– 札幌のまちなみを見渡せる、自然豊かな公園 –

29.エゾヤマザクラ

無題1

 エゾヤマザクラ

    Prunus sargentii Rehder

       バラ科 落葉広葉樹
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札幌では街路樹や公園樹として多く植えられる桜。高さ20m。道内一円に野生のものが多く存在し、北海道で桜といえばこの樹種。正式な標準和名はオオヤマザクラだが、北海道に多いため「蝦夷」とつけられ、この名が定着している。花は色が濃く、春に花の開花と同時に赤い葉が出る。花や芽は無毛。材は赤くて固く木工や燻製のチップなどに利用される。虫こぶ病などの病気がつきやすく、病気は近くの木に伝染し広まってゆく。秋に他の樹種より早く紅葉し落葉する。
旭山にも多く植えられ、自生のものもある。
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