス2024年9月1日

 

ニホンカナヘビ
最近園内を歩いていてよく目にしますが、大きいものから数cmの子どもまでいろいろです。

ニホンカナヘビ2024年9月1日

 

カンタン
8月後半になり、木の上や草の上で「ピリリリリ」と鳴いている生き物の正体がこれ、カンタン。
ほかの秋の鳴く虫とは違い、木の上でも鳴くのが特徴です。
カンタンが鳴いていると、夜もなんとなく気持ちが明るくなります。

カンタン2024年9月1日

 

ツノアオカメムシ
緑色に輝く「ラメ入り」カメムシがいました。
ツノアオカメムシ、珍しいというほどではないけれど、まあ少ないかなというくらいです。

ツノアオカメムシ2024年9月1日

 

オオハキリバチ
森の家の屋根に巣を作っているやや大型の蜂の仲間。
人を刺すことはほとんどないと言われていますが、今の時期クズの花に集まっているのをよく見ます。

オオハキリバチ2024年9月1日クズの花

 

ケチヂミザサ
イネ科草本で、今の時期、園内の林縁の半日陰くらいの場所にぱらぱらと出ています。
名前は「毛」「縮み」「笹」です。

ケチヂミザサ2024年9月1日

 

ウドの果実
ウドの実、果実がなってきています。
熟すと黒くなります。
線香花火みたいできれいです。

ウドの果実2024年9月1日

 

 

 

次回は、2024年9月7日土曜日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。