昨日の西岡公園は、一日雨が降っていました。
今日は雨も止みエゾゼミ、コエゾゼミ、ツクツクボウシ、アブラゼミが鳴いています。
背の高い黄色いハンゴンソウの花が湿原にすっくと立っています。
キンミズヒキの黄色い花が足元にひっそり咲いていますよ。
名前の由来は、細長い黄色い花序を金の水引に例えたのでしょう。
カリガネソウが見頃です。
よく見ると、花の形が渡り鳥の雁(ガン)のよう。
マガンは春と秋に北海道に立ち寄りますよ(西岡公園には来ませんが)
園内のあちこちでゴマナが咲き始めています。
秋の気配を感じますね。
葉の形が胡麻の葉に似ているとか、葉をもむとゴマの香りがするから…等々が名前の由来のようです。
サッポロマイマイがいましたよ。
「イカリモンガ」です。
オオアワダチソウの花に蜜を求めてやってきましたよ。
翅に錨型の紋がありますね。
ガの仲間なのに「日中に活動する」「翅をたたんでとまる」「触角が細い」などの特徴があって、チョウの仲間のようですね。
オレンジ色の胸には黒い水玉模様です。
おしゃれなこの甲虫は「オオキノコムシ」
名前のとおりキノコを食べますよ。
ナツアカネのオスは顔まで赤く色づきますよ。
「キマワリ」はよく見かける甲虫ですよ。
長い脚でくるくると木の幹の辺りを歩き回ることが名前の由来のようですが、素早く歩くので撮影は大変です。
今日のキマワリはキノコを食べるのに夢中だったのでぶれずに撮影出来ました。
キノコにはたくさんの虫が集まってきますよ。
キノコは人間や虫や動物の食糧になったり、植物を病気にしたり、植物の成長を助けたり、樹を腐らせて虫の住処を提供したり、いろんな生きものと様々なかたちで関わり合っています。
今日は、いろいろな形と色どりのキノコたちに出会いましたよ。
黄色いキノコ
ピンク色のキノコや
こげ茶色のキノコ
形が面白いキノコや
かさのうらにたくさんの穴(管孔)があるキノコ
このキノコの裏はひだになっていますね。
ツタウルシ、ダニ、ハチなどに注意が必要な季節です。
歩きやすい足元と、肌を出さない服装で散策をお楽しみください。
園内の花や山菜、動植物の採集と傷つける行為は禁止されております。
皆さまのお越しをお待ちしております。
ガイドボランティアの方々とおしゃべりしながら園内を散策しませんか。
7月から10月は、隔週金曜日の開催です。
開催時間は各回とも、13時から15時です。
小雨決行です。
荒天などで中止の場合は当日11時までにホームページや園内の掲示板でお知らせいたします。
おさんぽガイドの日程についてはこちらからもどうぞ↓↓↓
「おさんぽガイド」はじまります。 – 西岡公園 (sapporo-park.or.jp)