昨日とは打って変わっての曇天。しかも朝のうちはみぞれ交じりの雪も降っていました。お昼頃に少し日が差しましたが、気温は思っていた以上に上がらなかったようです。
ミズバショウは日に日に白い苞が膨らんでいるようです。場所によって生育に差がありますが、高さが10cmにも満たない株でも白い苞が確認できます。
西側散策路の日の当たる斜面では、ナニワズの黄色い蕾やフッキソウの蕾も確認出来ました。
雪解け後によく見かけるフキノトウですが、雄株と雌株があり見分け方をレクチャーして頂きました。皆さんでじっくり観察、こんな可愛らしい花を咲かせていることに驚かされますね。
高さが2cmほどのフデリンドウも見つけました!5月中旬頃に青紫色の花を咲かせますが、うっかり見逃してしまうほど小さな花です。
他にはいくつかの冬芽を観察。
こちらは葉痕がまるで何かの動物の顔に見えるオニグルミの冬芽。
木道からはヤナギの冬芽を観察。フサフサの綿毛に包まれ、キラキラと輝いています。
他にもクマゲラの食痕を観察。地面から高さ1mほどの位置にあるので、指でその深さを確認することも出来ます。
まだまだ開花している花が少ない園内ですが、この時期に見られるものはたくさんあります。うっかり見逃してしまうことも園内に詳しいボランティアガイドさんや西岡公園に通われている皆さんと一緒に回ると新たな発見もいっぱいです。
足元の状態も悪く、気温が低いと外出も億劫になっていましますが、ぜひおさんぽガイドに参加して西岡公園を散策しませんか?次回は4月12日(金曜日)13時からとなります。皆さまのご参加お待ちしております。