– 札幌のまちなみを見渡せる、自然豊かな公園 –

37.イタヤカエデ

無題1

 イタヤカエデ

    Acer mono Maxim.

       カエデ科 落葉広葉樹
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山地に多い。高さ20m。葉の縁にはぎざぎざ=鋸歯がなく、秋に黄葉する。対生。5月に黄色い小さな花が咲く。7月には翼がついた種子が実り、その年のうちに多数が芽を出すがほとんど育たない。種子はエゾリスやシメが食べる。材は固くアメリカではバットやギター材として利用される。冬の終わりに根元から大量の水を吸い上げ、その水はほのかに甘く、サトウカエデほどの糖度はないが煮詰めるとシロップになる。
旭山では自然に生えたものとしてはミズナラと並んで最も多い樹種と思われる(アカイタヤ含む)。植樹もされている。
マップ