旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林でその時に見られる花や虫を、毎週、写真で紹介します。
2020年6月21日
まずは花:自生種編から。
フタリシズカ
旭山都市環境林の木段脇に毎年咲いています。
ベニバナイチヤクソウ
旭山都市環境林の小群落は花のピークが過ぎました。

チシマアザミ
高いものは2mくらいにまで伸びます。エリア内の明るい林縁にちらほらと咲いています。

ヤマブドウ
上は雌花、下は雄花、花といっても地味ではあります。
サルナシ(コクワ)
これは雄花、実はなりません。花はこれから多く見られるようになります。
ツルアジサイ
先週も写真を載せましたが、ポートランドの森を通る園路沿いですぐ近くに見える場所に咲いています。
6月18日から21日に見られた主な花:自生種 リスト(五十音順)
エゾアカバナ、オオハナウド、オククルマムグラ、サルナシ(コクワ)、チシマアザミ、
ツルアジサイ、ヒメヘビイチゴ、フタリシズカ、ベニバナイチヤクソウ、ヤマブドウ、
植栽植物の写真は今回はありません。
6月21日に花が咲いているもののリストのみ記します。
ハマナス、ヤマボウシ
続いて外来種編
フランスギク
今週もたくさん咲いています。
ニセアカシア(ハリエンジュ)
先週、来週はもう咲いていないでしょうと書きましたが、まだ咲いていました、申し訳ありません。
6月18日から21日に見られた主な花:外来種編(同)
エゾヘビイチゴ、キバナコウリンタンポポ、コウリンタンポポ、シロツメクサ、ニセアカシア(ハリエンジュ)、
ノハラムラサキ、ブタナ、フランスギク、ヘラオオバコ、ムラサキツメクサ、
ルピナス
植物でもう1枚。
ミズキの実がなりはじめています。
ちょっと前まで花が咲いていたのですが、早いですね。
今年は豊作のようで、鳥も喜びます。
昆虫編
スジクワガタ雌
クワガタも出てきました。
今年もたくさん見られるでしょうか。
オオキノコムシ
きのこを食べる甲虫の仲間、3cmくらいある割と大きな虫。
森の家の脇にある丸太の下の方にいました。

コミスジ
旭山では比較的多く見られる蝶です。
先週紹介したミスジチョウより少し小さく、翅の模様が微妙に違います。
参考までに、下にミスジチョウの写真をもう一度上げますので、見比べてみてください。
6月18日から21日に見られた主な昆虫(同)
アオゴミムシ、アオジョウカイ、アカマルハナバチ、エゾオオマルハナバチ、エゾシロチョウ、
エゾスジグロシロチョウ、オオキノコムシ、クロヒカゲ、コミスジ、シオカラトンボ、
ジョウカイボン、スジクワガタ、セイヨウオオマルハナバチ、センチコガネ、チャバネアオカメムシ、
ニホンカワトンボ、ヒラタシデムシ、マダラナガカメムシ、ミスジチョウ、モンキチョウ、
モンスズメバチ、ヤマキマダラヒカゲ
そしてもう1枚。
エゾリス
今の時期は観察機会が少なめです。
そろそろ夏の花が咲き始める頃です。
来週もまた上げます。