3月4日の園内

自然情報

今朝は雪が降り、気温も低く寒い西岡公園でした。

木の枝に雪の結晶が付いている

川沿いの樹の枝には、樹霜が見られましたよ。

木の枝に雪の結晶が付いている

風が吹いてきた方向に結晶が育つそうです。

木の幹の樹皮がはがれ、穴が開いている

午後からは日が差し、管理事務所の裏では食事中のアカゲラがいました。

森の中では「コロコロコロ」と鳴きながら飛ぶクマゲラの姿を見かけましたよ。

この穴をあけたキツツキはどんなキツツキだったのでしょうか。

キノコの生えた木の幹にキツツキの開けた穴

この樹にもキツツキの食事をした痕跡(食痕)が残っていましたよ。

キツツキの仲間は樹皮の下や樹の幹の中に潜む虫や甲虫の幼虫、アリなどを食べていますよ。

樹の幹からサルノコシカケが生えています。木材を分解するキノコですよ。

そういう場所を住処にする虫たちがいて、それをキツツキが食べています。

湿原から望む池

チーチーチーと小さな鳴き声が聞こえて針葉樹の葉が揺れているのを見つけました。

エゾアカマツの葉の間で、キクイタダキがホバリングを交えて葉の間を移動しながら餌を採っていましたよ。

小さなクモや昆虫を食べていますよ。

キクイタダキとそっくりの鳴き声が樹の幹からきこえます。

樹の幹にはキバシリの姿を見つけましたよ。

素早く木の幹を走るように素早く移動している姿は、本当に名前の通りでしたよ。

樹皮の隙間に身を潜めている昆虫やクモを食べています。

上手に隠れる虫たちも、鳥たちはちゃんと見つけて食べてしまうんですね。

ハシブトガラの「チヨチヨチヨ」というさえずりも聞こえていました。

キツツキのドラミングも聞こえ始めています。

春が近いのを感じますね。

園内は雪が積もっています。長靴と防寒着で散策をお楽しみください。

冬芽の展示

木の枝の芽から葉が開き始めている

管理事務所内で展示中の冬芽が部屋の暖かさの影響で開いてきましたよ。

まだ固く閉じたもの、ほころび始めたもの、蕾を持ったもの、いろいろな状態の冬芽が観察できますよ。

冬芽の観察が楽しい季節です。

樹木の種類を当てることが出来るようになると散策ももっと楽しくなりますよ。