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旭山記念公園野鳥情報2026年10月26日(月曜日)

 

旭山記念公園野鳥情報、2026(令和8)年10月26日月曜日。

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。

また、後半では、野鳥以外の自然の情報も上げています。

 

●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。

 

●11月の野鳥観察会は、以下の日程を予定しております。

11月14日(土曜日)
11月29日(日曜日)
いずれも8時開始、10時頃まで、参加費200円

参加お申し込み開始は、10月31日土曜日10時、電話および窓口直接にて受付いたします。

みなさまのご参加をお待ちしております。

 

◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、基亜種とは別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソとカワラヒワについては、別亜種が出現した際には本文中に明記します。

 

今週のトピックス
キバシリ
2026年10月20日火曜日、キバシリをこの秋初めて旭山記念公園で確認しました。
森の家「西の沢」のエゾヤマザクラにいるところを発見、「西の沢」に移動し、「木の橋」付近の水たまりで水浴びをするところも観察されました。
キバシリは通常10月中に旭山記念公園で見られるようになり、4月上旬まで見られますが、この秋は通常通りに現れました。
園内でも「西側エリア」で見られることが多い(ほとんど)ですが、年によってはもう少し広く行動して「遊具広場」や「学びの森」で見られることもあります。
この冬はどうなるでしょうか、要注目です。

キバシリ2026年10月26日

 

ベニマシコ
同じく10月20日、ベニマシコがこの秋初めて旭山記念公園で確認されました。
ベニマシコは草原性の野鳥ですが、南から渡って来た4月と、南に渡る前の10月にそれぞれ1~2週間ほど旭山記念公園で見られます。
ただ、あの独特の「ピッ ポッ」という鳴き声は比較的よく聞かれますが、近くで見られる機会はなかなかないです。
鳴き声がよく聞かれるのは「吊り橋」周辺、「遊具広場」周辺、「藻岩山登山口」周辺で、本日10月26日にはまだ園内で声が聞かれていました。

 

 

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週は、毎日ではないですが、何度か観察情報がありました。
10月25日日曜日、野鳥観察会の間は出なかったですが、10時20分頃「吊り橋斜面」付近に現れ、「吊り橋」を越えて西側に移動して行き10分ほどで分からなくなりました。
10月24日土曜日9時5分頃、「第2駐車場」から「藻岩山登山口」にかけての辺りで数羽の声が聞こえましたが、この時はすぐに「旭山都市環境林」方面の北西に移動して分からなくなりました。
10月23日金曜日9時55分頃、「森の家南斜面」から数羽の声が数分間聞こえ、この時も西側に移動して分からなくなりました。
そろそろ木々の葉が落ちて姿が見つけやすくなる頃ですが、まだ木の上の方にいて、低い位置にはあまり降りて来ていません。
この先どういう動きになるのか要注目です。

 

 

夏鳥情報
キビタキ
先週確認されましたが、その後は確かな観察情報がなく、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また来年)。

 

クロツグミ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また来年)。

 

アカハラ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また来年)。

 

トラツグミ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また来年)。

 

ウグイス
本日10月26日現在まだ園内で「ヂッ ヂッ」と地鳴きが聞かれていますが、そろそろ南に渡っていなくなる頃です。
今週も写真が撮れましたが、このように笹薮の笹の中ではない木の枝にとまっていることもあり、撮影機会は時々あります。
不完全な囀り=「ぐぜり」も聞かれることがあり、最初何の声が分からないですが、聞いているとどこかに「ホケキョ」という音とリズムの崩れた音が入るので分かります。

ウグイス2026年10月26日

 

ホオジロ
10月20日に「展望台北西斜面」で「ツリツリッ」という2、3羽の地鳴きが聞かれ、うち1羽の雄成鳥がススキの穂を食べる姿が見られ、撮影もできました。
ホオジロは渡りの時期が長いようですが、道内でも雪が少ない地域では越冬したり、遅くまで残っていることもあるようです。

ホオジロ雄2026年10月26日

 

アオジ
本日10月26日現在まだ園内で確認されており、「チッ」という地鳴きが聞かれていますが、姿はなかなか見られないか、見られても動く一瞬だけです。
アオジは通常11月に入ると見られなくなりますが、今年はどうでしょうか。

 

イカル
10月24日に園内で「ホヒリホヒー」と囀りが聞かれ、「キョ キョッ」と鳴き声が上空から聞こえてきた日もありましたが、近くではなかなか見られない情痴が続いています。
イカルは11月に入ってもまだ見られる年がありますが、今年はどうでしょうか。

 

