日中の気温がプラスになる日が続いている西岡公園です。
すっかり凍った池の氷の表面が融けています。
対岸の樹々が水たまりに映り込みます。
クマゲラが鳴きながら池を超えて飛んでいきました。
湿原も水の動きのある所は融けています。
木道の様子です。
グズグズした雪で歩きにくくなっています。
シラカンバの小枝が落ちていました。
冬芽がついていました。
三つに分かれているのは雄花序です。
シラカンバの樹を見つけたら枝先を観察してみましょう。
もう、こんなのがニョキニョキ天に向かって伸びていますよ。
ミズナラの冬芽もありました。
これは触ると、角ばった五角錐なのがわかります。
これはクリの冬芽。
栗の実の色、形をしていてかわいい冬芽ですね。
冬の森では、個性豊かな冬芽たちの観察が楽しめますよ。
本日、12月25日の誕生花はヤドリギです。
ヨーロッパではクリスマスの装飾や伝統的な儀式に使われます。
西岡公園でも、すっかり落葉した広葉樹を見上げると、丸いボールのようなシルエットの「ヤドリギ」を見つけることがありますよ。
先日、西岡公園のボランティア「植物の会」のみなさんから「園内にヤドリギが落ちているよ」と情報をいただきました。
駆けつけると、きれいに形が保たれたヤドリギのついた折れ枝が、雪に突き刺さっていました。
直径が90センチ以上もある大きなヤドリギです。
貴重な資料になりそうです。
大喜びで管理事務所に担いで帰りました。
ヤドリギの枝は乾燥すると、節のところからもろくバラバラになる傾向があります。
乾燥してしまう前に木工ボンドで節の部分や葉の付け根一つ一つをコーティングする作業をしましたよ。
やっと展示室に展示出来ました~。
「植物の会」のみなさんありがとうございました。
おかげさまで、ヤドリギの展示が見ごたえあるものになりましたよ。
幅が90センチ以上ある大きなヤドリギです。
この大きさになるまで何年かかったのでしょう??
管理事務所にお越しの際にはご覧ください。
(1月中旬頃まで展示予定)
ヤドリギの展示はこちらからもどうぞ↓
朝・夕には園路が凍り付いています。
暖かい服装と歩きやすい足元で散策をお楽しみください。
花や山菜、鳥、獣、魚類の採取・傷つける行為は禁止となっております。
園路以外のエリアは立ち入り禁止です。
西岡公園の管理事務所は12月から3月の間、火曜日・水曜日が休館日です。
開館時間は9時から17時
皆さまのお越しをお待ちしております。