8月1日は真夏日でしたよ。
園内には、トンボやチョウが飛んでいたり、管理事務所の横の草地ではハネナガキリギリスの鳴き声も聞こえていましたよ。
虫網を持った、夏休みの子どもたちの姿が見られます。
夏の花にはチョウが集まっていましたよ。
シオヤアブは他も虫を捕らえるハンターです。
足元には小さなトカゲ、ニホンカナヘビが日向ぼっこしていましたよ。
湿原にはハンゴンソウの黄色い花が咲き始めましたよ。
オオアワダチソウの花や
ミヤマニガウリの小さな花が咲き始めていますよ。
イケマの花の後には、緑色の長い鞘の果実が出来ていました。
熟して乾燥すると、裂けて、中から長い綿毛の付いて種子が出てきますよ。
風に乗ってふわふわと飛んでいきます。
「ひっつきむし」と呼ばれるタイプの植物の実も、見かけるようになりましたよ。
これはヤブジラミのフック状の棘の生えた果実です。
もう少し熟して硬くなったら人の服や動物の毛について運ばれて行きますよ。
ヤブジラミの花もまだ咲いていました。
ヤブハギも果実が「ひっつきむし」になりますよ。
小さな桃色の花とサングラスのような形の果実がついていました。
これも、もう少し熟すと衣服などにくっついてきます。
春に白い可憐な花を咲かせていた、クルマバソウの玉のような果実にも細かいフック状の毛が生えていますよ。
ウシタキソウの緑色の果実にも、細かなフック状の毛が生えていました。
キンミズヒキの花が咲き始めています。
これも果実になると「ひっつきむし」になりますよ。
花が終わっても、草の実の観察が楽しめますね。
これからの季節はハチやウルシ、ダニ等の対策のため肌を出さない装いと、歩きなれた靴で散策をお楽しみください。
皆様のお越しをお待ちしております。