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旭山記念公園野鳥情報2026年8月10日(月曜日)

 

旭山記念公園野鳥情報、2026(令和8)年8月10日月曜日。

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。

また、後半では、野鳥以外の自然の情報も上げています。

 

●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。

 

 

●8月の野鳥観察会・自然観察会は、参加お申込み受付中です。

A.定例 野鳥観察会
8月23日日曜日

8時から10時頃まで

参加費:200円
集合:旭山記念公園森の家
定員:15名程度 先着順

定員になり次第受付を終了いたします。
定員になりましたらホームページでお知らせいたします。

 

B.自然観察会
①8月16日日曜日

9時から11時頃まで

参加費:200円
集合:旭山記念公園森の家
定員:15名程度 先着順

よろしくお願いします。

 

 

◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、基亜種とは別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソとカワラヒワについては、別亜種が出現した際には本文中に明記します。

 

 

今週のトピックス
コゲラ
前回、メジロの項で、ミズキの実を食べに寄って来ていると書きました。
メジロ以外の野鳥も食べに来ますが、8月10日月曜日、コゲラがミズキの実を食べに来ていました。
写真がその時のもので、枝にぶら下がって実を取ったり、ミズキの幹を伝って取ったりしていました。
また、写真を見ると、尾羽でぶらさがっている枝を挟んでいて、うまくバランスを取っていることが分かります。
この写真の木は「記念樹の森」にある樹高8mほどのまだ大きくない木ですが、実がついており、大きくなくても実がついた木には来ることが分かりました。
メジロをはじめ他の野鳥もミズキの木の実を食べにくるところが見られるものと思われます。

コゲラ2026年8月10日ミズキの実を食べる

 

 

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週も観察情報は少なかったですが、メジロと一緒に1、2羽いた、カラ類混群の中に1、2羽いたといった情報がありました。
幼鳥の確かな観察情報はなかったです。
7、8月にシマエナガが見られるか見られないか(2か月間見られなかった年もある)、見られる場合はどれくらいの頻度かはその年によりますが、シマエナガの動きには注目しています。

 

 

夏鳥情報
オオルリ
8月10日、「巨木の谷」でオオルリ幼鳥の観察情報がありました(撮影者様に写真を見せていただき確認しました)。
8月7日金曜日には「吊り橋斜面」でも観察されており、その他にも「双子沢川」両岸のエリアでの観察情報もありました。
囀りはぐぜりも含めほぼ聞かれなくなりました。

 

キビタキ
「吊り橋」周辺などでの幼鳥および成鳥の観察情報があり、他の場所でも観察情報がありましたが、雄成鳥の姿があまり見られなくなっています。
幼鳥は8月10日に「吊り橋斜面」で見られましたが、写真がそれです。
囀りは聞かれなくなり、「ヒッ ヒッ ヒッ キュピキュピ」という地鳴きもあまり聞かれなくなっています。
キビタキは9月いっぱいまで観察機会があり、この先もときどき見られるものと思われます。

キビタキ幼鳥2026年8月10日

 

コサメビタキ
コサメビタキは幼鳥成鳥ともども比較的観察機会は多いです。
8月9日日曜日は、10時過ぎから13時前までの3時間弱で、園内で少なくとも3回観察されました。
場所は「吊り橋斜面」、「寺田京子句碑」付近、「森のユニバーサル園路」周辺(「吊り橋斜面」と一部重複)でした。
8月10日も2時間の間に「吊り橋斜面」「巨木の谷通り」付近で3か所で見られましたが、オオルリ同様「双子沢川」両岸のエリアでの観察情報が多いです。
ただし、前回も触れましたが、昨年までのように「学びの森」に頻繁に出るという状況ではなくなっています。

コサメビタキ2026年8月10日成鳥

 

コルリ
今週も園内での確かな観察情報はなく、この先も見られる可能性はきわめて低そうですが、一応まだ8月中は取り上げつつ様子をみてゆきます。

 

クロツグミ
8月8日土曜日の野鳥観察会では「巨木の谷」の「柳のテント」付近で「キュロキュロ」と地鳴きとともに一瞬だけ姿が見られました。
8月10日には「風の丘U字坂」から地鳴きが聞こえてきましたが、機会は少ないものの、タイミングによっては姿が見られることはありそうです。
囀りは聞かれなくなりました。
幼鳥の確かな観察情報は今のところないですが、この先見られる可能性はあります。

 

アカハラ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

トラツグミ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

ウグイス
囀りは聞かれなくなり、地鳴きもほとんど聞かれず、観察情報はほとんどなかったです。
ウグイスは例年、8月に囀りをやめるとこのような感じで観察機会がごく少なくなり、秋にまた比較的よく見られるようになりますが、今年はどうでしょうか。

