今日の西岡公園は爽やかな風が吹きエゾゼミの「ジーーー」という鳴き声が聞こえています。
暑くなりましたが、木陰は涼しいですよ。
池には15から20羽くらいの群れでハリオアマツバメが水を飲みに来ていましたよ。
カイツブリの元気な鳴き声も久しぶりに聞こえていました。
キツネノボタンのピカピカした小さな花が水辺に咲いていましたよ。
ハッカは香りも爽やかです。
コヤブタバコはキク科の植物です。
よく見るとちいさなの集まりですよ。
それをぐるりと取り囲んでいる白い花びらのようなものは、総苞片(そうほうへん)といって葉が変化したものですよ。
もう一周外側を囲んでいる緑色のものも総苞片です。色が違うんですね。
タネは(果実)同じキク科のタンポポの綿毛のようなタネではなく、たねの先端にベタベタした粘液腺が付いていますよ。
熟すとこれが人の服や動物の毛にくっついてタネは遠くに運ばれます。
果実がどんどん実るのを観察できる季節です。
ナワシロイチゴのつぶつぶの果実がピカピカしています。
青いオニグルミが落ちている季節になりましたね。
エゾリスがオニグルミをくわえて走る姿も見られるかもしれません。
黄色い花を咲かせていたオニノヤガラの果実が膨らんでいます。
ハイイヌガヤの実も膨らんでいます。2年越しで実りますよ。
まだ未熟のホオノキの果実も落ちていました。
柑橘系の香りがしますよ。
まん丸でぶら下がっているのはツリバナの果実。
熟すとくす玉のように開き、赤い種が顔を出しイヤリングのようにプラプラぶら下がりますよ。
ヤマシャクヤクのバナナのような形の果実です。
熟して裂けると中から派手な赤い種と黒い種が現れますよ。
ミズキの果実が色付き始めました。
今年はたくさん実を付けています。
熟すと暗紫色になり、赤い果柄とのコントラストが目を惹きますよ。
果実は鳥が食べに来ます。
初夏に大きな花を付けていたオオウバユリも緑色の果実を付けていますよ。
ルイヨウショウマの果実は紺色に染まっていきます。
ツバメシジミがセリの花に来ていました。
園内の虫たちの観察も楽しいですよ。
アオカナブンを見かけますよ。
2センチ以上ある大きな美しい甲虫です。
キマワリ(木廻)が木をかじっていました。
よく見かける甲虫です。
名前の通り、長い脚で樹の周りを歩き回りますよ。
チャイロオオイシアブです。
3センチ近くもありました。
他の昆虫を襲って食べる、迫力満点の大きなアブですよ。
近くを虫が飛ぶと頭をくるくると動かして目で追っていましたよ。
人間は襲わないので大丈夫ですよ。
コオニヤンマがたくさん見られる季節です。
オスが縄張りを守っています。
他のオスがやってくると飛び立ち、追いかけます。
ガイドボランティアの方々とおしゃべりしながら園内を散策しませんか。
7月から10月は、隔週金曜日の開催です。
開催時間は各回とも、13時から15時です。
小雨決行です。
荒天などで中止の場合は当日11時までにホームページや園内の掲示板でお知らせいたします。
おさんぽガイドの日程についてはこちらからもどうぞ↓↓↓
「おさんぽガイド」はじまります。 – 西岡公園 (sapporo-park.or.jp)
ツタウルシ、ダニ、ハチなどに注意が必要な季節になりました。
歩きやすい足元と、肌を出さない服装で散策をお楽しみください。
園内の花や山菜、動植物の採集と傷つける行為は禁止されております。
皆さまのお越しをお待ちしております。