この1週間に旭山で見られた動植物をまとめた「旭山の生き物たち」です。

今週は昆虫を多く紹介します。

 

◎野鳥編

コサメビタキ

毎年7月中旬になると幼鳥連れの数羽の群れが見られるようになりますが、今年も現れました。

この写真は「栗の木デッキ」で撮影しましたが、これから8月いっぱいくらいの間は「森の家」周辺で比較的よく見られます。

 

 

20170725Mejiro

メジロ

ヤマグワの実を食べ回っている今の時期は「チィー チュリチュリ」という囀りを聞き姿が見られる機会が多いです。

 

 

20170721Hoojiro

ホオジロ

展望台周りの囀りもあまり聞かれなくなってきましたが、「ツリツリッ」という地鳴きとともに姿はまだよく見られます。

 

 

◎昆虫編

20170725Sujikuwagata

スジクワガタ雄

地面にいましたが小さくて見逃すところでした。

 

 

20170725Benibotaru

ベニボタル

ホタルと名がつきますがヘイケボタルとは別の仲間で光りません。

 

 

20170725Hanamuguri

ハナムグリ

その名の通り花によく寄ってきて、すぐには逃げないので容易に撮影できます。

 

 

20170725Futakobururihanakamikiri

フタコブルリハナカミキリ

今回初めて名前を調べて知りました。

横から見ると分かりにくいですが翅が青緑、橙色の胸部に大きなコブのような突起が2つあるきれいなカミキリムシです。

 

 

20170725Yotsusujihanakamikiri

ヨツスジハナカミキリ

今の時期花の周りでとてもよく見られるカミキリムシです。

ハチに擬態しハチのような模様と飛び方(音)で近くに来ると一瞬驚きますが、もちろん人を刺すことはありません。

 

 

20170725Noriutsugi

これより上3種類の昆虫はすべて「森の家」の前で咲くノリウツギの花に来ていましたが、他にも何種類かカミキリムシやコガネムシ、アブやハチの仲間そしてチョウを確認しており、今の時期は昆虫観察には絶好のスポットです。

昆虫好きの方はぜひ探してみてください。

 

 

20170725Noshimetonbo

ノシメトンボ

旭山では毎年7月中旬に初見するトンボ、今年は7月14日でしたが、写真が撮れていなかったため先週のこの記事では紹介できませんでした。

この後しばらくはよく見られます。

 

 

20170725Jouzanmidorishijimi

ゼフィルスの1種

ジョウザンミドリシジミだと思われますが確証がないので種不明として紹介しています。

今年はゼフィルスの仲間は普通かやや多めと感じられます(昨年は少なかったです)。

 

 

20170725Torafushijimi

トラフシジミ 夏型♀

夏に発生する夏型の♀は春型よりも翅の裏の茶色みが濃いのが特徴です。

 

 

20170725Komurasaki

コムラサキ

夏を代表する蝶コムラサキ、旭山では本日が今年の初見です。

 

 

20170725Hiroobitonboedashaku

ヒロオビトンボエダシャク

「尺取り虫」が成虫になったシャクガ=蛾の仲間、ふわふわと飛んで人目につきやすい種です。

 

 

20170725SP

擬態している昆虫を2種類。

こちら、枯れた木の葉のかけらのように見えますが、昆虫です、触ると動きました。

しかしなんという種類かは分からず、引き続き調べてゆき分かりましたらまた報告させていただきます。

 

 

20170725ImomushiSP

こちら鳥の糞かと思いましたが、よく見ると芋虫でした。

色といい形といい、見事に擬態していますね。

こちらも何の種類の幼虫かは不明、分かりましたら報告します。

 

 

◎植物編

20170725Ezoyamahagi

エゾヤマハギ (マメ科)

立秋からお盆の頃に咲き始めますが、一足早く7月中にもう花が咲いている株がありました。

 

 

20170725Akikaramatsu

アキカラマツ (キンポウゲ科)

旭山にひと株しか見つかっていないアキカラマツ、今年も咲きました。

秋と名がつきますが夏のうちに咲きます。

 

 

20170725Otogirisou

オトギリソウ (オトギリソウ科)

