今日も晴天!
青空がまぶしい一日でした。

ただ風がとても強く、園内の花を撮ろうと思ってもピントが合いません(><)
かなり咲き進んだルピナスの花穂も激しく揺れています。

風が強いせいでしょうか?晴天過ぎると霞む市街地の眺望が、何故かいつもよりクリアに見えました。

ビル群も、いつもよりは輪郭がはっきりと写りました。

さて6月も半ばに入り、旭山の植物もどんどん姿や見られるものが変わってきています。
園路に咲いている5弁の小さな白い花は、エゾヘビイチゴです。

エゾという名前がついていますが、元々はヨーロッパ原産の帰化植物。
一時期流行った幸せを呼んじゃったりしちゃうらしい「ワイルドストロベリー」は
このエゾヘビイチゴの英名です。
イチゴが幸せを運んでくれるなら園内は幸せいっぱいの場所ですよ。
帰化植物といえば、道路の角などにもよく生えているヘラオオバコも帰化植物ですね。
花色が地味なので、子供の頃は全然眼中にありませんでしたが
大人になってから見るとなんだか形がユニークでかわいく思えてきました。

※ただ帰化植物は在来種の駆逐などの心配があります。
帰化植物とわかっているものを、あえて人為的に殖やすような事はおすすめしません。
園芸品種の華やかさは無くても
山や森の植物はじっと見ているだけで様々な発見があります。
植物を見つめている目線の先に小さな虫たちもいて飽きないです。

ガマズミを見ていたら発見したカミキリモドキ(多分…クロアオカミキリモドキ?)

アカツメクサに飛んできた、エゾトラマルハナバチ。虎部分はどこに?

…わかりますか?腹部(おしりっぽいところ)がクリーム色と黒のしましまなんですよ。
少し歩いただけでたくさんの発見がある園内は散歩していて楽しいです。
明日は少し雨模様のようですが、しとしと雨の旭山は空気が澄んできれいなので
気分転換にでもお越しくださいね。