11月14日の園内

今朝は一面雪が積もっていた西岡公園です。

一日中寒く感じましたが、午後には雪が融けていましたよ。

池と、池に映り込む取水塔

池が水鏡になる瞬間もありました。

池と、池に映り込む空

風が止むと池のさざ波が消えて、周りの景色が映り込みます。

池で休んでいる8羽のマガモたち

池にはマガモたちの姿がありました。

夏の間、オスのマガモは、メスのように褐色がかった地味な羽根の色をしていましたが、最近はすっかり美しい生殖羽に生え変わりましたよ。

オスの首から上は、光の加減で黒みがかったメタリックブルーにも、ピーコックグリーンにも見える美しい色に変わりました。

陽が差した時にはピカピカに輝いていましたよ。

もう1つのチャームポイントは、尾羽の一部がくるんと、上向きにカールしているところですよ。

他にも池には、カイツブリ、カワアイサ、がいましたよ。

ヤマセミも目撃情報もありました。

落葉した樹木の枝についている丸い鳥の巣のようなヤドリギ

園内にはいたるところに、ヤドリギ(樹木の枝に寄生する植物)があります。

西岡公園にあるのは、赤い果実の「アカミノヤドリギ」です。

キレンジャク、ヒレンジャクが30羽以上いましたよ。

ヤドリギの果実をついばんだレンジャクたちは、果実の中の種子を運ぶ手伝いをします。

ヤドリギは種子散布の手伝いをしてもらえて、レンジャクはごちそうにありつける、お互いにとって良い話ですね。

レンジャクは、時おり小川の流れる湿原の方に降りて行っては、ずぶ濡れになって木の梢に戻って、羽繕いしていました。

寒くても水浴びをしていたようです。

他にもクマゲラが飛んでいる姿や、キバシリ、アカゲラ、ハシブトガラなどを見かけましたよ。

メタリックブルーの昆虫メノコツチハンミョウ

草地には、メタリックブルーの昆虫、メノコツチハンミョウの姿がありました。

草を食べていましたよ。

他にもシャクガの仲間が飛んでいました。

寒くても平気な昆虫がいるようですね。

寒い季節に活動するのには、彼らなりの理由がありそうですね。

黄色く紅葉したカラマツ

他の樹木が落葉したので、最後には、黄色く紅葉したカラマツが目立ちます。

カラマツの葉の間から、小さな鳥の姿がありました。

キクイタダキが数羽、餌を採っていましたよ。

 

寒くなってきています。

暖かい服装で散策をお楽しみください。

園内の花や山菜、動植物の採集と傷つける行為は禁止されております。

皆さまのお越しをお待ちしております。