今年は今朝初めて花が咲いているのを見ました。

 

 

20170725Iwagarami

イワガラミ (アジサイ科)

「森の家」の近くで今年は花を咲かせています。

 

 

先週から今週は気温が30度行くか行かないかの夏日が続いており、湿度も低めで、本来の北海道らしい夏を感じられます。

しかし引き続き、園内での散策は水分補給等熱中症対策を施した上でお楽しみください。

また、ダニにはくれぐれもお気をつけください。

 

 

 

 

 

 

 

毎週お送りしている旭山記念公園野鳥情報です。

2017年7月21日(金)、この1週間の野鳥の動きをまとめました。

なお、この野鳥情報は、旭山記念公園で野鳥観察を続けておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

◎夏鳥情報

・オオルリ

7月17日(月)、「風の丘」近くで雄と雌が囀りにより鳴き交わしていました(オオルリは雌も囀ります)。

雄は人の近くの見えるような場所で囀り(人目を引こうとした可能性あり)、雌は少し離れたところで鳴いていました。

雌がヤブサメを追い払うという行動も見られました。

雄の囀り声は単純かされていて雌とほぼ同じ「フィーフィーフィーフィージジッ」と繰り返すものでした。

近くに巣があるか巣立ち幼鳥がいてそれを守るための行動と考えるられます。

翌18日(火)はそこでは声や姿を確認できず、少し離れた沢から囀りが聞こえてきましたが、鳴いていたのは1個体だけに聞こえました。

今日21日(金)はつり橋から川の下流側のあまり近くないところから囀りが聞こえてきました。

オオルリは順調にいけば8月になると幼鳥が見られるようになりますが、しばらくは動きを注視してゆくひつようがあります。

(写真は7月18日(火)の記事にあります)。

 

・キビタキ

森の家の近くでまだ囀りがよく聞かれます。

時間は決まっておらず朝でも昼間でも鳴いています。

 

・コサメビタキ

16日(日)に森の家の近くで姿が見られましたが、例年であればそろそろ見られる機会が増えてきます。

 

・コルリ

この1週間はまったく声を聞いていません。

 

・クロツグミ

つり橋付近で囀りがよく聞かれます。

今日20日にはつり橋のたもとで雌の姿が目視されました。

藻岩山の北斜面=旭山に向かっている側からもよく囀りが聞こえてきます。

いつ聞かれなくなるか注意して追ってゆきます。

 

・アカハラ

本日「カルチャーナイト」で夜まで旭山にいましたが、日没後に森の家の裏でアカハラの囀りと地鳴きが聞こえました。

 

・ヤブサメ

森の家の周りなどでまだよく囀りが聞かれますが、姿を見る機会はますます減ってきました。

・センダイムシクイ、メジロ

「鳥のようちえん」、カラ類混群に混じって行動し同時に見られることが多くなりました。

センダイムシクイは囀りが時折聞かれるくらいですが、メジロは短い囀りの声をよく出しています。

メジロは今たくさんなっているヤマグワの実を求めて飛び回っており、近くで見られる機会が比較的多いです。

 

・ホオジロ

親子は離れて生活するようになったらしく、展望台で囀る雄の成鳥がこのところよく見られます。

 

・アオジ

今週も都市環境林広場付近など特定の場所以外ではほとんど姿や声を確認しておらず、アオジは公園内では例年より少ないと感じられます。

 

・イカル

たまに旭山記念公園内に現れます。

 

・アマツバメ

先月中旬から雨の前に低く飛ぶ姿が見られ、時に飛行機のような羽音が聞こえ顔が分かるほど低く飛ぶこともあります。

時々ハリオアマツバメの時もあります。

 

・アオバト

鳴き声は比較的よく聞こえてきますがあまり低いところに来ないので姿を近くで見る機会は少ないです。

 

◎留鳥

・クマゲラ

本日森の家の近くのカラマツで雄が木をつついて餌を探していました。

近くで見られたのは1週間ぶりくらいです。

 

・ハシブトガラ

「鳥のようちえん」の他数羽の家族単位で行動する姿がよく見られ、時々雄が囀りしています。

 

