西岡ヤンマ団~6月の調査!

昨日は、今年度2回目のヤンマ団の活動日。いよいよトンボ調査のスタートです。
まずはみんなで、6月のねらい目である4種の特徴を確認しました。
ねらい目は、ニホンカワトンボ・ホンサナエ・モイワサナエ・ヨツボシトンボです。
新団員は先輩団員から、それぞれの生息地や体の特徴を教わりました。

いよいよ調査に出発です!残念ながら曇り空で、カモの集い場や広場では
ほとんどトンボが見あたりません。祈る思いでヨッシーの湿地に向かいます。
時々太陽が出ると、エゾハルゼミも一斉に鳴き出して、トンボも飛び出して・・・・また曇ったら少なくなる・・・・ということを繰り返していましたが、2時間ほどの調査で、ニホンカワトンボを中心に、モイワサナエやシオヤトンボなど7種を記録しました。

トンボ以外にも、ちょっと変わったこんな毛虫もみつけました↑

今年の団員の大部分を占める2年生たちもがんばりました。
去年から続けている2年生は、少しだけお姉さん、お兄さんになって、トンボをつかまえる動きも素早くなっていましたよ。
「去年もなかなか採れなかったから今年も採れないよ~」なんて
言っていた子たちも、ニホンカワトンボをゲット!
「自分でつかまえたの初めてだよ!」とうれしそうに教えてくれた子もいました。

午後からは、午前中に採ったトンボを標本にしました。
トンボのおなかに植物の茎を入れる細かい作業ですが、新団員たちもとっても真剣に
作業をしていました。2年生の団員たちも、細かい作業に目をシバシバさせながらもがんばります。特に継続の団員たちは、きれいに標本が完成するようにこだわりをもって作っていましたよ。年々団員みんなの、標本に対するこだわりが出てきているような気がします。
その気持ちはきっと、長い年月の中で、先輩たちから後輩に受け継がれていくものなのでしょうね。なんだか、少しうれしい気持ちになりましたよ。

次回は、7月の調査です。そしてその前に、団員みんなが楽しみにしている遠征調査に行ってきますよ!