旭山記念公園では、マイヅルソウが見頃を迎えています。
第1駐車場から「森の家」に向かう道沿いに何カ所かの他、つり橋付近、「学びの森」など園内随所に小群落が見られます。
道の脇のものは近寄ってじっくりと観察することができます。
外来種セイヨウタンポポではないエゾタンポポが今年も咲きました。
「風の丘」近くに毎年少しだけ咲きます。
花の下にある逆円錐形の緑色の部分、「総苞片」が下向きに反り返っていないのが見分けのポイントです。
マムシグサ(コウライテンナンショウ)も咲き始めました。
「学びの森」の中や林縁の日陰にちらほらと出ています。
ルイヨウショウマも咲きました。
園内では「学びの森」にあります。
タチツボスミレも今がいちばん花が多い時期です。
「ポートランドの森」の散策路沿いに割と多く出ています。
こちらはオオタチツボスミレ。
花の後ろの「距」が白いのが特徴、タチツボスミレは「距」が紫です。
オオタチツボスミレは少ないですが、一昨年くらいまではタチツボスミレより多いという印象でした。
花の世界で何が起こっているのでしょう。
花が白いツボスミレも咲き始めましたが、今日は撮影するのを忘れました・・・次回の記事で写真を上げたいと思います。
ヤマグワの花も咲いています。
雌雄異株、これは雄花、残念ながら夏に実はなりません。
「学びの森」ではエゾノウワミズザクラが満開です。
木は水路沿いの右岸=北側にあり、今は花がたくさんついていて目立ちます。
満開のエゾノコリンゴにハナムグリが来ていました。
明日明後日は真夏日になるとの予報が出ています。
公園散策の際には熱中症対策の上じゅうぶんにお気をつけください。
「森の家」は断熱効果が高いため、中に入ると涼しいですよ。