「ハリオアマツバメ」「なつのムシ」の展示が始まりました

「ハリオアマツバメ」の展示

西岡公園の夏の池の風物詩「ハリオアマツバメ」の群れが今朝もやってきましたよ。

上空を旋回して徐々に高度を落として池の水面ぎりぎりをかすめていきます。

この時大きくくちばしを開いて水を飲んだり、時には全身に水をかぶって水浴びをします。

上空を飛ぶハリオアマツバメ

ハリオアマツバメの来る池

上空で飛翔性の昆虫などを採食していることもありますよ。

朝から夕方の間、やってくる時間は決まっていません。

一日に何度もやって来ているようです。

夏の終わるころに南半球のオーストラリアなどにわたっていきますよ。

水平方向に飛ぶスピードは時速170キロメートル、鳥類の中で最速と言われています。

ハリオアマツバメの展示

管理事務所ではハリオアマツバメについての展示がありますよ。

ハリオアマツバメの羽根の展示

園内で拾ったハリオアマツバメの羽根も展示しています。

「ハリオアマツバメ」の名前の由来の針状の突起のついた尾羽も見られます。

夏の終わるころまで展示していますよ。

池で出会えなくても管理事務所ではハリオアマツバメについて知ることができます。

「なつのムシ」の展示

園内にはトンボやチョウ、クワガタ、カタツムリ、セミなどのなつの虫たちがたくさん姿を見せています。

捕虫網を持って虫取りを楽しんでいる姿もあります。

「なつのムシ」の展示

管理事務所では水生昆虫の標本や、西岡公園のトンボの標本を中心に昆虫の標本があります。

「昆虫の標本」の展示

「昆虫の標本」の展示

昆虫好きのキッズがワクワクする季節ですね。

サラサヤンマ

オオイチモンジ

管理事務所には、自分で捕まえた虫の名前を調べるための図鑑を見ることもできますよ。

リリースする前になんていう虫なのかを調べるのも楽しいです。

「ネイチャージャーナリング」のコーナー

ネイチャージャーナリングのコーナー

「ネイチャージャーナリング」のコーナーは無料で、画用紙に色鉛筆などでスケッチできるコーナーです。

捕まえてきた虫や水槽にいる水生生物、展示されているものなどをゆっくり観察ませんか?

備え付けの画用紙に絵を描いたり、サイズを測って記録したり、発見したこと、不思議に思ったことなど文字で書くと、はっきりと思い出に残すことができますよ。

自分専用のノートを持ってきて描くのも大歓迎です。

 

冷たい飲み物の自動販売機や甘いものの販売もあります。

西岡公園にお越しの際には管理事務所にお立ち寄りください。

 

花や山菜、鳥、獣、魚類の採取・傷つける行為は禁止となっております。

園路以外のエリアは立ち入り禁止です。

皆さまのお越しをお待ちしております。