毎週お送りしている旭山記念公園野鳥情報です。
2017年8月26日(土)、この1週間の野鳥の動きをまとめました。
なお、この野鳥情報は、旭山記念公園で野鳥観察を続けておられる方からご提供を受けたものも含まれています。
◎夏鳥情報
・コサメビタキ
「遊具広場」付近の森から第1駐車場の辺りと「栗の木デッキ」周辺でまだよく見られます。
・キビタキ
今週は声や姿を確認できませんでした。
・オオルリ
「つり橋」から「風の丘」辺りで幼鳥を見たとの情報がありました。
・クロツグミ
「つり橋」下流部などで地鳴きがよく聞かれます。
・センダイムシクイ
本日8月26日園内で声を確認しましたが、囀りはほとんどしなくなりました。
・ホオジロ
火曜日の「生き物たち」の記事でも触れましたが、展望台周辺で幼鳥とその父と思われる成鳥が観察されました。
この辺りでは比較的よく姿が見られます。
・アオジ
「ポートランドの森」付近で今週も地鳴きをよく聞き、姿も時折見られました。
・ウグイス
今週は「ポートランドの森」付近で何度か地鳴きの声を聞いただけでした。
・ヤブサメ
「栗の木デッキ」から「風の丘」にかけての辺りをはじめ園内の笹が多い場所で「キュッ」という地鳴きがよく聞かれます。
・メジロ
「キューッ」「キュキュ」という地鳴きとたまに「ピーチリチリ」という囀りが聞かれます。
メジロは鳴き声が特徴的なので声で気づくことがよくあります。
・カワラヒワ
展望台周辺でよく見られます。
・キセキレイ
「第2駐車場」周辺から道路にかけての辺りで姿が比較的よく見られます。
・アオバト
鳴き声が時々聞こえてくる程度になりました。
・キジバト
公園の道路沿いの辺りや公園外から声がよく聞こえてきます。
※ツツドリ
そろそろ林内の低い位置などで姿がよく見られる時期になり、時々幼鳥も見られます。
木の枝にとまり、低く飛んで逃げるのが特徴ですが、人に気づくとすぐに逃げるのでとまっているところをじっくりと観察する機会はあまり多くないかもしれません。
◎留鳥
・クマゲラ
今週は声を何度か聞いた程度で「森の家」の近くでは見られませんでした。
・アカゲラ
「森の家」周りで比較的よく見られます。
・コゲラ
「森の家」の周りでよく見られます。
・シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ
混群で行動する姿が見られますが、それぞれの種だけの群れで見られることも多くなりました。
・ヒガラ
まだ時々囀りをしています。
・ゴジュウカラ
「森の家」から「風の丘」にかけてで比較的よく見られます。
◎シマエナガ情報
エナガ(亜種シマエナガ)は今週も「栗の木デッキ」から「つり橋」にかけての辺りで見られました。
昨日と今日(8月25日-26日)確認された鳥 計20種
ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、
アオジ、メジロ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、
ヤマガラ、ヒガラ、コサメビタキ、センダイムシクイ、ウグイス、
ヤブサメ、ヒヨドリ、アカゲラ、コゲラ、キジバト
今週は新たに撮影できた鳥の写真を用意できなかったので、ちょうど1年前の8月26日に撮影したコゲラの写真を使わせていただきます。
来週のこの記事はもう9月になります。
早い年ではそろそろカケス(亜種ミヤマカケス)が山から降りてきますが、今年はどうでしょうか。
旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られるよう願っております。