– 札幌のまちなみを見渡せる、自然豊かな公園 –

旭山記念公園の生き物たち 2017年7月2日(火)

この1週間に旭山で見られた動植物をまとめた「旭山の生き物たち」です。

 

◎野鳥編

20170701KumageraJM

クマゲラ

今週も雄の巣立ち幼鳥が盛りの家の周りに何度も現れました。

 

◎昆虫編

20170704Tentoumushi

テントウムシ(ナミテントウ)

テントウムシには様々な色や模様のパターンがありますが、これは図鑑で調べると「黒色型-斑型」と呼ばれるタイプだそうです。

 

20170704Torafushijimi

トラフシジミ

表は濃い青色ですが、なかなか翅を広げてとまってくれません。

なお蝶は今年はヤマキマダラヒカゲが多く、今日までもうひと月以上観察されています。

 

20170704EzokomaruhanabachiM

エゾコマルハナバチ ♂

エゾコマルハナバチは♂と♀(女王)及び働き蜂の色合いがまったく違い、♂はこのように明るいレモンイエローです。

 

◎植物編

20170704Kouzorina

コウゾリナ

夏のキク科の自生種を代表するコウゾリナが咲き始めました。

1mくらいでひょろ長くてっぺんに幾つかの花が連なってつきます。

 

20170704Nawashiroichigo

ナワシロイチゴ

いわゆる「ワイルドベリー」、花が咲きました。

花びらは開かず、これで咲いた状態ですが、中が見えるくらいに口が開くものもあります。

 

20170704Benibanaichiyakusou

ベニバナイチヤクソウ

都市環境林の小群落ではまだちらほらと花が見られますが、もう終わりが近づいています。

 

20170704Umegasasou

ウメガサソウ

こちらは蕾、もう開花間近です。

 

20170704Onigurumi

オニグルミの実が大きくなってきました。

遊具広場(ハルニレ広場)に低い位置に枝が出ているオニグルミの木があり、近くでじっくりと観察することができます。

 

写真は撮れませんでしたが、園内ではアカアシクワガタ、コクワガタ、スジクワガタなど、クワガタを見つけたという話も聞かれるようになりました。

気温が上がり、夏が進んでゆくと、昆虫の話題が多くなりそうです。