本日、2016年7月18日(月・祝)、旭山記念公園で見られた動植物です。
一部、昨日撮影した写真を使っています。
◎花と実編
オオウバユリ (ユリ科)
先週後半から咲き始めていますが、花期が短く、見頃は次の土日辺りまでになりそうです。
つり橋左岸の斜面に特に多く出ています。
ウツボグサ (シソ科)
先月中旬から咲いていますが、旭山ではちらほらとある程度、しかし8月中旬まで見られます。
イチヤクソウ (ツツジ科)
何カ所か見つけました、そろそろ花も終わります。
アキカラマツ (キンポウゲ科)
「風の丘」から下に回り込んだ道沿いに毎年1カ所だけ出てきます。
シナノキ (アオイ科)
木の花も咲いています。
近づくと芳香剤のような香りが漂ってきます。
ハエドクソウ (ハエドクソウ科)
林内の園路沿いに多く見られます。
コウゾリナ (キク科)
1m以上ある背の高い菊の仲間、明るい園路沿いに目立ちます。
ダイコンソウ (バラ科)
少し前までのオオダイコンソウから入れ替わって今たくさん咲いています。
キンミズヒキ (バラ科)
「キング・オヴ・ひっつき」、花が咲き始めました。
エゾニワトコ(スイカズラ科)
実が赤くなってきましたが、今年は豊作のよう例年より多く見かけます。
◎昆虫編
ノシメトンボを今年初めて確認しました。
本格的な夏ですね。
樹液が出ているハルニレの木にクワガタが来ていました。
上はミヤマクワガタ♀、真ん中がコクワガタ♂、下が♀で、コクワガタはつがいのようでした。
◎鳥編
メジロが群れでヤマグワの実を食べに来ていました。
今の時期メジロはヤマグワによく来ており、ヤマグワの木は低いため近くで観察するチャンスです。
「森の家」近くにハヤブサが飛んできました。
ハヤブサは旭山では年に数回見られるくらいですが、3年ほど前よりは見られる機会が増えているように感じています。
「森の家」の横にホオジロが来ていました。
こちらは雄の個体、近くの地面で雌が餌を探すのを見守っていました。
子育ての最中で餌を集めていたのでしょう。
旭山は花も動物も夏の装いに変わってきました。
※7月22日(金)「ウッドカトラリー」、7月31日(日)「蝶」、イベントそれぞれ受け付けております。
詳細はそれぞれの記事をご覧の上、参加ご希望の方は「森の家」までご連絡ください。