11月23日の園内

午前中は陽が射し穏やかでした。

寒いけれど冬はまだかな、と思っていたら午後には雪が降りましたよ。

今日の西岡公園の池では水鳥たちが元気に活動していました。

池で泳ぐカワアイサの群れ

池で泳ぐカワアイサの群れ

カワアイサの群れは20羽くらいいたでしょうか?

魚などの水生生物を食べる水鳥です。

日本で見られるカモの仲間では一番大きい鳥です。

いっせいに水に潜って魚などを追い込み漁で狩りをします。

まるで「シンクロナイズドスイミング」改め「アーティスティックスイミング」を見ているようでとっても楽しいです。

オスの白い胸は遠くからでもはっきり目立ちます。

他にも水鳥は、マガモ、コガモ、ホオジロガモなどが見られましたよ。

湿原と落葉した木々

落葉した木々が湿原の水面に映っています。

表面が凍った湿原

奥の湿原では水面に氷が張っていましたよ。

池が凍るのはいつでしょうか。

池が凍ると水鳥たちは姿を消します。

春になって池の氷が融けるまでさみくなりますね。

ほとんど落葉したカラマツ

園内の樹々はほとんど落葉しました。

最後に紅葉するカラマツも黄色い針のような葉がほとんど無くなりました。

今日は鳥たちの観察がしやすくなった森で、アカゲラ、コゲラ、ヒガラ、ハシブトガラ、シジュウカラ、エナガ、キバシリ、ミソサザイにも出会えましたよ。

これらの鳥たちは冬のあいだも、西岡公園で見ることが出来ますよ。

ヤドリギがたくさんついた広葉樹

落葉した森の中では鳥の巣のような形のヤドリギがたくさんついた広葉樹が目につきます。

ヤドリギは広葉樹の枝に寄生する樹木です。

ヤドリギは太陽光と二酸化炭素以外は宿主から必要な栄養と水分をうばって生きていますよ。

常緑のヤドリギは宿主の樹木が落葉した後にはたっぷりと太陽のエネルギーを浴びて光合成できますね。

自分でも光合成してエネルギーを作るので半寄生植物ですね。

ヤドリギは土壌の代わりに他の木の幹を利用していますよ。

寄生根とよばれる特殊な根です。

その特殊な根は、宿主の樹木の枝や幹に食い込んでいます。

西岡公園の管理事務所ではヤドリギの展示コーナーでその食い込んだ根を見ることが出来ますよ。

「ヤドリギ」の展示についてはこちらからもどうぞ↓↓↓↓

「ヤドリギ」の展示が始まりました

歩きやすい足元と、暖かい服装で散策をお楽しみください。

園内の花や山菜、鳥、獣、魚類の採集と傷つける行為は禁止されております。

皆さまのお越しをお待ちしております。