12月22日の西岡公園

今日の西岡公園は晴れのち曇り、風も無く穏やかです。雪の上には来園者の足跡と森に暮らす動物や鳥たちの足跡が残されています。

静かな園内で耳を澄ますと鳥たちの声がきこえてきます。最近よく耳のするのはヒガラのテンポの速い連続したさえずりです。

八つ橋周辺

八つ橋周辺の川ではマガモがエサを探していました。

動物の足跡

動物の足跡

動物の足跡を観察すると、肉球の跡までくっきりと残っています。この先のフェンスをくぐって園外へ行ったようです。

園内の様子

園内の様子です。昨日は冬至でしたね。一年で一番夜が長い日であり、太陽が低く木の影が長く長く伸びています。冬の美しい光景です。

これから一日一日と明るい時間が長くなると思うとうれしくなります。

シマエナガ

森の中を歩いているとジュル・・・ジュル・・と聞こえてきました。じっとしているとどんどん声の主たちが近づいて来てシマエナガ達に囲まれていました。せわしなくハウチワカエデやハンノキの枝で餌をとっていました。僥倖です。ほかにもアカゲラ、コゲラ、ツグミ、ヒヨドリ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、シジュウカラなどがいましたよ。

ミヤマガマズミの冬芽

ミヤマガマズミの赤い冬芽。これは花芽です。同じ木に付いていた実も赤くお揃いでおしゃれです。

ホオノキの冬芽

ホオノキの冬芽。枝の先端の冬芽は日本最大級の大きさでこれは4センチ以上の長さがありました。

オニグルミの冬芽

オニグルミの冬芽。短い毛に覆われています。夏に見た葉の裏や、青い実も短い毛に覆われていましたね。葉痕(葉が枯れ落ちた跡)は羊の顔のようにも見えます。

冬芽の観察もこの時期の楽しみのひとつですね。

ラミネートされた冬芽や野鳥等の資料は管理事務所で販売しております(税込み100円)。散策の際に参考にされるとより楽しめるかと思います。

 

散策路は雪や氷で滑りやすくなっています。足元にお気をつけて散策をお楽しみください。

皆さまのお越しをお待ちしております。

 

※園内の動植物を採取しない、園路から外れない等マナーを守ってください。

※マスクを着用する、一定の距離の確保の心がけ、混み合っている時の利用を控える等々対策をしてご利用ください。

 

「西岡公園にお越しの方へお知らせ」

公園周辺の道路、公園内の散策路が凍結することがあります。

お車や服装は、冬の装いでご来園されることをお勧めいたします。