昨日から気温が上がり、すっかり初夏の趣となってきました。
今回は、この3日間に旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林で撮影した花と虫の写真を集めてみました。
まずは花から。
クルマバソウ
小群落が何か所もあり、花が盛りを迎えています。
クルマバツクバネソウ
旭山では1か所だけで見られます。
ヤブニンジン
こちらも旭山では少ないです。
マイヅルソウ
園内にも小群落が何か所かありますが、マイヅルソウはそろそろ花が終わります。

マムシグサ(コウライテンナンショウ)
多くはないですが、目を引きます。
エゾタンポポ
花の下にある総苞片が下向きに反り返っていない、エゾタンポポと思われる花。
アズキナシ
木の花、これは10m以上の高い位置に咲いていましたが、園内では目の高さで見られる場所もあります。
ナナカマド
まだ咲いている花もありますが、花期が短く、そろそろ終わります。
ミズキ
トイレの横にあるこの木は、花が全体を覆うほどたくさん咲いています。
続いて虫。
ハナムグリ
そのミズキの花には多くの虫が寄って来ています。
ミヤマオオハナムグリ(冒頭写真も)
こちらもミズキが好きなようです。
ヘリグロベニカミキリ
花に寄るカミキリムシも増えてきました。
ビロウドツリアブ
桜とともに出始めるこの虫は、そろそろ見られなくなります。
サカハチチョウ
春型と呼ばれる夏の前に出てくるタイプ、今年は多く見られています。
コミスジ
初夏から初秋まで見られる旭山では多い蝶も出てきました。
そしておまけというか。
シマヘビ
これはまだ小さい個体、旭山ではよく見られるヘビです。
今日は夏日の予想。
旭山記念公園の散策の際には、水分補給など、熱中症対策も忘れずにお歩きください。