今日の西岡公園は晴れ間が広がり、カラ類の鳴き声が聞こえています。
今日は風がなく、池が水鏡になっています。
ツユクサの青い花や
エゾトリカブトの花
ゴマナの白い花も満開です。
ミヤマガマズミ果実
ホオノキの果実
アクシバの果実は豊作です。
秋になると姿を見せてくれるのは「メノコツチハンミョウ」です。
これはメスです。
もりもりと草を食べています。
これから卵をたくさん産むのでしょうか。
草食のおとなしい昆虫ですが、触ると毒を出すので気をつけてくださいね。
園路にはオニグルミの黄色い紅葉がありました。
葉は、奇数羽状複葉といって、このひとかたまりで、一枚の葉ですよ。
西岡公園で見ることの出来る、ヤチダモや、ナナカマドも、同じく葉軸の左右に小葉をつけるような配列なので、奇数羽状複葉です。
果実はエゾリスが喜んで運んでいく姿を見かけましたよ。
ハリギリの人の顔くらいの、大きな黄色い葉もありましたよ。
少しずつ、落葉、紅葉が始まったようです。
クルマバソウのひっつきむし。
ポンポン丸くて可愛らしいです。
ノブキのひっつきむし
これはべたべたしてくっつくタイプです。
ウマノミツバも果皮にフック状の刺が密生して「ひっつき虫」になりますよ。
「ひっつきむし」は、果実・種子が鳥、獣や人のからだに付着して運ばれる「動物付着散布」という方法で散布する植物のタネですよ。
西岡公園の管理事務所では「ひっつきむしを探してみよう」の展示をしています。
散策の後に、服に付いたひっつきむしが、何の植物のものなのか、正体が分かりますよ。
詳しくはこちらからもどうぞ。↓↓↓
9月21日の園内 – 西岡公園 (sapporo-park.or.jp)
ノシメトンボが止まっていましたよ。
他にもアキアカネ、マユタテアカネ、ルリボシヤンマなどが飛んでいました。
地面に、直径1cmにも満たない小さなキノコが生えていました。
白くてプルしていましたよ。
今年もヒグマのニュースをよく見ますね。
管理事務所ではヒグマの展示を始めました。
ヒグマは固定したなわばりをもたず、重なり合った個々の行動圏を持っているそうです。
メスよりもオスの方が広いそうです。
日本の陸上では一番の大型獣です。
頭も良く、とても素敵な生き物ですが、人との不幸な出会いをせずに、お互いに穏やかに過ごせるのが一番ですね。
西岡公園にお越しの際には、管理事務所の展示室もお楽しみください。
ハチやウルシ、ダニ等の対策のため肌を出さない装いと、歩きなれた靴で散策をお楽しみください。
園内の花や山菜、動植物の採集と傷つける行為は禁止されております。
皆さまのお越しをお待ちしております。