・ヒガラ

火曜くらいまでは囀りがよく聞かれましたが、今日はまだ囀りは聞いていません。

 

 

◎シマエナガ情報

エナガ(亜種シマエナガ)はこの1週間に3回森の家の周りで見られました。

そのうち2回は「鳥のようちえん」と同じ場所で見られ、その間は行動をともにしていた可能性があります。

もう1回はシマエナガだけの群れで数は不明ですが最低3羽を確認できました。

うち1羽はまだ目に黒い帯がかかっている幼鳥、もう1羽は完全に黒くはないけれど後ろから見るとまだ眼の周りが黒っぽいやはり幼鳥、もう1羽は成鳥で、この3羽を別個体と判断し「最低3羽」と表現しました。

シマエナガは見られる機会が増えてきましたが、木々の葉があって姿を見つけにくくまた冬ほど人の近くには寄ってこないので、観察には少し手間取るかもしれません。

 

 

◎鳥のようちえん

カラ類を中心として巣立ち幼鳥とその家族がまとまって行動する様を旭山では「鳥のようちえん」と名付け観察しています。

中心となるのはシジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラのシジュウカラ科の鳥で(ヒガラは時々混じっていることがあるというくらい)、他ゴジュウカラ、コゲラに夏鳥のメジロ、センダイムシクイが混じって一緒に餌を探しています。

ヒヨドリやアカゲラそしてエナガ(亜種シマエナガ)が「鳥のようちえん」に加わることもあります。

多いときは50羽前後の鳥を一カ所で見ることができ、夏の間は「鳥のようちえん」を探して歩くかよく出る場所(風の丘からつり橋付近)で待っていると観察できます。

 

明日22日(土)は9時半から「定例自然観察会」があります。

天気予報が怪しいですが、いろいろな生き物に出会えればと思っています。

 

本日確認された鳥 計27種

ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメ、イカル、カワラヒワ、

ホオジロ、アオジ、メジロ、エナガ、ゴジュウカラ、

シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、キビタキ、

オオルリ、クロツグミ、アカハラ、センダイムシクイ、ヤブサメ、

ヒヨドリ、アマツバメ、クマゲラ、アカゲラ、コゲラ、

アオバト、キジバト

 

最後の写真は、本日7月21日(金)に撮影した展望台で歌うホオジロ雄です。

20170721Hoojiro

 

 

 

この1週間に旭山で見られた動植物をまとめた「旭山の生き物たち」です。

 

◎野鳥編

20170718OoruriM

オオルリ 雄

久し振りに近くで見て撮ることができました。

 

20170718HoojiroJ

ホオジロ 幼鳥

幼鳥のみ2羽で草の種子をついばんでいました。

 

20170718HoojiroM

ホオジロ 雄

別の日ですが、親は展望台に1羽でいました。

 

 

◎昆虫その他虫編

20170718Jouzanmidorishijimi

ジョウザンミドリシジミ 雄

翅を閉じてとまっていたため、残念ながらきれいな青緑色の翅の表は撮ることができませんでした。

 

20170718Yamakimadarahikage

ヤマキマダラヒカゲ

今年は数がとっても多く、しかももうひと月以上長い期間見られています。

 

20170718Akahanakamikiri

アカハナカミキリ

夏に多く、花のある草本に寄ってくるソフトなイメージのカミキリムシです。

 

20170718Semadarakogane

セマダラコガネ

旭山ではよく見られるコガネムシです。

 

20170718Shioyaabu

シオヤアブ

サングラスをかけたようなユニークな顔つきをしています。

 

20170718Ezomaimai

エゾマイマイ

雨の日を賑わせてくれるかたつむり、今日もたくさんいました。

 

◎植物編

20170718Ooubayuri

オオウバユリ  (ユリ科)

今年もようやく咲きましたが、見頃は1週間も続かないので観察したい方はお早めに。

 

20170718Oochidome

オオチドメ (セリ科)

明るい草地に生えるグランドカバー系の植物。

 

20170718Utsubogusa

ウツボグサ (シソ科)

花が多く見られるようになってきました。

 

引き続き、園内での散策は水分補給等熱中症対策を施した上でお楽しみください。

また、ダニにはくれぐれもお気をつけください。

 

 

 

 

 

 

 

 

今週21日(金)の夜に開催するイベント「夜の木工体験会」のお知らせです。

先日も「カルチャーナイト2017」のタイトルでご紹介しましたが、まだまだご予約に空きがありますので、本日は追加告知です!

