旭山記念公園野鳥情報、2024(令和6)年11月9日土曜日。
ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。
この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。
●11月24日(日曜日)の定例野鳥観察会は募集定員に達しましたため、受付終了とさせていただきます。
あしからずご了承ください。
今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週も園内での観察情報はありましたが、本日の野鳥観察会の際には声も姿も確認できませんでした。
雪が降った11月6日に観察しに来た方によれば、その日は多く出たとのことです。
今週のトピックス
ミヤマホオジロ
本日11月9日、「ミュンヘンの森」でミヤマホオジロの観察情報がありました。
ただしそれも一瞬で、今日の情報は今のところそれひとつだけです。
先週も観察されていましたが、この先も来るのか、要注目です。
ミソサザイ
11月5日、ミソサザイがこの秋初めて園内で観察されました。
昨年の初認日は11月11日で、ほぼ同じ頃でした。
毎年不思議なのは、同じように笹薮にいて行動し似たような声を出すウグイスがいなくなった途端にミソサザイが現れることですが、今年もそうなりました。
ただし、ウグイスがもう完全にいなくなったかどうかは、まだ様子を見ていますが。
ツグミ
本日の野鳥観察会冒頭、森の家上空で西の方に飛んで行く30羽前後の群れが観察されました。
また、園内「ポートランドの森」でも地上で見られたとの情報もありました。
ツグミは上空高く飛んでいるものは渡りの途中で低く降りて来ることはあまりないですが、その辺りに居着くと地上にも降りて来て近くで見られるようになります。
この先数が増えるかどうか注目です。
夏鳥情報
アオジ
今週は確かな観察情報はなかったですが、もう少し様子をみます。
ウグイス
11月4日には園内で観察されていましたが、5日以降の確かな観察情報がありません。
道内でも今週に入って確認できなくなっている場所があり、南に渡っていなくなった可能性が高そうですが、もう1週様子をみます。
メジロ
11月8日に園内でヤマブドウの実を食べている姿が観察されましたが(写真)、その前4日程観察情報がなく、大方渡って行った残りが見られたのかもしれません。
メジロは通常夏鳥ですが、毎年真冬にも少ない数が見られており、渡らない個体もいるものと思われます。
イカル
今朝7時半頃、第1駐車場上空で中途半端な囀り(ぐぜり?)声を出しながら鳴く1羽が観察されました。
イカルはかつて少数が越冬した年もあり、また11月いっぱい見られその後南に渡った年もあって、年により動きが違うので、今年はどうなるのか要注目です。
ベニマシコ
今週は確かな観察情報はありませんでしたが、道内後志地方日本海側某所では昨日はまだ見られていたため、もう少し様子をみます。
モズ
今週も確かな観察情報はありませんでしたが、まだもう少し様子をみます。
キジバト
今週は確かな観察情報はなかったですが、もう少し様子をみます。
アオバト
11月3日に再び1羽が園内で観察され、その時も前回同様ナナカマドの実を食べており、同じく雌で、同一個体が残っていた可能性があります。
この先見られるかどうかは分からないですが、もう少し様子をみます。
旅鳥情報
ルリビタキ
今週は確かな観察情報はありませんでしたが、まだ見られる可能性があり、もう少し様子をみます。
ビンズイ
今週は確かな観察情報はありませんでしたが、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また来年)。
カシラダカ
今週も確かな観察情報はありませんでしたが、道内他所ではまだ今週中の観察情報があり、もう少し様子をみます。
冬の鳥情報
ツグミ
ツグミがよく食べるナナカマドやアズキナシの実が今年は豊作で、この先それを食べに来ることもあるかと思います。
シメ
本日の野鳥観察会の際に「学びの森」から「噴水広場下斜面」にかけての辺りを飛んでいる1羽が見られました。
園内で時々見られており、その辺りで比較的見られる機会が多いです。
ただし、いつも言いますが、シメは警戒心がとても強く、近くに寄れることはあまりないです。
キクイタダキ
今週は確かな観察情報はありませんでした。
キバシリ
今週は確かな観察情報はありませんでした。
ミソサザイ
本日の野鳥観察会では、「遊具広場の森」にいましたが、毎年その辺りにいることが多いです。
※ヒレンジャク、キレンジャクは今年はまだ旭山では確認されていません。
留鳥情報
クマゲラ
11月5日、「ミュンヘンの森裏の道」付近で雄、その後「遊具広場の森」で雄と雌2羽同時に観察されましたが、この雄2羽が同一個体かどうかは不明です。
