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旭山記念公園野鳥情報 2017年4月7日(金)

旭山記念公園と「旭山の森」の野鳥情報です。

2017年4月7日(金)にまとめたものですが、今後は毎週金曜日に情報を更新しホームページに上げてゆきます。

 

夏鳥

◆到着済み

ホオジロ 3/28・・・展望台付近で「一筆啓上仕り候」と囀りしていて観察が比較的容易。地鳴きは「ツリツリッ」。

キジバト 3/27・・・「ボボーホーホーッ」と木の上で鳴きます。

 

◆近日到着見込み(或いは到着済みの可能性も未確認)

キセキレイ 例年4月上旬初認。「ピピッ」と波状に飛びながら鳴きますが、ハクセキレイと飛ぶ時の声や姿(シルエット)が似ています。

モズ 例年4月上旬初認。木の上で「キチッ」と舌打ちするように鳴きます。

ヤマシギ 例年4月上旬初認。鳩くらいの大きさで笹の中から急に飛び出し驚かされます。

 

◆来週到着見込み

アオジ 例年4月13日頃初認。「チッ」と地面近くのやぶで鳴きます。

ウグイス 例年4月16日頃初認。最初はうまく「ホーホケキョ」と声が出ません。

ヤブサメ 例年4月16日頃初認。笹藪で「キュッ」と地鳴き、囀りは「シリシリシリ」です。

トラツグミ 例年4月中旬初認。明け方や夕方に「ひょ~」と囀ります。

ルリビタキ 例年4月中~下旬初認、年によりもう1週遅れることもあります。見られなくなる時期は5月上~中旬にかけてです。地面近くの低い位置にいて近寄ると低く飛んで短距離逃げます。

ベニマシコ 例年4月中~下旬初認。「ピッポッ」という鳴き声が特徴的です。

※翌々週以降のものは追って触れてゆきます。

 

◆まだ見られる冬鳥 (旭山では冬の間だけ見られる鳥も含みます)

シメ 5月上旬まで。数羽で木の高いところや飛びながら「シリッ」と鳴きます。

ウソ 5月上旬まで。「フィッ」と寂しげな口笛のような声で鳴きます。

マヒワ 5月上旬まで。「チュイーン」と鳴きながら飛びます。

ツグミ 5月上旬まで。地面で餌を探す姿が比較的よく見られます。

ヒレンジャク 毎年春は4月下旬から5月上旬に1、2日だけ見られます。

イスカ この冬は記録なしでしたが4月から5月に通過で1、2日見られる可能性あります。

ミヤマホオジロ 3/28確認。その後記録ありませんがまだ現れる可能性があります。

 

◆その他

シマエナガ つがいで巣作りに入り見られる機会は減りましたがまだ見られます。

カワラヒワ 3月中旬から木の上で「チュイチュイジュリー」と囀りをするようになり、今の時期はよく聞かれます。飛びながら「コロコロ」とも鳴きます。

シジュウカラ 「ツーピー」という囀りがピークを迎えています。

ハシブトガラ 「ピィピィピィ」という囀りがまだ聞かれます。

ヤマガラ 「チーリーツー」という3拍子の囀りだいぶ減りましたがまだ聞かれます。

ヒガラ 「ツピツーツピツー」と針葉樹のてっぺんからの囀りがよく聞かれます。

ゴジュウカラ 「フィフィ」「フィー」という囀りがまだ聞かれます。

キクイタダキ そろそろ見られなくなりますが、まだ針葉樹を探すといることがあります。

ヤマゲラ 「ピュイピュイピュイ」という甲高い素っ頓狂な声が園内で今よく聞かれます。下の写真はヤマゲラの雄ですが、雌も同様に甲高い声で鳴きます。

クマゲラ 今年は園内での目撃は少ないですが、藻岩山の方から飛びながら「プルプル」と鳴く声が時折聞こえてきます。

 

Yamagaera