– 札幌のまちなみを見渡せる、自然豊かな公園 –

42.トチノキ

無題1

 トチノキ

    Aescutus turbinata Blume

       トチノキ科 落葉広葉樹
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北海道では南部に自生するが札幌には元々なかったと言われている樹種。高さ25m。道南では山に多く見られる。大きな筋張った葉が5片から7片出る羽状複葉が特徴。6月に塔のように立つ総状花序の白い花を咲かせ山で目立つ。変種ベニバナトチノキが円山付近の街路樹にあり毎年赤い花を咲かせる。花からは良質の蜂蜜がとれる。秋に「栃栗」と呼ばれる丸い実がなり食べられるが殻が固くアク抜きの必要もあるため手間がかかる。冬芽はとがって大きく先から粘着質の物質が出ている。
旭山ではここに植えられているのみ。
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