9月27日の園内

自然情報

今日の西岡公園は晴れ間が広がり、カラ類の鳴き声が聞こえています。

水鏡になって空の雲が映った青い池

今日は風がなく、池が水鏡になっています。

ツユクサの青い花

ツユクサの青い花や

エゾトリカブトの紫色の花

エゾトリカブトの花

ゴマナの白い花

ゴマナの白い花も満開です。

ミヤマガマズミの赤い果実

ミヤマガマズミ果実

ホオノキの赤い果実

ホオノキの果実

アクシバの赤い果実

アクシバの果実は豊作です。

青光りする昆虫

秋になると姿を見せてくれるのは「メノコツチハンミョウ」です。

これはメスです。

もりもりと草を食べています。

これから卵をたくさん産むのでしょうか。

草食のおとなしい昆虫ですが、触ると毒を出すので気をつけてくださいね。

オニグルミの黄色い紅葉

園路にはオニグルミの黄色い紅葉がありました。

葉は、奇数羽状複葉といって、このひとかたまりで、一枚の葉ですよ。

西岡公園で見ることの出来る、ヤチダモや、ナナカマドも、同じく葉軸の左右に小葉をつけるような配列なので、奇数羽状複葉です。

果実はエゾリスが喜んで運んでいく姿を見かけましたよ。

ハリギリの黄色い葉

ハリギリの人の顔くらいの、大きな黄色い葉もありましたよ。

少しずつ、落葉、紅葉が始まったようです。

クルマバソウの棘のたくさんついた果実

クルマバソウのひっつきむし。

ポンポン丸くて可愛らしいです。

ノブキの混棒状の果実にべたべたする突起が付いた様子

ノブキのひっつきむし

これはべたべたしてくっつくタイプです。

服の繊維に引っ掛かったひっつきむし

ウマノミツバも果皮にフック状の刺が密生して「ひっつき虫」になりますよ。

「ひっつきむし」は、果実・種子が鳥、獣や人のからだに付着して運ばれる「動物付着散布」という方法で散布する植物のタネですよ。

西岡公園の管理事務所では「ひっつきむしを探してみよう」の展示をしています。

散策の後に、服に付いたひっつきむしが、何の植物のものなのか、正体が分かりますよ。

詳しくはこちらからもどうぞ。↓↓↓

9月21日の園内 – 西岡公園 (sapporo-park.or.jp)

翅の先が褐色のトンボ

ノシメトンボが止まっていましたよ。

他にもアキアカネ、マユタテアカネ、ルリボシヤンマなどが飛んでいました。

白い小さい茶碗のような形のキノコ

地面に、直径1cmにも満たない小さなキノコが生えていました。

白くてプルしていましたよ。

ヒグマの展示

ヒグマの展示物の様子

今年もヒグマのニュースをよく見ますね。

管理事務所ではヒグマの展示を始めました。

ヒグマは固定したなわばりをもたず、重なり合った個々の行動圏を持っているそうです。

メスよりもオスの方が広いそうです。

日本の陸上では一番の大型獣です。

頭も良く、とても素敵な生き物ですが、人との不幸な出会いをせずに、お互いに穏やかに過ごせるのが一番ですね。

 

西岡公園にお越しの際には、管理事務所の展示室もお楽しみください。

ハチやウルシ、ダニ等の対策のため肌を出さない装いと、歩きなれた靴で散策をお楽しみください。

園内の花や山菜、動植物の採集と傷つける行為は禁止されております。

皆さまのお越しをお待ちしております。