3月3日の園内

自然情報

今日の西岡公園は冷たい風が吹いています。そんな中でも野鳥たちがさえずったり飛び回っていましたよ。

シジュウカラが樹皮の隙間や枝先などあちこち飛び回っています。

鳥たちは鳴き声を出しながらお互いにコミュニケーションを取っていますよ。

最新の研究では、シジュウカラはちゃんと意味のある単語を組み合わせて文を作るそうです。

それは文法のルールがあって、語順を逆転させた文に対しては、反応がないそうです。

シジュウカラ以外のヤマガラやハシブトガラなどもお互いの言語を理解していて、たとえば、天敵が現れたとき発する鳴き声の組み合わせでお互いに状況を理解するようですよ。

人間以外の生きものにも言葉があるって、嬉しくなりますね。

冬の間カラ類や、シマエナガが混群を作って行動する理由もそこにありそうですね。

そんな視点で野鳥たちを観察してみるのも楽しいですね。

オオアカゲラが樹皮をめくっています。

アカゲラもコツコツと木の幹をつついています。

管理事務所では「ことり」の展示をしています。

期間限定でアカゲラやオオアカゲラの羽根も展示していますよ。

尖っているのは尾羽ですよ。

脚だけでなくこの丈夫な尾羽も使って、３点で体を支えていますよ。

ぜひ見に来てくださいね。

園内は雪が降ったり、融けたりして滑りやすくなっています。

散策の際には長靴や滑りにくい靴などで対策をお勧めします。