旭山記念公園における2月後半の野鳥の動きをまとめてみました。
☆ハシブトガラ:「チィチィチィ」という囀りがよく聞かれ、木のてっぺん付近にその姿を見ることいができます。
☆ヤマガラ:「チーリーツー」という囀りがよく聞かれます。
☆シジュウカラ:「ツーピーツーピー」という囀りが2月下旬から聞かれるようになりました。
☆ヒガラ:他のカラ類より囀りが遅くまだ「ツピツーツピツー」という囀りは聞かれません。
☆ゴジュウカラ:「フィッフィッフィッ」「フィーフィー」という囀りがよく聞かれます。
割と遠くからでもその声がよく聞こえてきます。
☆エナガ(亜種シマエナガ):数羽の群れが見られます。
森の家の周りで比較的よく見られますが、朝日の出直後と午後2時過ぎに見られる傾向が強いです。
☆キクイタダキ:園内の針葉樹がある程度まとまって生えている場所で見られる機会が多いです。
展望台南側の松は駐車場から近く比較的よく現れ近くで見られる観察の穴場です。

キクイタダキ 2017年2月18日撮影
☆アカゲラ:雌をめぐって雄同士が追いかけっこをしたり、雄が雌を追いかける行動が見られるようになりました。
☆ヤマゲラ:「ピィピィピィ」という甲高い声がよく聞かれます。
☆クマゲラ:2月に何度か藻岩山からドラミングが聞こえてきました。
園内にもこの時期は比較的よく現れます。
☆ツグミ:数羽が見られますが、12月よりは数が大きく減っています。
亜種ハチジョウツグミが1月下旬から2月にかけて見られましたがここ1週間は確認していません。
☆ベニヒワ:2月後半は1羽から数羽だけ見られます。
☆マヒワ:10羽程度の群れが時折見られますが多くはありません。
☆ウソ:4羽から8羽ほどの群れが辺りに滞在しており、声は比較的よく聞かれますが、低い位置に降りることが少なく姿が近くで見られる機会は少ないです。
例年であれば3月下旬以降は近くで見られる機会が増えます。
☆ハイタカ:時折見られます。
この冬はイスカとギンザンマシコがまだ確認されていません。
イスカは4月に通過個体が見られることがあります。
カケスも2度ほど確認されただけで、毎日よく見られた昨年とは大違いといった状況です。
「森の家」では開館日に随時野鳥情報を発信しております。
旭山記念公園にお越しの際はぜひお立ち寄りください。