 

ヤブサメ
「シリシリシリ」という囀りは聞かれなくなり、「チュッ」という地鳴きもほとんど聞かれず、姿を見たという観察情報もなかったです。
ただ、例年このまま見られなくなるのではなく、8月後半になると幼鳥含め目視観察および地鳴きが聞かれる機会が出てきますが、今年はどうでしょうか。

 

センダイムシクイ
「チヨチヨビー」という囀りはたまに聞かれており、姿を見る機会もあります。
カラ類混群にいることが多く、センダイムシクイだけがその辺りにいたということはほとんどないです。
写真は「ザ・センダイムシクイ」といった感じで、頭央線がよく分かるものが撮れました。

センダイムシクイ2026年8月10日頭央線が見える

 

ホオジロ
8月8日の野鳥観察会の際に「噴水広場下斜面」で「ツリツリッ」という地鳴きとともに2、3羽の姿が見られ、8月10日には「展望台北西斜面」の林床でも地鳴きが聞かれて姿が見られ、旭山記念公園とその周辺にはまだいるようです。
旭山記念公園では今年まだ、幼鳥の確かな観察情報はありません。

 

アオジ
8月8日の野鳥観察会の際に「巨木の谷」で地鳴きが聞かれましたが、昨年同様夏になり観察情報が増えてきており、注意深くようすをみてゆきます。

 

イカル
8月10日早朝に円山から「キッキッ」という地鳴きが聞こえてきましたが、旭山でもときどき見られる可能性があります。
ただ、この時期は高いところを飛んでいることが多く、近くではなかなか見られないものと思われます。
昨年は9月7日頃から園内のヌルデの実を食べに来るようになりましたが、今年はどうか、ヌルデは花はたくさん咲いています。
写真がヌルデの花ですが、イカルは写っていません、念のため。

ヌルデ2026年8月10日花

 

キセキレイ
8月8日に近隣住宅街の界川沿いでの観察情報がありましたが、界川沿いでは見られる機会は少なくないようです。
園内での観察情報はなかったですが、この時期はときどき見られます。

 

メジロ
囀りはあまり聞かれていませんが、「チュピー」という地鳴きは聞かれており、観察機会は多いです。
「中央トイレ」裏や「噴水広場」付近のミズキの木にも寄って来ており、待っていると観察・撮影する機会もあるかと思います。

 

モズ
今週も園内での確かな観察情報はなかったですが、まだようすをみてゆきます。

 

チゴハヤブサ
今週も園内での確かな観察情報はなかったですが、まだようすをみてゆきます。

 

ハリオアマツバメ
今週は確かな観察情報はなかったですが、この時期はまだ、主に天気が下り坂の日に上空から「チュリリリー」と鳴き声が聞こえ、見上げると飛んでいるのが見えることもあります。

 

ツツドリ
今週は鳴き声も聞かれておらず、園内での確かな観察情報はなかったです。
ツツドリは例年8月下旬になると主に幼鳥が見られる機会が増えますが、今年はどうでしょうか。

 

キジバト
今週もほぼ毎日園内「西側エリア」のどこかで朝に鳴いており、20mほど離れた木の上で見られたこともありました。
近くで見られる機会もあるかもしれません。

 

アオバト
「オー アーオー」という鳴き声は8月7日には聞かれましたが、聞かれない日もあり、観察頻度は低いです。

 

ヤマシギ
今週は確かな観察情報はなかったですが、ヤマシギは10月上旬まで滞在しているようで、今後も稀に見られることもあるかもしれません。

 

 

 

留鳥情報
クマゲラ
8月7日15時過ぎに森の家の近くに写真の雌の個体が来て、15分ほど付近で少しずつ移動しながら採餌や羽づくろいをしていましたが、今週はそれ以外では園内での観察情報はなかったです。
クマゲラが見られるかどうかはその日しだいです。

クマゲラ雌2026年8月10日

 

オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
ときどき見られており、雄と雌どちらも観察情報がありました。

 

アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
幼鳥、成鳥ともほぼ毎日どこかで観察されています。
写真は幼鳥ですが、今日時点でまだ頭頂部が赤く、雌雄どちらかは分かりません。

アカゲラ幼鳥2026年8月10日

 

コゲラ(亜種エゾコゲラ)
(前述)

 

ヤマゲラ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、今年は昨年8月のようにほぼ毎日見られるようにはならないのか、ようすをみてゆきます。

 

オオタカ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

ハイタカ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

ノスリ
8月3日月曜日午後、久しぶりに園内上空を飛ぶ成鳥1羽が観察されました。
旭山ではノスリの観察頻度は高くないですが、夏から秋にはやや高くなる傾向があり、今後注目です。

 