イベント詳細は下記チラシよりご覧ください。

オリジナルスプーンやナイフといっても、実際どんなモノを作るのか気になりますよね??

そこで!作製した見本を今日は掲載いたします☆

こんな感じで、長さ15㎝・幅3.5㎝程度を予定しています。

種類も様々ですが、スプーンは一つの型からお好きな形をイメージして削り出します。まさにオリジナル品!

ナイフは写真の形に合わせた型をいくつか用意しているので、お好きなモノをお選びいただけます。

もちろん型をアレンジして自分好みの作品を作っても素敵ですね♪♪

 

これから参加をご検討の方は、ぜひぜひお申込みをお待ちしております。

お申込みに際しましては、下記必要事項をご記入の上、最下部FAX番号もしくはお問合せフォームからご予約をお願いいたします。

 

【必要事項】

①イベントタイトル:木工体験

②参加者の代表氏名と人数(大人・子どもの区別を記載いただけると助かります。)

③ご連絡先のお電話番号

の3点です。

 

皆様のご参加を心よりお待ちしております♪

 

FAX番号:011-200-0351

お問合せフォームはこちら

毎週お送りしている旭山記念公園野鳥情報です。

2017年7月15日(土)、この1週間の野鳥の動きをまとめました。

なお、この野鳥情報は、旭山記念公園で野鳥観察を続けておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

◎夏鳥情報

・キビタキ

園内5カ所(森の家から藻岩山登山道にかけて、風の丘周辺、学びの森周辺、遊具広場(ハルニレ広場)、第一駐車場入口付近の森)でまだ囀りをしています。

近くで声が聞こえたら木の枝を探してゆけば姿が見られます。

 

・オオルリ

藻岩山登山道南側とつり橋下流のいずれも公園範囲外で時々囀りが聞かれます。

 

・コルリ

この1週間は声を聞いていません。

 

・クロツグミ

朝と夕方に園内西側エリア特に風の丘付近で囀りがよく聞かれますが、昼間でも聞こえることがあります。

 

・センダイムシクイ

囀りを聞くことは少なくなりましたがまだ「ヒッ」という地鳴きはまだよく聞かれます。

 

・ウグイス

ここ1週間囀りを聞いていません。

 

・ヤブサメ

姿を見る機会も囀りを聞くことも少なくはなってきましたがまだ探せたり出くわす可能性はあります。

 

・メジロ

主にヤマグワの実を食べに行動していて「チュルチュルチリ」という囀りを聞くことが多くなっています。またヤマグワは木が低いのでいつもより低い位置で見られる可能性も高くなっています。

 

・ホオジロ

本日幼鳥2羽が「ミュンヘンの森」付近にいました。雄は展望台で時々囀りしていますが、もしかしてもう子離れをしたのかもしれません。

 

・アオジ

今年は公園内で繁殖しなかったのか、例年より園内西側エリアで出会ったり地鳴きを聞く機会が少ないです。

 

・イカル

時々園内の木に数羽でやって来て囀りが聞かれることもあります。

 

・カワラヒワ

囀りがまだ時折聞かれます。

 

・キセキレイ

今年は見る機会が少ないと感じています。

 

・ハクセキレイ

ちびっこ広場から展望台にかけての辺りでまだ時々見られます。

 

・アオバト

声を聞く機会も少なくなってきましたがまだ8月いっぱいは日に何度か聞かれると思います。

 

・キジバト

森の家の周りでは時々声が聞こえたり姿が見られたりします。

 

・ツツドリ

ここ1週間は声を聞いていません。

 

◎留鳥

・クマゲラ

今週は森の家の周りでは見られませんでした。

 

・アカゲラ

主に園内西側で見られます。

 

・コゲラ

園内西側で比較的よく見られたり声が聞こえてきたりします。

 

