この1週間に旭山で見られた動植物をまとめた「旭山の生き物たち」です。
◎野鳥編
クマゲラ
今週も雄の巣立ち幼鳥が盛りの家の周りに何度も現れました。
◎昆虫編
テントウムシ(ナミテントウ)
テントウムシには様々な色や模様のパターンがありますが、これは図鑑で調べると「黒色型-斑型」と呼ばれるタイプだそうです。
トラフシジミ
表は濃い青色ですが、なかなか翅を広げてとまってくれません。
なお蝶は今年はヤマキマダラヒカゲが多く、今日までもうひと月以上観察されています。
エゾコマルハナバチ ♂
エゾコマルハナバチは♂と♀(女王)及び働き蜂の色合いがまったく違い、♂はこのように明るいレモンイエローです。
◎植物編
コウゾリナ
夏のキク科の自生種を代表するコウゾリナが咲き始めました。
1mくらいでひょろ長くてっぺんに幾つかの花が連なってつきます。
ナワシロイチゴ
いわゆる「ワイルドベリー」、花が咲きました。
花びらは開かず、これで咲いた状態ですが、中が見えるくらいに口が開くものもあります。
ベニバナイチヤクソウ
都市環境林の小群落ではまだちらほらと花が見られますが、もう終わりが近づいています。
ウメガサソウ
こちらは蕾、もう開花間近です。
オニグルミの実が大きくなってきました。
遊具広場(ハルニレ広場)に低い位置に枝が出ているオニグルミの木があり、近くでじっくりと観察することができます。
写真は撮れませんでしたが、園内ではアカアシクワガタ、コクワガタ、スジクワガタなど、クワガタを見つけたという話も聞かれるようになりました。
気温が上がり、夏が進んでゆくと、昆虫の話題が多くなりそうです。