【中島公園】桜情報

ゴールデンウィーク最終日、青空の下、冷たい風が吹く日曜日となりました。園内の桜開花もひと段落。今は、遅咲きの桜と、八重桜がちょうど見頃を迎えています。

公園内には主に5種類の桜が植えられていますが、最後を飾る「八重桜」です。天文台北側に並んでいる八重桜は、8分咲きといったところでしょうか。

鮮やかな桃色の花びらが幾重にも重なり零れんばかりです。枝先に、たわわに付く花の重みで枝もしなやかに曲がっています。

おおむね散ってしまった桜並木の中、文学館入口横の1本の桜が、今見頃を迎え、ひと際、目をひいています。

同じ木の種類でも、植栽されている場所や、個体によって開花の時期にも若干の違いがあるようです。藤棚南側にあるソメイヨシノは、ほとんどのソメイヨシノが葉桜となった今現在、水面の上できれいに咲いています。

満開時には桜を囲んで、写真撮影する多くの人で賑やかだった日本庭園も、今日は幾分、静かな様子です。
散り惜しむかのように、可憐な花が枝先に咲き残っています。

中島体育センター裏のエゾヤマ桜は、すっかり葉桜となり、花びらもどこかに舞い散ってしまいました。

桜からバトンを繋ぐかのように、ライラックが咲き始めました。公園内、次は白色や赤紫色の花が目を楽しませてくれるでしょう。

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