※ヤマゲラ、オオアカゲラは今週は確認していません。

 

・ゴジュウカラ

比較的よく見られます。

 

・シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ

本日11時半頃「風の丘」付近で「鳥のようちえん」、何種かのカラ類などの集団が見られました。

今日はそこにエナガ(亜種シマエナガ)とセンダイムシクイ、メジロも混じって行動していました。

数はまったく分からないですがすべて合わせて20羽以上はいたと思われます。

お盆の頃までは「鳥のようちえん」に出くわすことがありますので、園内散策や観察の際には注意して見てみてください。

「チッ」「ビーッ」といった地鳴きの声が何種類も混じっていると近くに「鳥のようちえん」があります。

 

・ヒガラ

ヒガラはあまり「鳥のようちえん」には参加しませんが、単独でまだよく囀りしています。

針葉樹を探すのがポイントです。

 

◎エナガ(亜種シマエナガ)情報

先にも触れましたが、本日7月15日11時前から1時間ほどの間に3回ほどシマエナガの群れに遭遇しました。

1回目は9時45分頃、森の家の外、「ポートランドの森」辺りで3~5羽(声による推定)、2回目は10時10分頃噴水広場の下斜面(3~5羽声と目視情報による)、3回目は11時頃先述の「風の丘」付近でやはり3から5羽。

シマエナガは行動範囲が広いため、それらが同一個体であって移動して回っていることは想像できますが、そうとは断言できないので、最大で3つの別の群れがある可能性があります。

 

本日及び昨日(7月14日)旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林で確認された鳥・・・24種

ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、

アオジ、メジロ、エナガ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、

ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、キビタキ、オオルリ、

クロツグミ、ヤブサメ、センダイムシクイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、

アカゲラ、コゲラ、アオバト、キジバト

 

写真はホオジロ幼鳥です。

20170715HoojiroJ

 

 

この1週間に旭山で見られた動植物をまとめた「旭山の生き物たち」です。

 

◎野鳥編

20170707Hoojiro2

ホオジロ幼鳥

金曜日の野鳥の記事でも取り上げましたが、ホオジロの幼鳥2羽を含む親子4羽の群れが園内で時々見られます。

 

写真はないですが、最近は朝と夕方にクロツグミが園内で囀り、さらに藻岩山の近いところからアカハラの囀りも聞こえてきますが、両者同時に鳴いていることがあり、今なら声の違いが分かりやすいです。

 

◎その他脊椎動物編

20170712Ezoakagaeru

エゾアカガエル

産卵期以外は森の中の思いがけない場所で出会うことが多いです。

 

◎昆虫編

2170712MIyamakuwagataM

 

20170712MiyamakuwagataF

ミヤマクワガタ 雄(上)、雌(下)

今日は運良くミヤマクワガタの雄と雌両方に出会えました。

雌は森の家入り口のコンクリートで逆さになって固まっていたところを救出、丸太にのせたところ動き出しました。

雄は近くの笹藪の中にいたのを発見、森の家で撮影して放しましたが、木の上にいるという固定概念があったため笹の中にいたのは意外でした。

 

20170712Kokimadaraseseri

コキマダラセセリ

セセリチョウの仲間で初夏に出てくる種で、この後に出てくるキバネセセリと似ていますが、時期があまり重ならずこちらは8月までに見られなくなります。

 

蝶はゼフィルス出てきましたが、まだここで紹介できるほど近くで撮れていません、あしからず、来週以降に上げられたらと思います。

 

◎植物編

20170712Utsubogusa

ウツボグサ (シソ科)

林縁の明るい場所にこの賑やかな花が今年も出てきました。

 

20170712Umanomitsuba

ウマノミツバ (セリ科)

初夏から盛夏の花といえば地味ですがこの花を挙げたい、「ひっつき」製造中です。

 

20170712Haedokusou

ハエドクソウ (ハエドクソウ科)

同じく7月から8月にたくさん見られる花、でも花はとっても小さく、毎年撮影に苦労します。

ハエドクソウの花の観察にはルーペのご使用をおすすめします。

 

20170712Ichiyakusou

イチヤクソウ (ツツジ科)