キセキレイ
近隣の住宅街を流れる界川での観察情報は途絶えましたが、本日10月26日にはまだ「第2駐車場」方面から鳴き声が聞こえてきました。
キセキレイは例年10月中旬から下旬に南に渡っていなくなりますが、もう少し様子をみます。

 

メジロ
本日10月26日現在園内でまだ確認されており、10月20日には囀り(ぐぜり?)も聞かれましたが、やはり低い位置にはほとんど来ません。
メジロは通常11月までにはいなくなりますが、そろそろ南に渡る頃です。

 

モズ
今週も園内での確かな観察情報はなかったですが、まだ様子をみてゆきます。

 

キジバト
10月25日の野鳥観察会の際に、「新桜並木」付近で地面で採餌する2羽が見られ、10mくらいまで近寄って見ることもできました。
キジバト自体は珍しい野鳥ではないですが、旭山記念公園で近くで見られる機会はあまりなく、しかも地上に降りていたのは珍しい出来事でした。
キジバトは通常11月上旬にいなくなりますが、今年はどうでしょうか。

 

 

 

旅鳥情報
カシラダカ
10月24日に「展望台松林」から東側に飛び去った1羽が見られましたが、他にも観察情報がありました。

 

マミチャジナイ
今週は確かな観察情報はなかったですが、この先まだ見られる可能性はあり、冬になってから来ることもあります。

 

 

 

冬に見られる鳥情報
シメ
10月25日の野鳥観察会では、7羽が「学びの森」付近に飛んで来て飛び去るのが観察されました。
園内ではほぼ毎日「シーッ」「チッ」という鳴き声が聞かれていますが、警戒心が強く、近くで見られる機会はほとんどなく、近くなくても30mくらいの木のてっぺんにいるところを見つけてもすぐに逃げてしまいます。
それでも、近くで見られることがたまにあります。

 

キクイタダキ
10月25日11時50分頃、「作業員詰所」横のトドマツに2、3羽が来ていて、枝の端にきてはっきりと姿が見える瞬間もありました。
この先観察機会が増えてゆくものと思われますが、だいたい毎年、積雪期になるまでは見られる機会がちょくちょくあって、カラマツに来ることもよくあります。

 

キバシリ
(前述)

 

なお、カケス(亜種ミヤマカケス)は、10月19日現在まだ見られていません。
今年は山の木の実が豊作であると推測され、その場合は旭山には降りて来ない可能性もあります。

ツグミなど北から渡って来る冬鳥も今のところ観察情報はありません。

 

 

 

留鳥情報
クマゲラ
今週は園内で観察された日もありましたが、来ない日が多かったですが、近くで見られたという観察情報はなかったです。
10月25日の野鳥観察会の際に「カラマツ林」付近で「キョーン」と鳴き声が聞こえたので探していたところ、上空を南に飛んで行くのがかすかに見え、それっきり見られなくなりました。
また、10月24日に藻岩山登山をした方によれば、13時過ぎに「馬の背」より頂上側で3羽が同時に観察されたとの情報もありました。
円山での観察情報もあり、鳴き声はほぼ毎日どこかで聞かれています。
クマゲラは日によって動きが変わっており、クマゲラが見られるかどうかはその日しだいです。

 

オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
園内でときどき見られています。

 

アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
園内一円での観察機会は多く、ひところよりも「キョッ」と鳴き声を聞く機会が増えてきたように感じています。

アカゲラ雌2026年10月26日

 

コゲラ(亜種エゾコゲラ)
「ギーキーッキッキ」という独特の鳴き声が園内随所で聞かれ、近くで見られることもあります。

コゲラ2026年10月26日

 

ヤマゲラ
10月24日、「展望台」周辺で「ピョッピョッピョッピョッピョッ」と鳴き声が聞こえ、探していると「展望台」のシラカンバに飛んで来てとまり、その木の中で少しずつ移動しながら3分ほど近くで見られました。
さらにそこから離れた「学びの森」方面からも「ピョッピョッピョッピョッピョッ」と鳴き声が聞こえ、辺りに2羽いたもようです。
藻岩山方面から鳴き声が聞こえてくることもありますが、一方でまったく何の音さたもない日もあり、ヤマゲラも見られるかどうかはその日次第です。

ヤマゲラ雌2026年10月26日

 

オオタカ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

ハイタカ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、ときどき来ているものと思われます。
ハイタカは例年秋から12月にかけては観察機会が増える傾向にありますが、今年はどうでしょうか。

 

ノスリ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

トビ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

オジロワシ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

なお、10月に入るとオジロワシに加えてオオワシも観察される可能性もあります。

 

ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

フクロウ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

カワラヒワ
森の家周辺で5羽前後が飛ぶ姿を見る機会が比較的多く、また1羽か2羽でもよく見られています。
「学びの森」から「噴水広場下斜面」でも見られる機会は少なくないです。
近くでなかなか観察撮影できないため、亜種オオカワラヒワか亜種カワラヒワかは判別できていません。
まだこの先見られるのか、要注目です。

 

ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内で観察機会は少なくなく、「テュッ テュッ」という声が離れたところからでも聞こえてきたり、間近で見られることもあります。
ただ、10月25日の野鳥観察会ではその間にゴジュウカラは観察できず、タイミングが合わない時もあります。
「藻岩山登山口」から森の家にかけてでは比較的見られる機会が多いです。

 

シジュウカラ
園内での観察機会は多いです。
シジュウカラが松の木の中で採餌していると、ヒガラやキクイタダキと区別が難しいような小さな声で鳴くこともあり、注意が必要です。

シジュウカラ2026年10月26日

 

ハシブトガラ
園内で観察機会は多いです。
10月25日の野鳥観察会では、「学びの森通り」でここに並ぶシジュウカラ科4種の混群が見られ、うちハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラが同じ木にとまる瞬間も見られました。

ハシブトガラ2026年10月26日

 

ヤマガラ
「作業員詰所」前のイチイの実にはあまり(ほとんど)来ていないようで、観察情報も少なく、イチイの実もまだたくさん残っています。
写真はそのイチイの木の近くにあるプンゲンストウヒで何かの種子を食べているところですが、今年は他の食料が多いということでしょう
園内で観察機会は多く、ヤマガラだけの群れもあればカラ類混群で見られることもあります。

ヤマガラ2026年10月26日

 

ヒガラ
今週も囀りは聞かれていましたが、聞かれる頻度はかなり落ちてきました。
例年11月になるとほとんど囀りは聞かれなくなります。
近くで見られる機会は増えてきています。

 

ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

スズメ
道路沿いで見られることがあります。

 

ヒヨドリ
園内でよく見られており、今の時期はいろいろな木の実を巡って飛び回っています。
10月25日の野鳥観察会では10羽前後が見られ、通常より多かったですが、渡るのか、渡りはしないが集まっているのかは不明です。
その中には、まだ頭の羽が伸び切っていない幼鳥も何羽か見られました。

 

ハシボソガラス
主に「第1駐車場」周辺、「噴水広場」周辺から道路沿いでよく見られています。
10月25日の野鳥観察会では、出発時に森の家の前で歩きながら採餌する姿がじっくりと観察できました。

 

ハシブトガラス
園内で多く見られています。

レストハウスから展望台の辺りに、手に持っている食べ物を狙うハシブトガラスがいるので、お気を付けください。
森の家の周りにも食べ物をチェックしに来る個体がいるので、ご注意ください。

 

 

 

旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。

旭山記念公園各所名称マップ

 

 

エゾリス(リス科)
耳の毛がだいぶ伸びてきました。

エゾリス2026年10月26日耳の毛が伸びる

 

オツネントンボ(アオイトトンボ科)
成虫で越冬する珍しいトンボ。
さて、どこで越冬するのでしょうか? 森の家の薪置き場かもしれません。

オツネントンボ2026年10月26日

 

ヒメアカタテハ(タテハチョウ科)
本州以南で生まれ、北へ北へと移動する蝶ヒメアカタテハ。
ほぼ毎年秋に見られ、春にも見られる年もありますが、今年もやって来ました。
移動した北の地では繁殖することはないのですが、これも種の生存戦略です。

ヒメアカタテハ2026年10月26日

 

エゾノコンギク(キク科)
草刈りした後で返り咲いた外来種の花を除けば、もう今の時期に咲いている花はエゾノコンギクだけとなりました。
毎年のことですが、寂しいですね。

エゾノコンギク2026年10月26日

 

紅葉2様

紅葉幌見峠の鉄塔2026年10月23日幌見峠の鉄塔

幌見峠の鉄塔と紅葉、2026年10月23日撮影。
毎年上げている風景、今年は色づきがいいかな。

 

紅葉手稲山2026年10月23日撮影

手稲山初冠雪、2026年10月23日撮影。
この朝が手稲山初冠雪でしたが、翌日にはもう解けていました。
しかし、今週は札幌の低地でも初雪の予報が出ています。
そろそろ秋も終わりですが、旭山記念公園の紅葉は今週いっぱいが見頃です。

 

 

次回は、2026年11月1日日曜日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。