8月12日西岡公園では「ヤンマ団さかな組の合同調査」がありました。
西岡公園に流れる月寒川や、広場や湿原の木道でトンボと水生生物の両方を一緒に調査しましたよ。
前半はヤンマ団とさかな組で一緒にトンボの調査です。
いつもはたも網をもって川で調査するさかな組の子どもたちにとって、昆虫の中でもトンボに特化した調査は初めてです。
さっそく、さかな組の子どもも、トンボを捕まえましたよ。
そっと大切に三角紙に挟み、三角ケースに収めましたよ。
そんな体験も初めてですね。
木道には大きなヤンマやエゾトンボの仲間の姿がありました。
長い網を伸ばしても、届くところにはなかなか来てくれませんね。
広場にはアカネの仲間がたくさん飛んでいましたよ。
広場の上空を飛ぶトンボを追いかけます。
もしかしてあれは・・・
先日、西岡公園でのトンボの種類の記録が54種類目になるコシアキトンボが記録されました!
(西岡公園は、道内での1湖沼当たりのトンボの種類の記録が一番多い場所なんですよ)
コシアキトンボは本州では珍しくないトンボですが、北海道ではまだ生息地が限られています。
この、腰の部分が白いトンボがコシアキトンボです。
名前の由来は黒い体の中で腰の部分だけ色がなくて、腰が空いているように見えることからです。
オス1頭が採集されましたよ。
ヤンマ団のメンバーの大半はコシアキトンボの採集が今日の目標だったのではないでしょうか?
後半はさかな組の環境調査の話を聞いたり、実際に生きものを採集するときの技術(ガサガサ)のコツを教わってから川の調査を始めましたよ。
暑い一日だったので、水の中での調査は心地が良いです。
普段はトンボを追いかけている団員にとって、たも網をもって水生生物を探す体験は新鮮です。
ヤンマ団とさかな組、生きもの好きはすぐに打ち解けます。
トウヨシノボリとヌマチチブは似ているので見分けるのが大変です。
でも顔の赤いラインや頬の青白い星が目印だと、さかな組の子ども達に教わりますよ。
いつも捕まえているトンボの幼虫時代のヤゴがたくさんいましたよ。
大切に、そっと手の平に乗せて観察しました。
コシボソヤンマの幼虫も見つかりました。
ヤンマ団の子どもたちにとってはヤゴは特に宝物。
コシボソヤンマの成虫も川沿いを飛んでいましたよ。
タモ網を振って捕まえました。
青い複眼の美しいオスです。
名前の通り、腰が細くくびれていますね。
樹々に覆われていて木陰が気持ちよいです。
スジエビがたも網の中でぴちぴち跳ねます。
みんなで捕まえた魚たちは、水槽に入れて観察しましたよ。
ヤンマ団の子どもたちには、魚に詳しいさけ科学館のボランティアさんが1種類ごとに特徴を説明してくれました。
子どもたちが食いついて聞いています。
同じフィールドで暮らす様々な生きものについて、思いを巡らせるようになるきっかけになりましたね。
たくさんのヤゴたちは北海道トンボ研究会ボランティアスタッフのお兄さんたちが同定してくれました。
大漁川(月寒川)での水生生物の調査の結果は
ウグイ、モツゴ、フクドジョウ、ヌマチチブ、トウヨシノボリ、ドジョウ、スジエビ、ヘビトンボ(幼虫)、ヒメミズカマキリ(幼虫)、ドブガイ、カワニナ、ヤゴ(オニヤンマ、コオニヤンマ、ホンサナエ、コヤマトンボ、コシボソヤンマ)
いきものたちは、調査の後は、川にそっと帰してあげましたよ。
広場と木道、トンボの散歩道(月寒川)でのトンボの成虫の調査の結果は
モノサシトンボ、ミヤマアカネ、ナツアカネ、マユタテアカネ、アキアカネ、ノシメトンボ、コシアキトンボ、ルリボシヤンマ、オオヤマトンボ、コオニヤンマ、コシボソヤンマ
保護者の皆さま、さけ科学館のボランティアさん、トンボ研究会の皆さま、卒業生スタッフの皆さま、ありがとうございました。
ヤンマ団、さかな組のみんなも楽しかったね!!
暑い中皆さんお疲れ様でした。