後者では、その2羽が同じ木にいて「キャッキャ」鳴いているのが観察され、その後雄は別の木に移動し30分以上その木にいて採餌し、一方雌は「旭山川」の谷に入り、少しずつ上流側に移動して見えなくなりました。
今日の野鳥観察会の際には姿も声も確認できなかったですが、昼過ぎに藻岩山方面から「プルプルプル」と鳴き声が聞こえてきました。
引き続きときどき園内に来ていますが、日以降は、頻度が高くなるか低くなるかあるいは来なくなるか、まったく分かりません。
オオアカゲラ
園内でときどき見られています。
アカゲラ
今日の野鳥観察会では行く先々で「キョッ」という声が聞かれ、姿も計5回見られました。
「遊具広場と噴水広場の間の道」から「遊具広場の森」で見る機会が多く、他でも声を頼りに姿を見つけやすくなってきました。
コゲラ
観察機会は多く、木の幹や枝で採餌している時はゆっくりと見ることができます。
ただし今日の野鳥観察会では、「遊具広場の森」で頻繁に声が聞こえてきたものの、やや遠くで姿を見つけることができませんでした。
ヤマゲラ
本日の野鳥観察会の際に「藻岩山登山口」方面から「ピョッピョッピョッピョッ」という鳴き声が聞こえましたが、姿は見られませんでした。
今週は他にも園内で声を聞いたとの情報はありましたが、近くで見られたという情報はなかったものの、見られる可能性はあります。
フクロウ
今週は確かな観察情報はありませんでした。
オオタカ
今週は確かな観察情報はなかったですが、情報がなかっただけで園内に来ている可能性は低からずあります。
ハイタカ
今週も園内での観察情報がありましたが、こちらもオオタカ同様です。
ノスリ
今週は確かな観察情報はありませんでした。
トビ
今週は確かな観察情報はありませんでした。
ハヤブサ
先週の記事を上げた後、11月2日に園内で急降下する姿が観察されたとの観察情報をいただきました。
ハヤブサは冬の間は中島公園周辺で比較的よく見られ、旭山にもときどき来ることがあるかと思います。
オオセグロカモメ
今週も園内での観察情報はありませんでした。
カケス(亜種ミヤマカケス)
今週も確かな観察情報はなかったですが、ほんとうに今年は来ないのか・・・
カワラヒワ
本日の野鳥観察会の際に「記念樹の森」のシラカンバに10羽前後の群れがいてシラカンバの種子を食べているようすが観察されました。
この群れは渡りの途中か準備の可能性がありますが、他に「作業員詰所」近くのトドマツに3羽で来ているのも見られ、今年はこの時期まだカワラヒワがよう見られています。
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内一円でよく見られており、近くで見られる機会もありますが、本日の野鳥観察会では「テュッ テュッテュッ」という鳴き声は聞かれたものの、近くでは観察できませんでした。
シジュウカラ
園内一円でよく見られています。
ハシブトガラ
園内一円でよく見られています。
本日の野鳥観察会では、「遊具広場の森」でサルナシ(コクワ)の実を食べに来ており、さらにその近くのハリギリの実も食べていました。
ヤマガラ
園内一円でよく見られており、今日の野鳥観察会でも行く先々で見られました。
「作業員詰所」前のイチイの実を食べに来る頻度はやや落ちてきました。
ヒガラ
今週は囀りはほぼ聞かれておらず、しかし姿はよく見られ、本日の野鳥観察会でも「展望台松林」でじっくりと近くでも見られ、「作業員詰所」付近のトドマツ林にもいました。
ヒガラは、12月中旬以降にまた新たに囀りを始めます。
ハクセキレイ
今週は確かな観察情報はありませんでした。
スズメ
道路沿いで見る機会があります。
ヒヨドリ
今週も園内各所で見られており、声を聞く機会も多く、5羽以上の小群で見られることもあります。
このところ「噴水広場下斜面」に集まっていて見られることがよくあり、本日の野鳥観察会でもそうでした。
またこの時期は樹木の実によく集まっています。
ハシボソガラス
「噴水広場」から「テラス状階段」の辺りと第1駐車場でだいたいいつも見られます。
ハシブトガラス
園内でよく見られています。
旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。
今週のエゾリス
今週は秋らしい引きのショットで。
◎「トリテン」 国立科学博物館 特別展「鳥」のご案内
東京上野にある国立科学博物館にて「特別展 鳥」通称「トリテン」開催中です!
2025年2月24日まで開催、東京に行かれる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
詳しくは以下のリンクよりホームページをご覧ください。
次回は、2024年11月16日土曜日もしくは17日日曜日に上げる予定です。
旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。