朝からピリッと冷えています。
こんな朝は水辺にフロストフラワーや樹霜などが見られることがあります。
今朝は気温が低く水辺にはフロストフラワー(氷の花)が見られましたよ。
フロストフラワーは、雪の積もっていない薄い氷の上に、周りの水辺からの水蒸気が結晶化したものです。
放射冷却によって冷えた氷の上に付くので、気温がマイナス15度近くまで下がる、風がない、氷の上に雪が積もっていない、晴れているなどの条件がそろうとみられる現象といわれています。
今朝は、フロストフラワーはたくさんは見られなかったので、条件はあまりそろっていなかったのかもしれませんね。
湿原を流れる川に張った氷の上などにも見られましたよ。
ブナの美しい樹形を楽しめるのも葉の無い冬の楽しみです。
美しい樹形が白い雪の上に落とす影も素敵なので、晴れた朝にはそんな風景を楽しめますよ。
ミズナラは園内にたくさんあります。
ホオノキはすべすべした感じですね。
冬芽は大きくて他の樹と見間違うことはありません。
これはなんの樹なのか、わかりますか?
白い樹皮が特徴です。
キハダの樹皮はコルク質です
樹の下には果実が落ちていましたよ。
果実を指でつぶすとミカン科らしくみかんの皮の香りがしましたよ。
樹名板が付いているものもあるので何の樹なのかを知ることが出来ますよ。
樹名板は西岡公園のボランティア「森の工作」の皆さんが作ってくれています。
樹形、樹皮、冬芽をたよりになんという樹なのかを当てていくのも楽しいですよ。
スズメバチの巣が見えています。もう中にハチはいないので安心して観察出来ますね。
雪の上には動物の足跡がたくさんついています。
この大きな足跡はなんでしょう?
1月26日のスノーキャンドルのイベントではスノーシュー体験と自然観察が出来ますよ。
10時からと13時から各回とも1時間のツアーです。
お一人500円ですよ。
スノーシューレンタル料と双眼鏡レンタル料込みでとってもお得!
初めての人大歓迎です。
先程の答えは、樹木の方は「シラカンバ」、足跡は「スノーシュー」の跡でした。
西岡公園にお越しの際には、歩きやすい足元と、暖かい服装で散策をお楽しみください。
園内の花や山菜、鳥、獣、魚類の採集と傷つける行為は禁止されております。
皆さまのお越しをお待ちしております。