毎年同じ場所には出てこないこの花、今年もやっぱり昨年はなかった場所で見つけました。

 

20170712Yotsubahiyodori

ヨツバヒヨドリ  (キク科)

展望台北西側斜面に小群落がありますが、ここの花はほとんどピンク色がかっていないものです。

 

20170712Kikunigana

キクニガナ (キク科)

外来種で、「チコリ」という名で欧米では野菜として食されますが、これも展望台北西側斜面の日当たりがいい場所にたくさん咲いています。

昨年まではそれほど多くなかったのですが、どうやら増えたようです。

 

20170712Daikonsou

ダイコンソウ (バラ科)

夏から秋口まで長く咲き続けるダイコンソウも開花してきました。

 

来週はゼフィルスを取り上げられたらと思います。

なお、旭山での自然観察について、気温が高くなってきたため、水分補給など熱中症対策を十分に施した上でお越しください。

森の中の日陰は意外と涼しいですよ、ぜひお越しください。

 

 

 

 

「アカゲラ通信」2017年7月号ができました。

今月はゼフィルスの特集です。

ゼフィルスといってもあまりなじみがないかもしれません。

蝶の仲間のうち、光を受けて青や緑に輝くミドリシジミの仲間の総称がゼフィルス。

旭山で見られるゼフィルスを写真付きで紹介しています。

裏面の野鳥情報では、6月にみられた幼鳥に関する話題を中心に写真を添えつつまとめてみました。

森の家にて無料で配布しています。

お手に取ってご覧ください。

 

アカゲラ通信2017年7月号表

アカゲラ通信2017年7月号裏

こんにちは。ここ数日、北海道とは思えないほどの暑い日が続いていますね。

昨日は33度、今日は30度となっていますので、水分補給など熱中症対策にご配慮ください。

 

さて、7月21日(金)の夜、旭山記念公園「森の家」で夜間イベントを開催いたします。

昨年も行いましたが、ナイフ・スプーンを自分たちで作っちゃおう!というイベントです。

小さなお子様も楽しめるよう自由工作コーナーも設けますので、ぜひご家族でご参加ください。

※はじめての方でも簡単に作ることができるように、ナイフ・スプーンは型枠があります。当日は道具の使い方や、作製のコツをよく学ぶことができます。

夜の木工体験会

~概要~

日にち:平成29年7月21日(金)

時間:17時~20時まで

定員:14名

参加費:基本料金〈200円〉(自由工作含む)+ナイフ・スプーン作製〈1本につき+300円〉

申込み:下記電話番号もしくは直接窓口まで

持ち物:使い慣れている皮手袋や軍手・エプロンがあればご持参ください!

 

~旭山記念公園「森の家」~

開館日:金・土・日と祝日(10時~16時)

住所:中央区界川4丁目

電話:011-200-0311

 

皆様のご参加をお待ちしております。

明日7月8日(土)に予定しております「旭山野鳥観察会」は、参加ご予約の方が募集定員数に達しなかったため、当日のご参加も受け付けいたします。

参加ご希望の方は、明日7月8日(土) 8時までに旭山記念公園森の家にお越しください。

参加費100円です。

キビタキ、ホオジロ(幼鳥も)、ヤブサメなどが見られます。

なお明日は気温が上がることが予想されますので、水分補給等熱中症対策を施した上でのご来園をお願いします。

よろしくお願いします。

毎週お送りしている旭山記念公園野鳥情報です。

2017年7月7日(金)、小暑、七夕、この1週間の野鳥の動きをまとめました。

なお、この野鳥情報は、旭山記念公園で野鳥観察を続けておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

◎夏鳥情報

 

・キビタキ

森の家から藻岩山登山道入口にかけての辺り、風の丘、遊具広場でまだよく囀りしており、森の家の近くでは時折散策路近くに来て姿を目視できることがあります。

 

・オオルリ

藻岩山登山道近くと園内つり橋付近特に下流側から時折囀りが聞こえてきますが、頻度は落ちました。

 

・コルリ

7月2日に森の家の近くで囀りを聞きましたが、それ以降は聞いていません。

 