トビ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

オジロワシ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

フクロウ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

カワラヒワ
囀りは聞かれなくなり、「キリコロキリー」という地鳴きも遠めに聞こえることが多く、観察頻度は低くなっています。
今の時期は河川敷や草原それに市街地の方が見られる機会は多いと思われます。

 

ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
森の家の周りなどでときどき近くで見られることもあります。

 

シジュウカラ
成鳥、幼鳥とも観察機会は多いです。
2回目の幼鳥と思われる、白い部分の黄色みが強い個体も観察されています。

 

ハシブトガラ
園内で観察機会は多いです。
囀りは聞かれなくなりました。

ハシブトガラ2026年8月10日

 

ヤマガラ
観察機会は多いですが、囀りはほとんど聞かれなくなりました。
幼鳥はまだ橙色の部分が成鳥よりは薄い色です。

 

ヒガラ
ヒガラはまだ甲高い囀りが高い木の上の方から聞こえてくることがあります。
針葉樹の中で「チチッ」と小さな声で鳴いていることがありますが、姿はなかなか見られないです。

 

ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

スズメ
道路沿いで見る機会があります。

 

ヒヨドリ
園内一円でよく見られており、幼鳥も見られています。

ヒヨドリ2026年8月10日成鳥

 

ハシボソガラス
主に「第1駐車場」周辺、「噴水広場」周辺から道路沿いそして森の家周辺でよく見られています。

 

ハシブトガラス
園内で多く見られています。
レストハウスから展望台の辺りに、手に持っている食べ物を狙うハシブトガラスがいるので、お気を付けください。
森の家の周りにも食べ物をチェックしに来る個体がいるので、ご注意ください。

 

 

 

旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。

旭山記念公園各所名称マップ

 

 

 

ニホンカナヘビ(カナヘビ科)
園内で目にする機会が増えてきており、特に晴れて日差しがある日にはよく目にします。
林縁部の笹や草が刈られた道の脇でよく、歩いた時に笹や草が擦れる「カサカサ」という音が聞こえ、探すと見られることもあります。

ニホンカナヘビ2026年8月10日

 

ワラジムシ(ワラジムシ科)
ワラジムシはときどきこのように紫色がかった個体が見られます。

ワラジムシ2026年8月10日

 

ナツアカネ(トンボ科)
顔も胸も赤いナツアカネ雄が見られるようになってきました。
夏も終わりに向かっているようです。

ナツアカネ2026年8月10日

 

アキアカネ(トンボ科)
アキアカネも見られるようになってきましたが、こちらはまだ赤みは薄いです。

アキアカネ2026年8月10日

 

ツノアオカメムシ(カメムシ科)
昨年2025年、8月から9月にこのツノアオカメムシが多く見られ、このムシこんなにいたんだっけ? というくらいでした。
今年も見られていますが、昨年のようにたくさん見られるようになるのかどうか。

ツノアオカメムシ2026年8月10日

 

ニホンミツバチ(ミツバチ科)とキクニガナ(キク科)
ニホンミツバチがキクニガナに寄って来ていました。
ニホンミツバチ、旭山ではあまり見られないですが、気がつかないだけで実際はもっと見られるのかもしれません。
キクニガナは西洋の野菜「チコリ」のことで、「展望台北西斜面」で毎年きれいな青い花を咲かせています。
例年7月に入ると花が咲きますが、今年は出だしが遅く、少ないのかと思っていたところ、8月に入って例年通りたくさん花が見られるようになりました。

ニホンミツバチとキクニガナ2026年8月10日

 

ガガイモ(キョウチクトウ科)
「オオムラサキロード」のトドマツ近くの柵の外に今、ヒトデ型のガガイモの花がたくさん咲いています。
ガガイモは以前はときどき園内で見られる程度でしたが、昨年あたりからその場所に増えてきています。
「イモ」と名がつきますが、お芋はできません。

ガガイモ2026年8月10日

 

ヤブハギ(マメ科)
マメ科の低木ヤブハギ、旭山記念公園ではよく見られる花、今年も「ミュンヘンの森」などで咲いています。
その辺りでは年々増えているように感じられます。
「萩」といえばということで、もう確実に秋の装いになってきていますね。

ヤマハギ2026年8月10日

 

ミヤマトウバナ(シソ科)
「ポートランドの森」のユニバーサル園路沿いに1か所、ミヤマトウバナがまとまって生えている場所があり、今は花が咲いています。
ミヤマトウバナは旭山記念公園でかつてはちらほらとあったものの、ここ数年見られなくなっていたものが、今年久しぶりに花を咲かせています。
ウシタキソウ同様、来年以降も見られるといいのですが。

ミヤマトウバナ2026年8月10日

 

 

 

次回は、2026年8月16日日曜日、もしくは17日月曜日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。