セミの声が聞こえなくなって、久しいです。
木々の間から野鳥の声が聞こえています。メジロやヤマガラが樹の葉の間ををちょこちょこ移動しながら何かをつついていました。
コツコツ聞こえる方を見るとオオアカゲラが木の幹をつついています。
森の中を歩いているとガサッ、ボトッ、と音が聞こえてきます。
今年はミズナラのドングリがたくさん実ってそれが落ちてくる音ですよ。
園路には一面ミズナラのドングリが落ちています。
鮮やかな赤い果実もあります。
マイヅルソウの果実です。
サングラスのような形なのはヤブハギの果実ですよ。
ハイイヌガヤの果実が色付いてきました。
オオバボダイジュの果実ももう落ちているものがありました。
ヨツバヒヨドリの冠毛がフワフワです。
ミズキもたくさん実っています。
赤い茎に黒い果実のコントラストが鮮やかです。
ウマノミツバもフックのついた果実です。
これも「ひっつきむし」といって動物の毛や人の服について運ばれる種ですよ。
ツリバナの果実も赤くなり5つに割れています。
ツリバナの果実は5つに割れて、中から仮種皮に包まれた橙色の種子がぶら下がって見えています。
これからやってくる冬鳥や旅鳥達にとってもごちそうになりますよ。
ノブドウの果実も様々な色に色付いていますよ。
ヤマハハコも咲いていましたよ。
園路沿いにはアキノキリンソウもあちこちで咲いています。
ミゾソバの花が湿原で咲いています。
アキノウナギツカミの花も咲いています。
花はそっくりですね。
葉の形が違っていますよ。
茎には細かいトゲが付いていて、他の草に引っ掛かって伸びていきますよ。
素手で触ると肌が傷つくのでお気をつけくださいね。
フデリンドウの芽が出ていました。
このまま雪の下になり春を待ち、来春に紫色の小さな花を付けてますよ。
夏の間姿を消していたトケンソウが葉を出していました。
これもこのまま雪の下で春を待ちますよ。
どちらもこれから木々が落葉して林床に太陽光が届く頃に葉を展開し、春も樹々の葉がしげるまでの間しっかり太陽を浴びて光合成しますよ。
湿原ではカンタンが鳴いています。
ヨシの葉がサラサラなっています。
さまざまな形や色のキノコたちが出ていました。
傘の裏はこんなふうにひだになっているものや、穴がたくさん開いていたり、針状のものがつららのようにたくさん下がっていたりしますよ。
きのこはそこから胞子を出します。
キノコを含めた菌類は種ではなく胞子で増えますよ。
小さくて軽い胞子はとても遠くまで飛んでいきます。
こちらはキノコのひだから落下した胞子です。
胞子紋といいますよ。
管理事務所で展示しているので見に来てくださいね。
管理事務所ではキノコの展示が始まりましたよ。
西岡公園で展示しているのでご覧になってくださいね。
博物館活動センターから貸して頂いた標本も展示していますよ。
素敵ですよ!この機会にご覧ください。
ヒグマの展示もありますよ。
管理事務所においでに際にはご覧ください。
ガイドボランティアの方々とおしゃべりしながら園内を散策しませんか。
7月から10月は、隔週金曜日の開催です。
開催時間は各回とも、13時から15時です。
小雨決行です。
荒天などで中止の場合は当日11時までにホームページや園内の掲示板でお知らせいたします。
おさんぽガイドの日程についてはこちらからもどうぞ↓↓↓
「おさんぽガイド」はじまります。 – 西岡公園 (sapporo-park.or.jp)