8月14日の園内

自然情報

昨日の西岡公園は、一日雨が降っていました。

今日は雨も止みエゾゼミ、コエゾゼミ、ツクツクボウシ、アブラゼミが鳴いています。

黄色いハンゴンソウの花

背の高い黄色いハンゴンソウの花が湿原にすっくと立っています。

キンミズヒキの黄色い花

キンミズヒキの黄色い花が足元にひっそり咲いていますよ。

名前の由来は、細長い黄色い花序を金の水引に例えたのでしょう。

紫色のカリガネソウの花

カリガネソウが見頃です。

よく見ると、花の形が渡り鳥の雁(ガン)のよう。

マガンは春と秋に北海道に立ち寄りますよ(西岡公園には来ませんが)

咲き始めの白い花

園内のあちこちでゴマナが咲き始めています。

秋の気配を感じますね。

葉の形が胡麻の葉に似ているとか、葉をもむとゴマの香りがするから…等々が名前の由来のようです。

黒い渦巻模様の殻のカタツムリ

サッポロマイマイがいましたよ。

茶色の翅にオレンジ色の怒り柄の模様の蛾

「イカリモンガ」です。

オオアワダチソウの花に蜜を求めてやってきましたよ。

翅に錨型の紋がありますね。

ガの仲間なのに「日中に活動する」「翅をたたんでとまる」「触角が細い」などの特徴があって、チョウの仲間のようですね。

黒い翅にオレンジ色の胸の甲虫

オレンジ色の胸には黒い水玉模様です。

おしゃれなこの甲虫は「オオキノコムシ」

名前のとおりキノコを食べますよ。

赤く色づいたナツアカネ

ナツアカネのオスは顔まで赤く色づきますよ。

キノコを食べている黒い甲虫

「キマワリ」はよく見かける甲虫ですよ。

長い脚でくるくると木の幹の辺りを歩き回ることが名前の由来のようですが、素早く歩くので撮影は大変です。

今日のキマワリはキノコを食べるのに夢中だったのでぶれずに撮影出来ました。

キノコにはたくさんの虫が集まってきますよ。

キノコは人間や虫や動物の食糧になったり、植物を病気にしたり、植物の成長を助けたり、樹を腐らせて虫の住処を提供したり、いろんな生きものと様々なかたちで関わり合っています。

今日は、いろいろな形と色どりのキノコたちに出会いましたよ。

黄色いキノコ

黄色いキノコ

ピンク色のキノコ

ピンク色のキノコや

こげ茶色のキノコ

こげ茶色のキノコ

白い細長い枝分かれしたキノコ

形が面白いキノコや

黄色いキノコ

かさのうらにたくさんの穴(管孔)があるキノコ

白く、小さいキノコ

このキノコの裏はひだになっていますね。

 

ツタウルシ、ダニ、ハチなどに注意が必要な季節です。

歩きやすい足元と、肌を出さない服装で散策をお楽しみください。

園内の花や山菜、動植物の採集と傷つける行為は禁止されております。

皆さまのお越しをお待ちしております。

 

8月23日「おさんぽガイド」開催します

ガイドボランティアの方々とおしゃべりしながら園内を散策しませんか。

  • 8月23日(金曜日)
  • 参加費 100円
  • 当日5分前までに管理事務所で受付をお済ませください。
  • 歩きやすい靴と羽織もの、飲み物、双眼鏡(なければレンタルもあります)

7月から10月は、隔週金曜日の開催です。

開催時間は各回とも、13時から15時です。

小雨決行です。

荒天などで中止の場合は当日11時までにホームページや園内の掲示板でお知らせいたします。

おさんぽガイドの日程についてはこちらからもどうぞ↓↓↓

「おさんぽガイド」はじまります。 – 西岡公園 (sapporo-park.or.jp)