西岡さかな組では昨年から湿生植物調査をはじめました。
この活動は、西岡公園のボランティア「植物の会」の皆さんと
札幌市博物館活動センターの皆さんからたくさんのご助力を得て出来ているのですが、
今回は、秋に隊員自らが採取した植物を標本にして収蔵できるようにする作業のため、
今春平岸へ移転した札幌市博物館活動センターへ!!
※許可無く公園内で植物を採集することは禁止されています。この活動で採取した植物は、標本として札幌市博物館活動センターへ収蔵されることになっています。
しかし、それだけではない!
移転した札幌市博物館活動センターのとなりには平岸高台小学校があり、今年から小学校のメンバーで構成する「博物館クラブ」が発足しました。
今回は、札幌市博物館活動センター&平岸高台小学校&西岡公園の連携により
そんな博物館クラブのみんなとの交流会を催すことができました♪
お互いに自己紹介をして、それぞれの活動をプレゼンテーション、
そのあとは博物館の展示室や収蔵庫をみんなで見学ツアー・・・
異業種(?)コミュニケーションとなってお互いにいろいろと刺激を受けることが出来たはずです。
すでにおなかいっぱいの内容でしたが、このあとは冬の報告展に向けての準備タイム!
まずは冒頭で紹介した植物標本を作成する作業です。
学芸員の山崎さんに作成方法を教わってから自分の担当する植物に取り掛かります。
みんな自分で採取→同定(種を特定すること)→押し葉と、時間をかけてきた植物だけに真剣そのもの。
大人でもかなり緊張する作業なのですが・・・
見事にやり遂げました。
隊員たちが仕上げた標本は冬の報告展で展示予定です。
さらにこの日は、先月から始まった自ら決めた調査テーマをポスターにする作業を続行です。
なんとか集中力を保ちつつ・・・この日の活動は終了。
みんな良く頑張っていました。
2月には1年間頑張ってきた成果を発表します。
~おまけ~
先日、ドジョウとドブガイの寝床が寂しくなっているお話をしましたが、
本日、砂、石、笹の根を追加しました。
明日には舞っている砂も落ち着くはずです。
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12月5日 追記
魚たちは根の付着物を食べたり、石の影に隠れる様になりました。
たまにドジョウが砂ごと餌を取り込んで、エラから砂だけを出す様子が見れますよ。