・クロツグミ

朝9時頃までと夕方16時過ぎくらいから、森の家の周りをはじめとした公園西側エリアで囀りがよく聞かれます。

 

・センダイムシクイ

園内の森での囀りも少なくなってきました。

 

・ウグイス

ここ1週間ほど囀りを聞いていませんがお盆前まではまだ鳴く可能性があります。

 

・ヤブサメ

囀りを聞くことは少なくなってきましたが、「キュキュッ」という地鳴きはよく聞かれ、その声を追っていけば姿も時折見られます。

 

・メジロ

先週よりも囀り及び「キューッ」「キュルキュル」という地鳴きを聞くことが多くなりました。

メジロはヤマグワの実が大好物ですが、実が黒く熟してよく食べに来ていることと関係があるかもしれません。

 

・ホオジロ

幼鳥2羽を連れた親子4羽で展望台の周りで行動しています。

本日7月7日には散策路で親鳥が幼鳥に給餌する姿も見られました(下写真)。

幼鳥が大きくなると森の家から「ミュンヘンの森」にかけて及び「風の丘」付近でも見られるようになります。

 

・アオジ

今週も囀りがあまり聞かれず、「チッ チッ」という地鳴きも今週は少なかったように感じられます。

 

・イカル

時折園内で囀りが聞かれますが朝に多い傾向にあります。

 

・カワラヒワ

囀りは少なくなりましたが「キリコロキリー」という声はよく聞かれ姿もよく見られます。

 

・キセキレイ

第2駐車場周辺で時折見られます。

 

・アオバト

今週は鳴き声も先週より聞く機会が少なくなったと感じられます

声はやや遠くから聞こえることが多く観察は双眼鏡がなければ難しいです。

 

・キジバト

時折見かけたり声を聞いたりします。

 

・ツツドリ

山からの声もいつも鳴いているという感じではなくなってきました。

 

 

◎留鳥

・クマゲラ

巣立ち幼鳥2羽と思われる個体が森の家の近くによく現れます。

先週は雄の親と雄の子2羽で来ていて、親はまだ子に給餌していました。

今日は森の家の周りでは確認できませんでした。

 

・ヤマゲラ

もう大声で鳴くことはほぼなくなり、時折森の家の周りで時々「キュッ」という弱い声を聞き姿を見ることがあるくらいになりました。

 

・オオアカゲラ

ここ1週間は確認していません。

 

・アカゲラ

7月4日に頭部がすべて赤い巣立ち幼鳥を1羽確認しました。

7月7日、本日、「栗の木デッキ」近くにアカゲラの羽が散乱していましたが、羽1本や2本ではなかったので、換羽(季節や成長による羽の抜け替わり)ではなく、どうやら猛禽類かカラスの餌食になったようです。

それが幼鳥か成鳥かは分かりませんでした。

 

・コゲラ

普通に見られるようになってきました。

 

・ゴジュウカラ

よく見られるます。

 

・シジュウカラ

巣立ち幼鳥を連れた群れが見られます。

今朝見た幼鳥はもう黄色みがなくなっていました。

 

・ハシブトガラ

今週もあまり姿を見かけませんでしたが、このようなことは初めてです。

 

・ヤマガラ

先週巣立ち幼鳥を確認しましたが、比較的よく遭遇します。

 

・ヒガラ

今週も針葉樹で囀りがよく聞かれます。

ヒガラの場合は6月上旬に一度囀りがあまり聞かれなくなり、下旬になってまた聞かれることが多くなりました。

 

・ハクセキレイ

展望台周辺で今年は姿を見ることが多いです。

 

・スズメ

第2駐車場から道路にかけてでよく見られます。

 

 

◎亜種シマエナガ

この1週間では姿や声は確認できませんでした。

 

 

■2017年7月7日(金)に旭山で確認された野鳥・・・23種

ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメ、イカル、カワラヒワ、

ホオジロアオジ、メジロ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、

ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、キビタキ、オオルリ、

センダイムシクイ、ヤブサメ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、アカゲラ、

コゲラ、アオバト、キジバト

 

 

写真はホオジロの給餌と巣立ち幼鳥です。

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